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    ものみの塔 1968 | 9月1日
    • 来週はおろか,明日どうなるか確かにわかる人はひとりもいません。―箴言 27:1。

      夫婦も互いをあたりまえと考える自己満足の気持ちに陥らないように気をつける必要があります。一生の伴侶に対して,ちょっとした思いやりを示す無数の機会をとらえてください。配偶者のために計画した善をすることを延ばす習慣をつけてはなりません。ある夫は2人の子供を残して妻に突然に死なれました。その人は,妻を当然のものと考えていたと述懐し,今になってみると,自分にとって妻がどんなに大切なものであり,また妻がどんなに夫につくしたかを妻に語れないことを残念がりました。わたしたちはこうした経験から教訓を学ぶことができます。生命ははかないものであるゆえに,わたしたちは心に決めたことをいま行なうべきです。それを延ばすべきではありません。

      計画したことを延期しないようにするには,自分の気持ちを表わすのに何か特別なことをしなければならないという考えに束縛されないことです。これは親切な気持ちを表わすのを延ばす原因となります。特別なことをしようとする計画が,かえって目的の実現を妨げるかもしれません。どうしてですか。簡単にできる小さなこともなかなかはたさず,しかも遠大な計画のほうも延期するからです。

      今日,後悔の気持ちで悩まされている人が大ぜいいます。その中には持っていたものを失って,はじめてその価値を認識した人がいます。またせっかく良いことを考えながら延期しているうちに肝心の相手に死なれてしまった人もいます。そしてしようと思えばできたのに実行しなかったことを悔いて心を悩ませます。過ぎたことは今さらどうにもできませんが,このような人は経験から学べます。ふたたびくり返さないことを決意して,改めることができます。遂に実現しなかった過去のことで悩むよりも,いま生きている愛する者に善を行なう機会を積極的にとらえることができます。この教訓はわたしたちすべてにあてはまります。わたしたちは計画した善を,機会のあるいま行なうべきです。確かに復活の希望はあります。しかしその時まで待つ必要はありません。

      ある少女は賢明にも自分の気高い願いをすぐに実行し,両親に次のように書き送りました。「お父さんとお母さんへ。昨日の『ものみの塔』研究は良いものでした。わたしは子供のころを思い出し,エホバの薫陶とこらしめによって育ててくださった,すばらしい両親を持ったことに対し,エホバに感謝しました。お父さん,お母さん,どうもありがとう。わたしは成長するにつれて,そのことをますますありがたく思うようになりました」。両親は喜んだに違いありません。両親の苦労に対する深い感謝の念を言い表わすのは,賢明であり,愛のあることです。両親の愛,無私の働き,自己犠牲に対する感謝の気持ちを,いま表わしてください。

      わたしたち自身の益のためのみならず,自尊心のためにも,物事とくに有益な善をすることを延ばす傾向に打ち勝つことが必要です。神のことばの述べることを心にとめるならば,励みを得ます。「あなたの手に善をなす力があるならば,これをなすべき人になすことをさし控えてはならない」。(箴言 3:27)だれかに何か親切なことをしてあげようと心に決めましたか。延ばさないで今それをしてください。

  • 骨も造られた
    ものみの塔 1968 | 9月1日
    • 骨も造られた

      ● エホバは,ご自分の創造物について論じられた時,ヨブの注意をカバに向けさせ,その骨は「鉄の棒」のごとく,「銅の管」のごとしと述べられた。(ヨブ 40:18)同様に驚嘆すべきものとして,人間の耳の微小なあぶみ骨がある。その長さはわずか2.6~3.4ミリで,重量は2.0~4.3ミリグラムしかない。カバのどっしりしたあしの骨を創造された神は,人間の耳の小さなあぶみ骨をも造られた。

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