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永遠の讃美を新しい世の主権者に捧げなさいものみの塔 1954 | 2月15日
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44 若しすべての人もまたヱホバの聖名を永遠にほめ称えるということを,私達が欲するならば,私達は何をしなくてはなりませんか? そしてどのように?
44 しかし,すべての人も又世々かぎりなく永遠に彼の聖名をほめるためには,私達はただ伝道しなければなりません。それは,その皮膚の色が何であろうと,またその人種が何であろうと,すべての人,あらゆる種類の人々に彼の聖名を知らせるためであります。すべての人が彼の聖名を知るようにと私達が願い,祈るといつても,神御自身がこれをするよう,私達は待つては居りません。私達自身の中に,神の与えた力があり,そして今では,他の人々に神を讃美する他の多くの手段があります。私達の願いと祈りに調和して,すべてのものと一致させて用いましよう。今,すべての種類の人々をして,私達の神の聖名を,ほめたたえさせましよう。
45 ハルマゲドンは,ヱホバの聖名をほめ称えることを何故妨害しませんか? そして詩篇記者のどんな霊感された願いを,私達は認識するよう決心していますか?
45 想像して御覧なさい! それは,すべての人が,地上に於いて世々かぎりなく,彼の愛して居られる聖名をほめたたえる事の始まりを意味するのです,ハルマゲドンの戦いでさえも,彼等が彼の聖名をほめたたえる事を妨害しないでしよう,何故ならばただほめ讃える者のみがその戦いに無事に保護され通過するからです。それから,ハルマゲドン後の気持良い業を考えて御覧なさい。その業とは,単にハルマゲドン生存者の子供達だけではなく,復活するすべての者に,ヱホバの聖名を知らし,全地がヱホバに捧げられる頌美と讃美で鳴り轟くまで,彼等を励まして,聖名をほめ称える事に加わらせる業であります。何という祝福された将来なのでしよう! そのことを考えますと,現在とハルマゲドンの後に於いて,聖名に関しての詩篇記者の霊感された願いを認識するよう私達は決心して居りますか? 私達は神を愛して居りますので,強くハイと答えるでしよう。そして新しい世の社会として私達は次の言葉に表われた路を取ります。『われ日ごとに汝をほめ,世々かぎりなく聖名をほめたたえん。』― 詩 145:2。
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謙遜の衣服を身につけなさいものみの塔 1954 | 2月15日
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謙遜の衣服を身につけなさい
謙遜という慇懃な衣程,神の僕となるためのよいスタイルとか,より適正な衣とか言うものはありません。ヱホバを喜ばせるのにこれ程よい意匠はありません。謙遜という事は私達を気どらない,自然な,質素な人間にします。それは私達を慇懃な,上品な,寛大な,親切な人の型にします。そして外形的なこと,背の高さ,能力個性によつて魅せられない又惑わされたりすることがありません。神が私達を御覧になる時の様に,自分自身を見ることを助けます。『わが(ヱホバ)視る処は,人に異なり,人は外の貌を見,ヱホバは心をみるなり』― サムエル前 16:7。
謙遜とはすなおであることを意味します。すなおである事は柔順である事を意味し,柔順であることは神の意志を行うことを意味します。聖書に表明されている神の意志は,私達に謙遜であることを教えます。『あなた方が立帰つて,幼児のようにならなければ,決して天国には入れない。この幼児の様にすなおになる者は,天国にあつて最も偉いのである。』(マタイ 18:34,口語)『又,互に対する謙遜を衣としてまといなさい。というのは神が高ぶる者に反対し,謙遜な者に恵みを与えられるからである。だから,その時に高めて頂くため,神の力強い手の下にあつて,謙遜でありなさい』(ペテロ前 5:5,6口語)『ヱホバは高くましませども,卑きものをかえりみ給う。されど亦,おごれるものを遠きより知り給えり。』(詩 138:6)『人よ,彼さきに善事の何なるを汝に告げたり。ヱホバの汝に要め給う事は,只正義を行い,憐憫を愛し,謙遜りて汝の神と偕に歩む事ならずや。』ミカ 6:8。
謙遜は,神の前に,私達がへりくだつて歩む事を助けます。それは,私達が,傲慢な,独断的な誇りをもつた者にならない様に守ります。それは,個人の態度,着物の着方とか,生活の仕方とかいうものに自惚ることから守ります。それは,私達の能力や魅力という虚栄から避けさせます。そして,学校教育とか,卒業証書,名誉ある学位という身を滅ぼし,自己を得意にならせる結果より保護します。謙遜であるならば身分の卑い人の前でも私達は高ぶりません。また謙遜であるならば,地上の権力者の法廷に於ても,私達は赤面することはありません。謙遜
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