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  • 物価高にどのように対処できますか
    目ざめよ! 1975 | 7月22日
    • 一か月につき1.5%を意味しており,少なくとも一年で18%になることをご存じですか。これは生活費の高騰に打ち勝つための良い方法ではありません。

      あるテレビのコマーシャルが,さも寛大であるように見せかけて視聴者に5,000ドル(約150万円)を貸し付け,わずか16%の利息で30か月以内に返済すればよいと約束していたのを思い出します。しかし,その率で行けば,借りた人は7,000ドル(約210万円)も返さねばならないことにお気付きですか。できるだけクレジットで買わない方がより賢明ではありませんか。

      家族ぐるみで高物価に取組む

      高物価に対処する大切な方法は,この問題に対して家族がしっかりした心構えを持つことです。どのようにそれを成し遂げられますか。

      北アメリカにおける多くの家庭の場合と同様に,恐らくお宅でも子供は幾らかの報酬をもらって家のまわりの仕事をしていることでしょう。しかし家事の手伝いに対して報酬を与えねばならないでしょうか。そうするのは子供にとって一番益になることですか。若い人たちの中には家庭外で仕事を持っている人もいますが,子供たちがそのような仕事をする動機は何ですか。それは自分の物を買うために“自分自身”のお金を持ちたいということですか。こうした自己中心的な動機は家族全体にとってはほとんど益をもたらしません。子供も家族の福祉に貢献するようにと親は,しつこく言うべきだと考えるかもしれませんが,それは結局親子の関係を気まずくするに過ぎません。

      家族の成員がそれぞれ,長年保たれてきた聖書の次の原則に基づく態度を培う方がはるかに優れているのではありませんか。「おのおの自分の益ではなく,他の人の益を求めてゆきなさい」。(コリント第一 10:24)この原則に従うなら,親は子供たちが報酬を全くあきらめてしまうようにとは望みませんし,子供たちも報酬を全部自分のものにしたいとは願わないでしょう。家族の一人一人が,お互いの益のために共に働くとき,なんと益がもたらされることでしょう。そうすることは家族の生活をより一層親密なものにします。

      確かに今日の物価高に対処するのは,一種の挑戦となります。しかし,生活の仕方の点で幾らかの調整を加えることをいとわないならば,それは成功裏に対処できる問題です。―寄稿。

  • みつばちの“住宅難”
    目ざめよ! 1975 | 7月22日
    • みつばちの“住宅難”

      ● みつばちの巣が手狭になると,どんなことが起きるでしょうか。新しい住み家を探すために“せっ候”が送り出されます。せっ候は空箱や空洞になった木あるいは壁の中の穴などを見付けるかもしれません。すると,女王ばちと多くの“働き”ばちは,一種の飛行集団のような群れとなって巣を後にします。しかし中には,すでに古い巣に産みつけられている卵から,引き続きふ化するはちを世話するよう後に残される働きばちもおり,その中には新しい女王ばちもいます。ですから,集団の中から数匹のはちを送り出す代わりに,はちの家族の大半は古い巣から移動してしまいます。

      このような移動は養蜂家の計画を全くざ折させてしまうので,米国フロリダ州の一養蜂家はその問題を研究することにしました。その人は次のように書いています。「わたしはついに,“巣を離れる”瞬間が重要でないことに気づきました。その時,はちの移動を止めるにはすでに遅すぎます。むしろ,わたしの計画に,はちを従がわせることにしました。はちは巣が手狭になると巣別れのために女王ばちの周囲に群がります。そこでわたしはこう考えました。巣の中の中心的な存在である女王ばちを,どうして一つだけの巣部屋に入れておく必要があるだろうか。わたしは女王ばちに各々もう一つの巣部屋をあてがい,二つの巣部屋を持つ仕切りに入れることにしました。そこでわたしは,それぞれの女王ばちの仕切りに2階の間を取り付けました。

      「その計画は効を奏し,はちは留まりました! それでわたしは今やそれぞれの新しい集団が生まれる際の“産婆役”になったに過ぎません。適当な時期にわたしは巣分けをさせます。女王ばちの仕切りの二つの“巣部屋”の中には,女王ばちの巣穴と雄ばちの巣穴がいつも十分にあります。その中の最良の巣穴を選んで,わたしは次の巣を準備します」。

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