ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 「ヱホバに依り頼み,互に思いやりを持て」
    ものみの塔 1955 | 4月1日
    • ません。私たちめいめいはクリスチャンとしてあらゆる良い業に実を結ばねばならず,この実を結ぶときに神の正確な知識を増さねばなりません。献身した者がヱホバの制度内で進歩し,正しい種類の奉仕者にふさわしい資格を持つとは,なんというすばらしい特権でしよう。使徒パウロと同じように感じます。『あなた方を光にいる聖徒たちの相続に加わるのにふさわしくされた御父に感謝する。』(コロサイ 1:9-12,新世)他の者が進歩し,神と協力して自らをふさわしい僕とし,証として全世界に『ヱホバの御国を宣明する』この大いなる業に参加するのを見てパウロはうれしく感じました。―マタイ 24:14,新世。

      忠実を保つ

      15 『自分のごとく隣人を愛せ』という誡命は,今日実際にはどのように適用されていますか?

      15 新世社会の個々の成員として,私たち各人がお互いに関心を持たねばならぬということには疑いありません。『自分自身のように隣人を愛さねばならぬ』と言われたのは,イエスでした。(マタイ 22:39。ルカ 21:34-36,新世)新しい世で生命を得るために,自分自身にいつも注意を払わねばなりません。一人一人,自分自身の忠実に気をつけるべきです。ハルマゲドンの戦の際に,私たちの手をつかんでひきずり,新しい世に入れることのできる人は一人もいません。献身したヱホバのクリスチャン証者は,各自自立しなければなりません。(ヨエル 2:7,8。ピリピ 2:12,13)教えをかたく守らねばなりません。イエスの言葉のように,唯一つの真の神ヱホバと,その遣わされた方イエス.キリストを知ることこそ生命を意味するものです。あなたの生き残ることを保証するものに,智恵とヱホバの御目的を理解することは欠くことのできない一番必要なものです。しかし,自分一人ではやれないということを憶えて下さい。自分一人の研究をどれ程多くしようと,会衆と共に会い,そこであなたの希望を公やけに述べることは必要です。イエス御自身も,そうされました。(ヘブル 2:12。ヨハネ 13:15-17)イエスのように,あなたもそうすることにより,他人を愛と良き業にすすめ,この終りの日に兄弟と共に集まるのを怠らぬ者を励まします。このように受け,そして与える知識の故に,あなたは教えをしつかりと守つており,永遠の生命を確かにいただけるでしよう。

      16 「自分自身に絶えず注意を払う」とは,霊の思を持つ人にとつて何を意味しますか?

      16 パウロは若いテモテを愛し,数通の手紙の中で多くの諭しの言葉を述べました。ある時,長い手紙を書き,それを纏めて『これらの事を良く考え,それらを熱心に励みなさい。そうすれば,あなたの進歩はすべての人にあきらかとなる。自分自身と自分の教えに絶えず注意を払いなさい。』と言いました。(テモテ前 4:15,16,新世)これから明白に分るように,どのクリスチャンもヱホバの制度内で進歩し,その進歩を制度内のすべての人に示すのを恥じてはなりません。あなたが尊敬の態度で語つて,自分の考えを述べ,ますます円熟して霊の思を持つようになつたと他人が気づけば,みなの心はよろこび,同じ道に従おうと励ますものです。研究すること,および集まつた兄弟の聞くところで,考えを伝えることから,あなたの得る益をみなが見るからです。また,あなたは自分自身に絶えず注意を払い,すべての集会に出席し,そして自分一人の区域でも,または奉仕の際に兄弟たちと共に野外奉仕に出かけていると,みなは見ます。あなたは進歩して,開拓者奉仕に入り,多分ついにはギレアデの学校に行き,それから外国宣教の仕事をするか,または巡回の僕の業をする点にまで達しているとみなは見るかもしれません。なにもそれは,他の者よりも良くなろうと努めるのではなく,ただいままでの自分よりも良くなろうと努めることです。それは,ヱホバ神に奉仕しようと自らを献身する各人に,ヱホバ神の置かれる大きな責任,つまり成長し,増すという責任を悟るからです。あなたは自分自身に絶えず注意を払つています。そしていまや自分の教えにも絶えず注意を払つていると確めたく願います。

      17,18 纏めてみるときに,忠実を保ち,恐れなくヱホバに献身するため,なにが必要ですか?

      17 忠実を保つためには,会衆と共に会い,共に交り,そして兄弟のあいだで自分の考えを述べるのは本当に大切なことです。それで,私たちの教えや,家から家の証言および聖書研究で語ることは正しいといつも確信できます。集会の出席によつて,信仰にいるかどうかをいつも験し,自分たちがいつたいどのような者であるかを証明し,表明します。そのような行の結果はすばらしく,つねによろこびをもたらし,私たちの心をたのしませます。パウロはこうつけ加えています。『これらのことを努めなさい。これをすることによつて,自分自身を救うのみならず,あなたの言葉を聴く人をも救うであろう。』(テモテ前 4:16,新世)確かに,知識を取り,教をかたく守り,神のすべての言葉を信ずることにより,自分を救うことができます。あなたの希望を公けにしつかりと述べ続けることによつて,会衆であなたの言葉を聴く人は援助をうけ,また古い全世界を旅行し,御国の良いたよりを伝道するとき,あなたの言葉を聞く人々も援助をうけます。

      18 たしかにヱホバの証者は,現在すばらしい地位におります。ヱホバの証者は,古い世に起きている出来事を恐れず,すべての国をなやまし当惑させる厚い暗やみや,取巻く暗黒に心を乱しません。戦争や,戦争のうわさにも恐れません。その理由は,ヱホバの証者には希望があるからです。ヱホバの証者は,その成行を知つています。神の御言葉を読み,そして又学んだため,全く不平がなく,満足しており,確信を持つています。それで,公けに述べる私たちの希望をしつかりと持ち,詩篇記者の述べている人のようになろうではありませんか『悪しき音信を恐れず,その心ヱホバに依り頼みてかたし。』― 詩 112:7,ア標。

  • 彼らは恐れず
    ものみの塔 1955 | 4月1日
    • 彼らは恐れず

      1 ヱホバの証者の中で,恐れからの自由は何の結果を生じますか

      ヱホバの証者は,生ける神ヱホバに全く確信しています。彼らはヱホバの指示を見,その奉仕をどのように援助しておられるかを,悟つています。彼らはヱホバの聖霊または活動力の支持をうけていると深く悟ります。ヱホバの制度の一致の強さを見,また互いに結合し御目的をなし行うのに非常によろこびます。ヱホバはともに居られると知る故に,ヱホバの証者は恐れていません。詩篇記者はこう言つています。『ヱホバはわが光,わが救なり。われ誰をか恐れん。ヱホバはわが生命のちからなり。わが恐るべきものは誰ぞや。われの敵われの仇なる悪しきもの襲いきたりてわが肉を食わんとせしが蹶きかつ仆れたり。たといいくさびと営をつらねて我を攻むるともわが心おそれじ。たとい戦闘おこりて我を攻むるとも我になすたのみあり。われ一つの事をヱホバに請えり我これをもとむ。われヱホバの美しきを仰ぎ,その宮をみんがために,わが世にあらん限りはヱホバの家に住まんとこそ願うなれ。』(詩 27:1-4)どのヱホバの証者もみな,ヱホバの家に永遠に住もうと願い,またヱホバの僕として自らを献身し,自分たちに関するヱホバの御意を十分に認めています。外部の影響にもかかわらず,ヱホバは何をするよう自分たちに求めておられたかを知つています。ヱホバと彼の御目的の知識をさらに取るのは正しい事であつて,永遠の生命の道であると知つており,またヱホバの奉仕のために生きるのを願うと知つて,彼らは他の何者をも決して恐れません。『誰を恐れようか?』と,彼らは問います。もし,人を恐れるならば,人の罠に落ちます。悪しき者や,降りかかる害を恐れるならば,罠に落ちます。しかし,ヱホバの側とその制度内にしつかりととどまり,ヱホバの民の会衆と密接にしていると,その敵が蹶き倒れ,そしてついには,いまごく近く迫つたハルマゲドンの戦争で永久に消え失せるのを見続けるでしよう。

      2 ヱホバの証者の活動は共産主義の制度化された反対でどのように影響をうけますか?

      2 いま『鉄のカーテン』の後ろでされているように,共産主義の全制度が地球全域に亙つてヱホバの民に敵対しようと,ヱホバの証者の心は恐れません。1954年度の報告の示すように『鉄のカーテン』の後ろにいて恐れを持たぬ者たちは,ヱホバ神への奉仕を止めていません。いまでもヱホバに従う奴隷であつて,共産主義ならぬ,ヱホバの御国を伝道します。たとえ彼らに不利の戦争が起きようと彼らはヱホバ神の保護を確信しています。

      3 ヱホバの証者の振舞に,どんな願と決心はその基礎となつていますか?

      3 ヱホバ神の真の証者は,毎日毎日,自分一人の時でも会衆と共の時でも,ヱホバの御言葉を研究し,つねに天にいる御父を求めて崇拝をささげ,毎日御父をほめ讃えたく願います。それはただ願うだけではなく,行います。そのことは,過去長年のあいだ,特に『ものみの塔』協会の1954年度の奉仕年度中ヱホバの証者のして来たところです。ヱホバの証者は悪魔の制度のこの世の政府の保護を求めて走らず,そこに安全を求めてはいません。偽りの宗教的な羊飼及び,高位と権勢を持つ政治的な羊飼,および強力な商業制度を有するこれらの政府は,人間に生命を与えることができません。ヱホバの証者はそのことを知つており,また神の御言葉を注意深く研究したために,生命は宇宙の最高支配者とその御子

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする