ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 大洪水に至るまでの,パラダイスの外における人間の生活
    人間の益のために今や勝ち誇る,神の「とこしえの目的」
    • たでしょう。明らかに悪魔サタンは,それら子孫がそうし得ないことを天と地の全被造物の前で証明しようと努めました。彼はその点を大洪水の前でも証明しましたか。この問題に関する神の見解を明らかにしている聖書の記録は,少なくとも三人の男子,すなわちアベル,エノクそしてノアが忠誠を保ったことを示しています。

      42,43 (イ)アベル,エノクそしてノアの事例は,どんな証拠を打ち立てるものとなりましたか。(ロ)さらに多くの証拠を提供するという点で,エホバの先見はいかに正確でしたか。

      42 神を恐れる,それら三人の忠実な人たちは,創造者エホバの宇宙主権を擁護しました。全能の神は,悪魔サタンからの誘惑や圧力を受けてもエホバに対する忠誠を守る人間を地上に,それもパラダイスの環境のなかにさえ置くことはできない,と悪魔サタンは主張しましたが,その点で悪魔サタンが厚かましいうそつきであることを,彼らは証明しました。アベル,エノクそしてノアの事例は,罪深いアダムとエバの子孫である人類を創造者なる神が引き続き地上に存続させたのは正しかったことを証明しています。地上の人間がパラダイスの外で生き続けてゆくにつれ,アベル,エノクそしてノアに加えて,人類の種々の階層から,女子のほかに他の男子が確かに現われて,神に対する悪魔のうそや中傷の偽りを示す,さらに多くの証拠を積み上げることになったのです。

      43 エホバの先見は正確ですから,その目的は必ず遂げられます。エデンの園で,大いなるへびの面前で発表された,メシアにかかわるエホバの目的は,神の最初の目的を補強し,その成就を確かなものにしました。世界的な規模の大洪水で非常なまでに強力に証明された,地に対する神の宇宙主権は,人類に対するその効力を決して喪失するものではありません。

  • 「胤」を生み出す人間の家系をたどる
    人間の益のために今や勝ち誇る,神の「とこしえの目的」
    • 7章

      「胤」を生み出す人間の家系をたどる

      1 アベル,エノクそしてノアの事例はどうして悪魔サタンに,「胤」を滅ぼそうとするその企てをいっそう必死に追求させるものとなりましたか。

      神の「とこしえの目的」の核心をなすのは,神の「女」の生み出す「胤」です。エデンの園でサタンと神との間で始まった抗争は,この神秘的な「胤」をめぐるものでした。それもそのはずで,その「胤」はやがて産み出されて,大いなるへびの頭を砕くことになっていましたし,悪魔サタンは,その「頭」が自分のそれを意味することを知っていたのです。(創世 3:15,新)サタンは,きたるべき「胤」に忠誠を破らせ,神の目的にそぐわない者にしてしまおうと決心しました。大洪水の際,サタンと神との間の抗争の第一回目は終わりましたが,サタンの形勢は不利になりました。彼は最初の男と女に忠誠をそこなわせるようたくらみましたが,その子孫である少なくとも三人の男子には忠誠をくじかせることに失敗しました。アベル,エノクそしてノアは,自信に満ちたサタンの立場を弱めさせ,「胤」を滅ぼそうとするその企てをいっそう必死に追求させることになりました。

      2 大洪水後,ノアが人類の生活をどのようにスタートさせたことを今日の人類は感謝すべきですか。どうしてですか。

      2 大洪水が終わった後の,次の六百五十八年間は,神の「女」の「胤」に関する詳細が大いに明らかにされる時期となりました。大洪水後,今日に至るまで全人類は,大洪水を切り抜けた箱船の建造者ノアに始まるその家系をたどれるようになりました。それで人類の世は今や,正しくスタートしました。それはノアが「真の神とともに歩んだ」からです。(創世 6:9,新)彼は遺伝的には不完全でしたが,倫理的には,神の前に非の打ち所も,とがめられる所もありませんでした。その子孫であるわたしたちは,このことをなんと感謝すべきでしょう。箱船を出てアララテ山上に降り立ったノアは直ちに人々の先頭に立って,人類の守護者であるエホバ神の崇拝を行ないました。

      「ノアはエホバのために祭壇を築き,すべての清い獣と,すべての清い飛ぶ生き物のうちから幾つかを取って,祭壇の上で全焼のささげ物をささげ始めた。そして,

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする