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    神権宣教学校案内書
    • だけ実際的に明らかにする必要があります。主題をはっきり述べるのでなければ,場合によっては,かぎとなる,もしくは主題を成すことばを紹介のことばの中で用いることができます。そうすれば,聴衆は,あなたの話の題が示唆するかもしれない,本題の何か他の面が取り扱われるものとは期待しないでしょう。

      10 話はすべて全体として統一されていなければならず,始めと終わりとで話すことが違っていてはなりません。そのうえ,紹介のことばは主題に適したものであるとともに,関心を起こさせるという点でも,同様に適切なものでなければなりません。言いかえれば,単に話の始めをおもしろくしようとして主題を犠牲にすべきではありません。話の目的が資料の選択を左右するものであるべきであり,その資料は話の本論に合ったもので,本論と密接に結びつくものでなければなりません。

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      11-14. 紹介のことばが適当な長さかどうかは,どうすれば判断できますか。

      11 適当な長さ。紹介のことばはどれくらいの長さのものであるべきですか。あらゆる情況にあてはまる明確な答えはありません。紹介のことばの長さは,論題そのものに与えられている時間,話の目的,関係している聴衆その他同様の要件によって左右されます。

      12 事実,話を聴く際,紹介のことばと本論は続いているので,普通,その区切りを明確に定めるのは困難でしょう。あなたの「話の助言」の用紙上のこの特質を取り扱う際,助言者にとってむずかしいのはこの点です。研究生はすべて自分の話の中でなんらかの紹介のことばを用いますが,助言者が関心を持っているのは次の点です。紹介のことばはあまりだらだらしていて詳しすぎ,また長すぎるため,主要な論議が述べられないうちに,聴衆はそわそわしているだろうか。

      13 紹介のことばは,関心を起こさせるという特質を犠牲にすることなく,一定の秩序だった考えの脈絡に沿い,本論に向かって急速に進展してゆくべきもので,切れ目のない,まとまったものでなければなりません。それには周到な考慮が必要です。なぜなら,出発点が本題から隔たりすぎていると,詳細な長い説明が必要になるので,紹介のことばを訂正して新たな出発点を見つけるのが最善の策となりかねないからです。

      14 紹介のことばと話の本論との間に明確な区切りをつけにくいなら,あなたの紹介のことばはまず適当な長さと考えられます。そうであれば,あなたは聴衆を上手に資料の論議に導き入れ,聴衆は実際のところ,それとは気づかぬうちに論議に聴き入っているということになるでしょう。一方,いつ論点に触れるのだろうかと聴衆がいぶかっているのであれば,あなたの紹介のことばは確かに長すぎると言わねばなりません。これはしばしば戸別訪問の際の話の弱点となっています。戸別訪問ではしばしば,家ごとに紹介のことばの長さを変える必要があるのです。

      15,16. 討論形式の話の場合,その一部を成す話の紹介のことばは,どれほどの長さのものであるべきですか。

      15 プログラムに予定された唯一の話,もしくは研究生の話をする場合,紹介のことばは他の場合よりも多少長くなるかもしれません。しかし,討論形式の話の一部,あるいは奉仕会の一部を担当する場合,紹介のことばは要点をついた短いもので良いのです。なぜなら,それはすでに紹介された,一貫したプログラムの一部を成すものだからです。長々しいこみいった紹介のことばは,多くの時間をいたずらに浪費するものとなります。話そうとしている考えを伝えるのは,話の本論なのです。

      16 要約すれば,紹介のことばは,接触を確保し,関心を起こさせ,自分が論じようとしている論題に話を導くためのことばにほかなりません。実行できる範囲内でできるだけ手早くこのことを行ない,次いで,あなたの論題の本論に話を進めてください。

  • 声量と休止の仕方
    神権宣教学校案内書
    • 研究 23

      声量と休止の仕方

      1,2. わたしたちは十分に大きな声で話さねばなりません。なぜですか。

      1 人々があなたの話を容易に聞けるのでないかぎり,話す事がらの価値は失われてしまいます。一方,あなたの声量が大きすぎると,聴衆はいらいらさせられ,そのために,あなたの準備したすぐれた考えの価値が減少する場合もありうるのです。王国会館での集会中,前のほうの出席者の注解が後ろの人によく聞こえない場合が多いことからすれば,十分の声量という問題について考慮する必要のあることがわかります。時には,演壇で話をする人が声量に乏しいため,聴衆を鼓舞しない場合もあるでしょう。野外奉仕に際しても,難聴の人に会ったり,訪問先の家の中や屋外の騒音と張り合って話したりする場合があります。こうした

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