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  • サタン悪魔がつながれるとき人類はどうなるか
    ものみの塔 1966 | 4月15日
    • ハバクク 2:14をもごらん下さい。

      60 (イ)これまでのサタンの支配とは対象的に,キリストの千年統治は人類にとり何を意味しますか。(ロ)こうしてさしのべられる機会は地上で最終的な出来事を生きのびる人々のものですか。あるいはだれの?

      60 これまで数千年にわたった悪魔サタンの支配が人類に与えたものは,罪と死と人類一般の墓への下降でした。神の「女」の残りのすえと共に行なわれる,イエス・キリストの1000年の統治は,「〔元の〕へび」の頭を砕き,この者を滅ぼします。(黙示録 20:7-10。創世記 3:14,15。ローマ 16:20)これは,人類がいつまでも住むべきところとしてついに喜びの楽園に変えられた地上で,神を敬う完全な政府の支配を受けつつ,永遠に幸福に生きる機会を人間に与えることになります。この貴重な機会は,ハルマゲドンの戦いと,悪魔サタンおよび配下の悪霊がつながれ,閉じ込められる時を生き残る敬けんな人々にだけ与えられるのではありません。イエス・キリスは1900年前に『かかとを砕かれ,あがないの犠牲として死なれましたが,このすばらしい機会は,イエスの死なれた人々すべてに差しのべられるのです。―テモテ第一 2:5,6。マタイ 20:28。

      61 (イ)このことはどうして可能ですか。(ロ)「それ以外の死人」が「生きかえ」るのはいつですか。どのように?

      61 このことはどうして可能ですか。死んで一般の墓にいる人々の復活があるのです。(使徒行伝 24:15)すべての者が同時に復活するのではありません。しかし,1000年の終わりまでに,人類の一般の墓はすべての死人を出しているでしょう。1000年が終わったのちに行なわれる,神への献身をためす最終的な試練を通る従順な人々は,神の命の書に自分の名を記録されるでしょう。こうしてこれらの人々は,キリストの千年統治の終わりに,完全に「生きかえ」るのです。最終的な試練に負ける者たちは,地上の楽園に住むすべての者を最終的に試みるため,神によってしばらく活動を許されるサタンおよび配下の悪霊と共に,永遠に滅ぼされます。―黙示録 20:5,7-15。

      62 このような祝福の実現をどのように祈り求めることができますか。

      62 それゆえ,サタンと配下の悪霊がつながれ,閉じ込められることによって人類にはなんとすばらしい希望が実現するではありませんか。わたしたちは,「御国がきますように。みこころが天に行なわれるとおり,地にも行なわれますように」との主の祈りを天の父にひきつづきささげて,このすばらしい祝福が実現する日の早いことを絶えず祈ろうではありませんか。―マタイ 6:9,10。

  • 「私たちの神の家をなおざりにしない」
    ものみの塔 1966 | 4月15日
    • 「私たちの神の家をなおざりにしない」

      ― 1966年度のエホバの証人の年鑑より

      日本

      伝道者最高数: 3,844人

      人口: 99,483,000人

      比率: 25,880人に1人

      神のことばの真理に人々が心を向けることに関し,日本では大きな変化が生じています。エホバの証人は全国の各地に拡がり,どこへ行っても,人々は聞く耳を持っているようです。昨奉仕年度中,真理に興味を持つ人々を集めるわざで,すばらしい進歩が見られました。昨年中に571人が水の浸礼によって,神の奉仕への献身を象徴しました。それで組織は着々と拡大しており,わたしたちは,日本の兄弟とともに喜んでいます。つぎに,東京の支部のしもべから寄せられた,日本の経験をお伝えしましょう。

      巡回のしもべの訪問は非常によく支持され,訪問ごとに,多くの会衆は伝道者の新最高数を目指し,それを達成しています。水曜日の夜,不定期的な伝道者や不活発な伝道者を訪問することから,良い結果が見られました。ひとりの不活発な姉妹は,神の教えについて行くのはむつかしいと巡回のしもべと監督に話しました。イザヤ書 55章8,9節から,神の道は人間の道より高いが,神は人間の限界をご存知であり,人間の限度を越えて求めることはなさらない,という適切な聖句が示されたのです。姉妹はとても励まされ,聖書研究をふたたび始め,良く進歩しています。同じ夜,もうひとりの不活発な姉妹は訪問した兄弟に会って非常によろこびました。兄弟はヘブル書 6章11,12節を引用して,研究をふたたび始めるように励ましました。姉妹は巡回のしもべの講演に出席し,また,週中の書籍研究にも定期的に参加しています。失われた1匹の羊を探すため99匹を残しておくイエス・キリストのたとえ話に従い,巡回のしもべの訪問のときだけではなく,いつでも思いやりのある援助を与えることの大切さを,監督ははっきり悟りました。

      12月に日本を訪問したノア兄弟は,休暇開拓奉仕に関する力強い話をしました。奉仕年度のはじめの4ヵ月間に,休暇開拓者は,月平均61人でしたが,招待に対しては,活発な支持があり,あとの8ヵ月間には,毎月平均140名が休暇開拓をしました。正規開拓者も9月の103名から,8月の154名に増加しました。その上,特別開拓者も現在の300人の目標数までふやすことができました。開拓の分野は活発であり,よく拡大しています。

      ひとりの新しい婦人の伝道者は,浸礼を受ける前から休暇開拓奉仕の準備を始めました。はじめのうちは,6歳の男の子と3歳の女の子をつれて,1回の奉仕に1時間ほどついやしました。最初,子供たちを連れてゆくことは母親にとって問題となりましたが,毎週水曜日と土曜日に2人をつれ,時間も1時間から3時間とだんだんふやして行ったのです。その後,午前3時間ずつ週に4回,子供をつれて奉仕に出るようにしました。姉妹は男の子に雑誌の簡単なすすめ方を,女の子には家の人にどのようにあいさつするかを教えたので,子供たちも奉仕に参加できました。彼女は浸礼を受けた翌月,体暇開拓を行ない,目標を達成し,4月にふたたび休暇開拓者になりました。

      学校へかよう2人の子供をもつ京都の一主婦は,家族全員の協力があるならば,効果的な正規開拓奉仕をできることがわかりました。姉妹は,四季を通じて開拓奉仕を続けてゆけるかどうかを確かめながら,まず休暇開拓をして力をためしたのです。開拓奉仕を始めたとき,彼女は週毎の献立表を作り,台所にはりました。もし母親が再訪問や研究で帰宅が遅れても,子供は献立表を見て,買物をし,食事の支度をすることができます。母親の留守のとき,集金人に払うお金は,子供にわかるように便利な袋に入れてありました。周到な計画によってこの姉妹は2年間,楽しい正規開拓を続けました。

      大人が話しても関心を向けさせることがむつかしい家庭で,若い伝道者が成功することがあります。9歳になる伝道者は,家で短い聖書の話を練習していました。エホバの証人ではない彼女の父親は,障子越しに聞いていました。父親は心を打たれ,部屋にはいって来て「なんのことかね」とたずねたのです。娘は,「ねえ,お父さんはわたしの家の人になってよ」,「そうしたらわたしがどんなことか説明するわね」と答えました。娘がとてもじょうずに聖書の話をしたので,父親は「ものみの塔」の購読を申し込む気になりました。父親は,自分がずっと見過していたものを悟り,最近の大会で伝道を始めました。

      ひとりの特別開拓者は,仏教徒だという中年の婦人と研究をはじめました。勉強している部屋には,大きくて,きらびやかな仏壇が置いてありました。「見よ!」の小冊子の「聖書の神」について学んでから,仏壇の大きなとびらは閉ざされたままでした。3ヵ月後,興味を持つこの婦人は,書籍研究のために部屋を提供してくれました。その後しばらくして仏壇は見えなくなりました。開拓者が理由をたずねると,婦人は,宇宙とその美しさの背後にある力を探そうと短歌によむなどいろいろな方法をこころみました,と説明したのです。しかし婦人が創造者であるエホバについて学んだとき,その探究に終止符が打たれました。彼女は偶像を取り除く決意をしました。今その婦人は伝道者です。

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