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  • もし永遠に生きるとすれば,あなたは何をしますか
    目ざめよ! 1971 | 4月22日
    • これらの生物のなかで,あなたがほんとうによく知っているのは,どのくらいですか。本や動物園で見たことがあるものも,いくらかあるでしょう。しかし,いく種類くらいの生物を彼らの自然の生息地で観察したことがありますか。その興味深い性質を見守り,それぞれの異なった性質を研究したことがありますか。たとえばハチドリは,黄玉色のハチドリ,のどの部分がルビー色のハチドリ,長さ5センチほどの小さな蜜蜂ハチドリなど400種ほどいますが,そのうちであなたがよく知っているのは何種類くらいですか。これらの鳥は生きた宝石であり,燃えるような赤,濃い紫,輝くようなオレンジ色,またエメラルド・グリーンとたま虫色の光を放ちます。あるいはあなたは,威風堂々とした巨大なコンドルや,翼幅が3.6㍍もあるアホウドリを観察したことがありますか。

      陸や海や空の生物をひとつ残らず知るには,長い時間がかかるでしょう。現在の寿命では知りそめる程度にすぎませんから,それよりもずっと長い時間がかかるでしょう。

      しかしながら,そうした生物よりもはるかに大きな興味の対象は地に住む人々です。人々も,容ぼう,服装のスタイル,食物の好み,建築様式,音楽,その他の目だつ特徴で,花とほとんど同じほどの多様性をもっています。完全になるということは,この多様性と個性をなくすることではありません。バラが完全であるためには,みな赤でなくてはならないということはありません。それと同じです。

      地の多くの人種を知るということは,現在容易ではありません。事実,多くの場合ますます危険になってきています。しかし,聖書が約束する永遠の命は,自分の創造者と彼の真理,正義,および正しい規準を愛し,それに対して感謝の念をもつ人々だけに与えられるものです。彼らは,愛,喜び,平和,寛容,親切,善良,信仰,柔和,自制という神の霊の実を結ぶことによって,この地球を,親切で,協力的で,寛容な,思いやりのある人々の霊の園にします。―ガラテヤ 5:22,23。

      ですから,工芸,金属細工,建築,造園,室内装飾,芸道,音楽,文学などにおける彼らの才能や能力は,正しい動機にもとづいて用いられます。このことは,新しい高度な表現と美を刺激するでしょう。そのような人々に会い,その活動の産物を見,また彼らと知り合う楽しみは,絶えることがないでしょう。

      神をよりよく知る

      こうしたことに加えて,永遠の命は,宇宙の主権者エホバ神をいっそうよく知ることを可能にします。これほど生活をより豊かに,より満足を与えるものに,あるいはより高潔にする事柄は,ほかにありません。

      人は永遠にわたり,わたしたちの創造者である神についてますます多くのことを学ぶことができますが,それでも,しりつくすことはできません。クリスチャン使徒パウロは,わたしたちの創造者にかんし,つぎのように書きました。「ああ神の智慧と知識との富は深いかな,その審判は測り難く,その途は尋ね難し。『たれか〔エホバ〕の〔思い〕を知りし…(や)』」― ロマ 11:33,34。伝道 3:11,〔新〕。

      同使徒はまたエホバ神について,「それ神の見るべからざる永遠の能力と神性とは造られたる物により世の創より悟りえて明かに見るべければ……」と書いています。―ロマ 1:20。

      多くの惑星,星,星雲を擁する宇宙を知れば,神のおそるべき力と卓越した知恵に,疑問をさしはさむ余地はなくなります。神は最高の物理学者であり,化学者であり,数学者であり,設計師であり,建築師です。昔の詩篇作者は,感激してつぎのように書きました。「われらの主エホバよ,汝の御名は地にあまねくして尊きかな,その栄光を天におきたまへり 我なんぢの指のわざなる天を観 なんぢの設けたまへる月と星とをみるに 世人はいかなるものなればこれを聖念にとめたまふや」― 詩 8:1,3,4。

      目に見える創造物が,その創造者についてあかしをするとはいえ,創造者と,その属性,目的,物事の仕方,規準をほんとうに知るようになるのは,神のことばである聖書によります。

      実際に,完全な状態で永久に生きることが退くつなはずはありません。それは永久に,喜びと楽しみとおもしろさに満ちた生活となるでしょう。

      それにしても,もし人間が永遠の生命をもつならば,人々はどこに住みますか。また地球は,全部の人間を養うことができますか。

  • それだけの数の人間がどこに住むのか
    目ざめよ! 1971 | 4月22日
    • それだけの数の人間がどこに住むのか

      誠実な人ならば,平和と義の満ちる地,健康と体力のおとろえない地で永遠に生きるという見込みに,胸をおどらせない人はいないでしょう。聖書は,神の王国の支配のもとで,そういう状態が出現することを約束しています。この状態は,神が現在の不義の体制と,その腐敗したやりかたに協力する者すべてを除いたのち,地に行きわたります。そのときに地は,神の御子キリスト・イエスの手による義の支配を楽しむでしょう。―ダニエル 2:44。

      しかしある人々は,「もし人々が,老年と死から解放され,子どもを生みつづければ,みんないったいどこに住むんだろう」と言うかもしれません。

      そればかりではありません。聖書はさらに,以前死んだ人たちが死人の中からよみがえらされるという,感動的な約束を加えています。イエスご自身こう言われました,「このことに驚いてはなりません。なぜなら,記念墳墓の中にいる者たちすべてが彼の声を聞いて出て来る時が来ようとしているからです」(ヨハネ 5:28,29,新。使行 24:15と比較してください)死者が見落とされない,つまり新秩序のもとで永遠に生きるというすばらしい見込みからもれないということは,たしかに神の愛と一致します。それにしても,復活する人たちはみなどこに住むのでしょうか。

      これはもっともな質問です。今でさえ,36億という地球の人口は多すぎる,と考える人たちがいます。現在の「人口爆発」は,広範囲にわたるききん,社会不安を招く恐れがあると彼らは警告します。もし人々がもはや死なないとなれば,神の新しい秩序ではどんなことになるのでしょう。

      まず,いくつかの特定な要素を認めねばなりません。ひとつは,実際のところ地球には,今の何倍もの人口を養う能力があるということです。もうひとつは,過去数千年間に死んだ人々の数は,一部の人たちが想像するほど多くはないということです。そして最後に,生殖が永久に続くことを神が意図された,と聖書が述べていないことです。最初の人間夫婦に対する神の命令は,「地に満てよ」

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