-
読者からの質問ものみの塔 1975 | 5月1日
-
-
ん。イエス・キリストはご自分の花嫁の成員が天に入りしだい直ちにあらゆる事柄を彼らに明らかにするということを示す箇所は,聖書には一つもありません。イエスご自身でさえ神の目的のある面について知るには,み父から知らされるまで待たねばなりませんでした。地上におられた時,イエスは神の報復の執行されるその日とその時刻についてこう述べました。「その日または時刻についてはだれも知りません。天にいるみ使いたちも子も知らず,ただ父だけが知っておられます」。(マルコ 13:32)同様に,天で不滅の霊の被造物となる者たちは,神がご自分の目的全体を明らかにされる予定の時までは全き知識に到達するものではありません。地上にいる,神に献身したしもべたちについてもやはり同じことが言えます。
今日,わたしたちは「全きもの」がまさに到来しようとしている時代に住んでいます。聖書預言の成就を示す物理的な諸事実は,西暦1914年にイエス・キリストが人類の世を治める王権を授けられたことを確証しています。(啓示 6:1-8)その出来事をもってそれが神の王国に関する『秘義的な』面を除去したという意味で,「神聖な奥義」つまり神の「秘義」は『終わりに至り』ました。(啓示 10:7。次の聖句とも比較してください。マタイ 13:11。ルカ 8:10。エフェソス 3:3-9。コロサイ 1:26,27; 2:2; 4:3。テモテ第一 3:16。)その時以来,神の民は霊的な知識と預言の理解が増大し続ける事態を経験してきました。これはダニエル書 12章4節の次のことばと調和しています。『ダニエルよ 終末の時までこの言を秘しこの書を封じおけ 衆多の者[この書の中を]ゆき渉らん しかして知識増すべしと』。したがって,「全きもの」とは,聖書の中で明らかにされている神の目的の完全な理解を指しています。現在,神のことばとその預言の成就に関する理解がこのように増大しているのですから,「全きもの」は間近に迫っているに違いありません。
-
-
神の王国を求める祈りは近いうちに聞き届けられますかものみの塔 1975 | 5月1日
-
-
神の王国を求める祈りは近いうちに聞き届けられますか
あなたは,神の王国が来ますように,と祈ったことがありますか。それがまもなく実現することを期待できますか。わたしたちの世代のうちに王国がその祝福を与え始めるでしょうか。
新しい本,「神の千年王国は近づいた」は,聖書と現代史からの証拠を調べて,これらの問いに答えを与えています。すぐに注文なさってください。この416ページの堅表紙の本は一部わずか300円のご寄付でお求めになれます。108 東京都港区三田5丁目5番8号 ものみの塔聖書冊子協会(振替 東京 138022番)にお申し込みください。
-