ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 王の持ち物を増やす
    神の千年王国は近づいた
    • 喜びと平和で満たしてくださり,こうしてあなたがたが,聖霊の力をもって希望に満ちあふれますように」。(ローマ 15:13)その正しい祈りに神は答えることができました。

      60 (イ)今やイエス・キリストは「喜び」を得て戻ったのですから,だれを当然そうあるべき顕著な存在として目立たせるのは時宜を得たことでしたか。(ロ)その方はみ名に関して,当然そうあるべき顕著な存在としてどのように目立たされましたか。

      60 今や神のメシアによる王国が天で誕生したのですから,主イエス・キリストの喜ばしい再来が始まった後,物事の当然の成り行きとして,喜びの天的な源であられる神を当然そうあるべき顕著な存在としてイエスの「奴隷たち」の目に映じさせるのは時宜を得たことと言えるでしょう。喜びのこの神聖な源である方にとって,名を上げる時が到来したのです。それにはまず,その方の個有のみ名が知らされなければなりません。そして,そのみ名は正しく知らされました。当然のこととして,そのみ名は神を敬う地上の崇拝者たちの間でいつも用いられるようになり,またそれ以前には一度もなかったほど全地の至る所で広められました。1926年に入るや,同年最初の「ものみの塔」誌は,「エホバを尊ぶのはだれか」と題する主要な記事を掲げました。その時以来,聖書の最初のヘブライ語本文に何千回も出ている聖なるみ名は,神のみ子の「奴隷たち」の間でその正当な高い位置に引き上げられました。彼らはまず第一にその神のための証人になりましたが,み子イエス・キリストのための証しを減少させたりはしませんでした。エホバという名を持っておられる唯一の方のための証人になるという自分たちの義務に従って,愛をもって行動したのです。

      61 (イ)1931年に採択された決議によって,イエス・キリストの弟子であるその奴隷たちは,どんな名称で呼ばれることに反対する旨を表明しましたか。(ロ)以来,彼らはどんな名称で呼ばれることを欲しましたか。

      61 それに続く5年半の間,その聖なるみ名のためのそうした証しがなされました。次いで,それらクリスチャンの「奴隷たち」が身分を明らかにする,つまりキリスト教世界の自称クリスチャンすべてから自らを区別する時が来ました。そのためにイエス・キリストの「奴隷たち」は1931年7月26日,日曜日,午後,アメリカのオハイオ州コロンバスにおける国際大会で行動を起こしました。同日の午後4時,幾千人もの大会出席者に決議が提出され,読み上げられました。ここに,その決議の4節,5節そして6節を引用いたします。

      それゆえに今,私たちの真の立場を知らせるため,またそれがみことばに表明されている神の意志と調和するものであることを信じて,次のように決議いたします。

      私たちはチャールズ・T・ラッセル兄弟をその働きのゆえにこよなく愛しており,主が同兄弟を用いて,その働きを大いに祝福されたことを喜んで認めるものですが,神のみことばに終始一貫従う者として,「ラッセル信奉者」という名称で呼ばれることには承服できません。ものみの塔聖書冊子協会,国際聖書研究者協会および一般人伝道者協会という名称は,クリスチャンである私たちが一団として神のご命令に従って私たちのわざを遂行するために保持し,管理し,用いている法人の呼称にすぎません。それらの名称はいずれも,私たちの主で主人であるキリスト・イエスの足跡に従うクリスチャンの団体としての私たちに正しく結びつく,もしくは当てはまるものではありません。私たちは聖書の研究者ですが,協会を組織しているクリスチャンの団体として,主のみ前における私たちの正しい立場を明らかにする手段としては,「聖書研究者」その他同様の名称を持つ,あるいはそうした名称で呼ばれることを拒みます。私たちはいかなる人間の名前を持つことも,あるいはそれで呼ばれることをも退けます。

      また,私たちの主で,買い戻し手であるイエス・キリストの貴い血をもって買い取られ,エホバ神によって義とされ,生み出され,そしてその王国に召されたゆえに,私たちはエホバ神とその王国に対して全き忠誠と専心の限りを尽くすことを,ためらうことなく断言します。私たちはエホバ神のしもべであって,その御名によって仕事を行ない,またそのご命令に服してイエス・キリストの証しを伝え,エホバが真の,そして全能の神であられることを人びとに知らせるわざを委ねられています。それゆえに,私たちは主なる神が御口をもって命名した名称を喜んで採用し,また用います。私たちは,すなわちエホバの証人という名称で知られ,また呼ばれることを欲するものです。―イザヤ 43:10-12,新; 62:2。啓示 12:17。

      62 その決議の最後の節では,どんな招待が差し伸べられましたか。

      62 この決議の8節と最後の節はこう述べています。

      私たちは,エホバとその王国に全く専念している人たちすべてに対して,この良いたよりを他の人びとにふれ告げるわざに加わるよう,謹んでお勧めいたします。それは主の義の規準が高く掲げられ,救済をもたらす真理と希望をどこに見いだせるかを世界の諸民族が知り,なかんずくエホバ神の偉大な,聖なる御名が立証され,高められるためです。

      63 (イ)新しい名称に関するこの決議は,どんな人たちの全員によって採択されましたか。(ロ)その後,この決議はどのようにして公表され,その結果この知らせは世界中に伝えられましたか。

      63 オハイオ州コロンバスの大会に参集した人たちだけでなく,後日全地のイエス・キリストの「奴隷たち」の諸会衆も熱意をこめてこの決議を採択しました。こうして彼らは「エホバの証人」という名称を自発的に採用しました。この名称に関するその決議は,同大会で発表された「王国,世界の希望」と題する小冊子に載せられて公表されました。その題はまた,ものみの塔協会の会長J・F・ラザフォードが同大会の見える聴衆と大規模なラジオ放送網を通じ,耳を傾ける見えない聴衆の両方に向かって正午から行なった公開講演の主題でもありました。その後,同公開講演の全文と決議文を収めたこの小冊子は,カトリックおよび新教の牧師たちの手に,後には著名な政治家や専門職の人びとの手に個人的に直接渡されました。また,一般の人びとの間でも広く流布されました。それら義とされ,霊によって生み出された,いと高き神の崇拝者たちは自分たちの神の名によって歩み,エホバの証人という名称のみを認めるという知らせは,こうして世界中に伝えられました。―ミカ 4:5,新。

      64 彼らはなぜ自分たちがエホバのクリスチャン証人であることを認めていますか。

      64 それら崇拝者たちは,主イエス・キリストが最初に来られる以前にもやはり生ける唯一の真の神の証人たちがいたので,自分たちはエホバのクリスチャン証人であることを認めています。―イザヤ 43:10-12; 44:8。ヘブライ 11:1–12:1。また,1931年9月15日号の「ものみの塔」誌の278,279ページもご覧ください。

  • 今日の奴隷たちと勘定を清算する
    神の千年王国は近づいた
    • 13章

      今日の奴隷たちと勘定を清算する

      1,2 (イ)天与の名称を担うことは,キリストの「奴隷たち」の残れる者の何を増し加えましたか。その源となったのはだれですか。(ロ)「タラント」のたとえ話の中でこの喜びがどのように言及されていますか。

      主イエス・キリストの「奴隷たち」の,なお地上に留まっている残れる者にとって,1931年以来天与の名称を担うことは,新たな喜びを加えるものとなりました。彼らの喜びは,彼らの主

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする