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  • 地の暗闇のただ中で光を放つ
    ものみの塔 1985 | 3月1日
    • に入るという壮大な希望に多大の注意を向けてきました。1938年9月9日から11日にかけて,英国のロンドンで開かれた大会では,二つの主要な話が直通の電話回線で世界中の他の大会に伝えられました。そのうちの一つは「地を満たす」と題する話で,大患難を生き残った「ヨナダブ級」は,かつて人間に与えられた命令に基づいて,少なくともしばらくの間は結婚して子を産むであろうと指摘しました。―創世記 1:28; 9:1,7。「ものみの塔」誌(英文)1938年10月15日号と11月1日号をご覧ください。

      14 エホバは,この期間にご自分の民をどのように繁栄させましたか。

      14 この期間に,主人であるイエス・キリストはさらに多くの働き人を集め,また送り出してゆかれました。このようにして,1938年には野外の伝道者が約5万人に増加しました。―マタイ 9:37,38。

      「王たち」と「諸国民」

      15,16 「王たち」は,(イ)古代において,(ロ)現代において,どのようにイザヤ 60章3-10節の成就にあずかりましたか。(ハ)「異国の者たち」は今どのように「王たち」と共に奉仕していますか。

      15 この集める業は,イザヤ 60章3節から10節に美しく描かれています。その中でエホバが語っておられるのは,シオンが『輝き出る』ことと関連して登場し,あの妻のような組織に仕える「王たち」のことです。神の古代の民がバビロン捕囚から戻った時,エルサレムにおけるエホバの崇拝を回復させる備えをする面で率先したのは,メディア人のダリウス王とペルシャ人のキュロス王でした。(ダニエル 5:30,31; 9:1。エズラ 1:1-3)この点において,これらの王たちは適切にも全能者なる王エホバと,その共なる王であるイエスを表わしていました。このお二方は,現代のエホバの民の間に真の崇拝を回復させる業を指導してこられました。(啓示 11:15,17)さらに,真の崇拝者の油そそがれた残りの者 ― 将来,「王たち」,「キリストと共同の相続人」となる見込みのある人々 ― は,現代の証しの業に率先してきました。それらの人たちと共に,「異国の者たち」― 霊的イスラエルの人々ではなく,王国の地上の臣民となり,今でさえ全地で神権的な活動を築き上げることに携わっている人々 ― が奉仕しています。―ローマ 8:17。イザヤ 61:5,6と比較してください。

      16 エホバご自身が,「あなたの目を周囲に上げて,見よ!」とわたしたちを招いておられます。集められた王国相続者たちに,「すべての国民から来た……大群衆」が,いま加えられています。(啓示 7:9。ゼカリヤ 8:23。イザヤ 2:2,3)それらの人たちは熱心な宣教において,「エホバの賛美を告げ知らせ」ます。また,崇拝のための王国会館の建設のような計画に対しても労を惜しみません。そのような王国会館の中には,わずか二日間で建てられるものもあります。彼らは王国の関心事の世界的な拡大を心から支持し,「仕え」ます。―イザヤ 60:4-7。

      17,18 (イ)幸いなことに,胸の躍るようなどんな『飛行』がいま生じていますか。(ロ)パレスチナで季節的に生じるある出来事は,どのようにこの『飛行』を適切に例証していますか。

      17 次にエホバは,「雲のように,巣箱の穴に向かうはとのように飛んで来るこれらの者はだれか」という,的を射た質問をされます。神の組織に最初にやって来るのは,バビロン的な宗教すべてから完全に離れた,『遠くから来る子ら』です。これら油そそがれた者たちは,貴重な物を携え,自分たちの持つものすべてを神「エホバの名のもとに」献げます。「イスラエルの聖なる方」として,エホバはご自分のみ名をそれらの人たちの上に置かれ,ご自分の証人として神に仕えるという特権をもって彼らを美しくされました。それら油そそがれた人々は主権者なる主エホバのみ名を,全宇宙で最も壮大で輝かしく,最も栄光に富む名として高める点で率先します。―イザヤ 60:8,9。

      18 幸いなことに,油そそがれた残りの者だけがこのことを行なってきたわけではありません。油そそがれた残りの者だけであったなら,非常に困難なことだったでしょう。この年老いてゆく人々のグループは,一人また一人とその成員が忠誠を保って地上の歩みを終えるにつれて,次第に小さくなっています。いま残っているのは9,000人ほどです。しかし,幾百万という数の他の人々は,はとのように,「巣箱の穴」つまり「はと小屋」に群がり,神の組織に避難所を見いだしています。(新世界訳聖書,新英訳聖書)それらの人たちは,特定の時期にパレスチナで見られるはとの群れ,まさに雲のように飛んで来て,実際に空が暗くなるほど数が多いはとの群れのようです。

      『大きく開かれた門』

      19 エホバの組織の「門」はなぜ開かれたままなのですか。「王たち」と「異国の者たち」はどのような反応を示しますか。

      19 憐れみ深くもエホバは,ご自分の組織の門を大きく開き,それに対して次のように呼びかけておられます。「あなたの門は常に実際に開かれていて,昼も夜も閉じられることがない。それはあなたのもとに諸国民の資産を携えて来るためである」。平和を愛する「大群衆」の人数がますます増えてゆく様子は,まさにこの聖句通りです。これら「異国の者たち」は,時間,エネルギー,富といった自分の資産を,喜んで『昼も夜も神聖な奉仕』に役立てています。それらの人々は「活動に通ずる大きな戸口」を活用し,王となる見込みのある人たちと共に,エホバのみ名に麗しい賛美をもたらしています。―イザヤ 60:10,11。啓示 7:4,9,15。コリント第一 16:9。

      20 (イ)「荒廃に帰する」のはだれですか。(ロ)ここでわたしたちは,それと対照を成すどんな幸福な状態に注目しますか。

      20 次いでエホバは,ご自分の組織に語りかけ,「あなたに仕えない国民や王国は滅びうせ,諸国民は必ず荒廃に帰する」と述べておられます。誇り高ぶる世の諸国民すべて,および他の反対者たちはハルマゲドンで恥辱を被ります。それとは対照的に,エホバはご自身の崇拝の聖なる所を美しくされます。エホバは,『ご自分の足を置くその場所に』,つまり崇拝の大いなる霊的神殿の地上の中庭に,増加の一途をたどる大群衆を集められ,その場所に「栄光を与え」られます。エホバはもう一人の預言者を通して次のように宣言しておられます。「わたしはあらゆる国民を激動させる。あらゆる国民のうちの望ましいものが必ず入って来る。わたしはこの家を栄光で満たす」。(ハガイ 2:7)しかし,迫害者,背教者,他の不敬な反対者たちは,エホバの証人が実際に神の組織を代表していることを渋々認め,「エホバの都市,イスラエルの聖なる方のシオン」に「身をかがめ」ざるを得なくなるでしょう。―イザヤ 60:12-14。

      21,22 (イ)エホバはここで安心感を与える,どのような言葉を述べておられますか。(ロ)神の民は,象徴的な意味でどのように「諸国民の乳を吸い」ますか。(ハ)さらに胸の躍るようなどんな研究が,次回に行なわれますか。

      21 エホバは,反対者がどれほどこの地上でご自分の妻のような助け手の『息子たちと娘たち』をののしろうとも,その助け手を見捨てることはありません。むしろエホバは,ご自分の忠節な組織にこう告げておられます。「わたしはあなたを定めのない時に至るまで存続する誇るべき物,代々にわたる歓喜として据えるであろう。そして,あなたは実際に諸国民の乳を吸(う)」。このように神の組織の地上の代表者たちは,比喩的な仕方で,活用できる全資産を真の崇拝を推し進めるために用いています。良いたよりを宣べ伝えるために,通信,交通,印刷などの現代的な施設を実際に用いているのです。エホバによる見張りの気遣いと導きは,この業においてエホバの証人と共にありました。それらの人たちもエホバの天的な組織のために奉仕し,神の次の約束の成就に歓びを覚えます。「あなたは必ず,わたし,エホバがあなたの救い主であり,ヤコブの強力な者があなたを買い戻す者であることを知るであろう」― イザヤ 60:15,16。

      22 エホバはイザヤ 60章17節から22節で,さらにどんな励ましを与えておられますか。次の研究では,この胸の躍るような問題を扱います。

      要約の質問

      □ 今,光と暗闇の間のどんな対照が明らかに見られますか

      □ 1919年から1938年までの間,どのように光は徐々に「輝き出」ましたか

      □ イザヤ 60章8節は現代においてどのように成就していますか

      □ 「王たち」と「異国の者たち」は『大きく開かれた門』にどのように入りますか

  • エホバは『速やかにそれを行なわれる』
    ものみの塔 1985 | 3月1日
    • エホバは『速やかにそれを行なわれる』

      「わたし自ら,エホバが,その時に速やかにそれを行なう」― イザヤ 60:22。

      1 エホバの民の見方は,サタンの世の見方とどのように対照的ですか。それはなぜですか。

      今日,歓びと歓喜は,エホバの天的な組織だけにではなく,ここ地上のエホバの証人の組織全体にも見られるはずです。わたしたちの得ている幸いは,サタンの世を覆ってきた暗闇とは極めて対照的で,際立っています。(詩編 144:15)わたしたちは霊的食物と飲み物が豊富にあるので,「心の良い状態のゆえに喜び叫ぶ」のです。(イザヤ 65:13-19)わたしたちは,現在の世界の危機を招いた理由を知らないわけではありません。神の王国によって早い時期に救出されるというわたしたちの希望は,刻一刻とハルマゲドンに近づいてゆく秒読み段階において聖書の預言が成就しているのを見るときに強められます。この「全能者なる神の大いなる日の戦争」が,まさしく「定めの時」に到来することも分かっています。この幻は『終わりに向かって息をはずませてゆき,それは偽ることがない』からです。―啓示 16:14,16。ハバクク 2:3。

      2 エホバの組織内にはどのような状態がみなぎっていますか。そのことからどんな質問が生じますか。

      2 エホバの神権組織には,天の場合と同じく地上

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