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  • エホバの愛を経験する
    ものみの塔 1964 | 12月1日
    • た,兄弟と称する人がやってきてこう言いました。「リーマー兄弟,けさ『ものみの塔』を受け取ったが,私が『ものみの塔』を読むのは,ブルックリンのあんたたちが,われわれに何をおいかぶせようとしているか,それを知りたいからだ」。選挙で長老になった人の中にはこのような精神の持ち主もいました。彼らは会衆とわざの分裂をはかっていたのです。

      これらの長老たちの態度と非常に対照的だったのは,バージニア州リッチモンド市郊外の,私が泊った家の年配の夫妻でした。この兄弟は,朝食の前に郵便受けから手紙を取ってきました。そして朝食が終ってから私にこう言いました。「リーマー兄弟,けさ新しい『ものみの塔』がきましたが,妻と私が『ものみの塔』を受け取るとまずどうするかご存じですか。包装紙を取る前にひざまづき,エホバからの音信を理解させて下さるようにエホバに祈るのです。そういうわけですので,この包装紙を破るまえに,私たちと一緒に祈って下さいませんか」。エホバの組織を認めていたこのけんそんな夫妻と例の長老とではなんと相違があるのでしょう。

      もう一つの経験も,神がいく人かの人々に祝福を与えるため私を道具として使って下さったこと,そしてそれによって私に愛を示されたことを明らかに示すものです。奉仕を始めた最初の月のことでした。私はある若い銀行員とその妻に会いました。ふたりとも「ものみの塔」から深い印象を受け,私が再び訪問したときも,さっそく聖書研究の手引書をたくさん求めました。彼らはいなかの学校の近くに住んでいました。私が「聖書研究」第1巻にでている,神の目的の図表をもとに再訪問の話を終えると,彼はその話をもう一度学校でして下さいといって,そのように話を取り決めてくれました。ふたりとも間もなく神に献身し,水のバプテスマを受け,二人の娘もバプテスマを受けました。ひとりの娘には,元陸軍少佐の婚約者がありましたが,その婚約者も聖書に関心をもつようになり,神に献身しました。そしてのちに,協会の旅行代表者,いまでいう巡回の僕になりました。その後彼の子供のひとりは,ブルックリンの協会本部にあるベテルの家族の一員になりました。こうして神は,私を道具として用いて親子3代を神のしもべにならせ,それによって私に愛を示して下さいました。

      46年むかし,私がベテルの一員になったとき,ベテルの家族はわずかでした。今日では700人から800人の家族がいます。私は今日のベテルの家族ほど,愛すべく望ましい人々の集団を知りません。私にとってベテルは,ここに来た最初の日から,「スイート・ホームで,地上で最も愛すべき所」です。この家を出ようと思ったことはいちどもありません。私がエホバの偉大なわざの本部にいるのをゆるされたことは,私に対するエホバの愛のあらわれと考えます。はじめて真理を知ってから今日に至るまでの私の生涯のテーマは,人を動かさずにはおかない,聖書の言葉,「神は愛なり」でありました。―ヨハネ 4:8。

  • これはびっくり
    ものみの塔 1964 | 12月1日
    • これはびっくり

      ◆ ソロモン諸島のある島では,二つの村の間で,ちょっとした紛争が起きました。そのうち一方は,村人のすべてがエホバの証者か,エホバの証者と聖書を勉強している人々です。神の真理を学ぶ以前に,エホバの証者の村のかしらは粗暴な人として知られていました。問題解決のための話し合いの日が来た時,相手の村人たちは,万一の場合にそなえて,手に手に槍や蛮刀をたずさえていました。ところが彼らが,大変驚いたことに,エホバの証者や,それと共に来た人々はなに一つ武器らしいものを持っていませんでした。彼らはたゞ静かに腰をおろし,平和に問題を解決しようとしました。エホバの証者でない村の人々がびっくりしたのは言うまでもありません。

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