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  • さらに多くの都市に広がる
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
塔74 1/1 31ページ

現代におけるエホバの証人の活動 ― 日本

この号では,1963年8月21日から25日にかけて開かれた「永遠の福音」大会のさいの,日本におけるエホバの王国の業の拡大に関する,胸を躍らすような話を再び取り上げます。

この大会のころまでには,日本の野外では2,884人の伝道者最高数が報告されていました。しかし大会の最初の日から,市営の美しい,近代的な京都会館に2,221人が集まりました。大会の最初の2日間,聴衆はノア兄弟とロナルド・バイブル兄弟の話を聞いて感動しました。話は英語で行なわれ,それから日本語に通訳されました。土曜日の朝,当時のバプテスマとしては最高の数である292人が,木のこんもり生い茂った嵐山の美しい背景の中を保津川で浸礼を受けました。大会の最高潮は支部の監督による公開講演でした。その講演には3,534人が出席しました。この出席数は,これまでの大会出席者の最高数,つまりちょうど40か月前にヘンシェル兄弟が訪問した時の大会の出席数の2倍以上でした。しかし,さらに多くの増加がもたらされようとしていたのです。

さらに多くの都市に広がる

1963年から1969年までの期間は,多くの新しい人びとを円熟に導き,新しい区域に特別開拓者を派遣して,『建てたり,植えたり』する時期でした。京都国際大会の時から,6年後に開かれた次の大きな大会の時までに,伝道者の最高数は2,884人から7,889人に増加し,野外で働く開拓者の数は379人から1,573人に増えました。「大患難」が始まる前に日本全体が徹底的な証言を受けるためには,さらにおおぜいの開拓者が必要であるように思われ,この奉仕に携わる特権があらゆる方法で兄弟たちに強調されました。その結果,なんとおおぜいの人びとがそれに答え応じたのでしょう。しかし,開拓者の隊伍に多くの人びとが加わった一方で,20年もの間日本で奉仕している人もかなりいる,70人から80人の宣教者たちの一隊は,王国の業の基礎また支えとしての役割を果たしました。初めの宣教者のグループを基盤にして,なんと熱意に満ちた神権的な組織が作り上げられたことなのでしょう。一時期に宣教者が働く場所は10か所ほどに限られていましたが,日本人の正規および特別開拓者たちは多くの新しい区域に出かけて行きました。こうして1969年までの6年間に,会衆の数は105から206に増加しました。今日,人口100万人以上の大都市にはたいてい8つほどの会衆があり,東京だけでも35の会衆があります。

松山では,恋愛結婚をしたという話はほとんど耳にしません。見合い結婚が普通のことになっており,職業的な“媒介人”はけっこうよいお金を得ています。宣教者の家の近くに住んでいる人はみな,そのグループの中のふたりの宣教者の姉妹が25歳になっても,まだ結婚していないことに大きな関心をいだくようになりました。彼らの関心はことばだけに限られていませんでした。彼らは,宣教者のために適当な人を紹介しようとして知恵をしぼり,自分の親族を紹介することさえありました。宣教者が彼らに,いつか自分でふさわしい人を見つけたいと告げると,彼らはそれを真剣に考慮して,そうした結婚をしたいなら,どこか大きな都市に行くほうがよい,中でも東京がいちばんよい,と言いました。

4人の宣教者の存在は四国全体によい証言となりました。四国に来てから1年ほどたった時,宣教者たちは,四国の太平洋側の都市で開かれた巡回大会に出席しました。その町で果物を買いに行った時,宣教者は果物屋の主人から,「あなたがたは松山で自転車に乗っている4人の外人さんですか」と質問されました。その自転車のことは四国中で知られているようでした。そして後に,宣教者はその理由を知りました。

第二次世界大戦が終わり,土地の人びとが山奥の疎開先から松山に戻ってきた時,彼らは何も持っていませんでした。ぼろ服をまとい,食べ物といえば,草や捕まえた鳥などでした。同じ時に,キリスト教世界の外人宣教師も戻って来て,大きな車を乗り回し,ぜいたくな生活をし,教会を建てるために人びとから相変わらずお金を集めていました。ですからそれは,旧式の「がたがたの自転車」に乗っている,ものみの塔の宣教者とは鋭い対照をなしていました。

(この続きは次号に載せられます)

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