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  • 永遠の王の正義の律法は真理です
    ものみの塔 1970 | 9月15日
    • である,ということを知っています。このこと自体,良いたよりです。

      27 人間の建てた政府が定めた法律の下で,不正をこうむっている人々は,何をすべきですか。

      27 周知のとおり,人は,みずからの建てた政府の下で,不正をこうむってきました。人間の治める政府の下で,多くの人は,当然ともいうべき不平不満をいだいています。一方,神の律法に従ったために不正をこうむった,と本気で言える人はひとりもいません。不正が行なわれている,と感ずる人は,より良い政府を建てようと努力するよりも,エホバの証人がしていることをすべきでしょう。つまり,神の律法にたよらねばなりません。そうすれば,不義の体制の下で生活している今でも,エホバの証人と同様,幸福に暮らせるでしょう。聖書はこう述べています。「人を富ませるものは,エホバの祝福である。彼が,それとともに苦しみを加えることはない」― 箴言 10:22,新。

      28 不法な手段に訴えて,自由を求めようとする人は,どうなりますか。

      28 不法な手段に訴えて,自由を求めようとする人は,実際には,いよいよ身動きできなくなります。なぜなら,万事がその人にとって不利に働くからです。そのような人々は,自分たちをむずかしい事態に追いやる指導者の配下にはいり,敵意,憎しみ,争い,戦い,欲求不満に陥ります。また,人種・政治・国家主義・宗教などに関する意見の分裂に巻き込まれます。彼らの組織は団結を維持することができず,会員同志の間に意見の相違が見られます。そして,聖書が述べるとおりの,すなわち,あらゆる人の手が仲間に敵して振りかざされる事態に向かって進んでゆくのです。―ゼカリヤ 14:13。

      29 神の律法に従う人々は,それ以外の人々が求めても得られない自由を得ます。なぜ,また,どのようにして,それを得るのですか。

      29 神の律法に従う人々には,最大の自由があります。なぜなら,神の律法は,人間の必要にかなうものだからです。神は,人がそれに従順であれば,その人に益がもたらされるように取りはからわれます。ロマ書 8章28節は,このことを次のように述べています。「神を愛する者,すなわち御旨によりて召されたる者のためには,すべてのこと相働きて益となるを我らは知る」。正直な人々は,それらの人を尊敬します。彼らを憎むのは,神を憎む者たちだけです。彼らは,自分を喜ばそうとする人が直面する悲痛な争いを避けます。そして,強制されたり,うわべを装ったりしたものではない,真の融和を自分たちの隊伍の中で享受します。互いに愛し合うゆえに,その中では,あらゆる人種また国籍の人々が,完全な一致のうちに仲よく暮らしているのです。彼らが神に来るのは,神に仕えるためであり,そうした相違などは考えてさえいません。神を愛し,神の律法に服するとき,一致はおのずともたらされます。

      自分の信ずることが,その人のひととなりをつくる

      30 エホバの証人のりっぱな行状をほめた新聞記者は,何を見落としましたか。

      30 エホバの証人について次のように評した新聞記者がいます。「彼らの教義はあまり意味をなさないが,彼らは,みずからを今日の社会の最良の市民とする生き方を見いだしており,われわれに対する模範であり,すぐれた手本である」。なんと矛盾したことばでしょう。自分の信ずることが,その人のひととなりをつくるのではありませんか。理想主義者・支配者・無差別待遇主義者・革命論者・禁欲主義者また,“ビート族”その他,どんな種類の人であれ,すべてそのひととなりは,本来そなわったもの,つまり生得のものではなく,自分の信じていることや考え方,また奉じている主義に基づくものなのです。エホバの証人自身は,他の人々となんら異なりません。しかし,彼らは,自分勝手に行動しません。神権的な律法,つまり神の律法に従うのです。彼らのひととなりは,自分たちの信じている事柄,また,自分たちが信じて従っているものが,神の律法すなわち真理であることによります。ですから,詩篇作者は詩篇 119篇142節(新)で,神に向かって言いました。「あなたの正義は,いつまでも正義であり,あなたの律法は真理です」。

      31 従順に対するエホバの祝福を考えれば,エホバに仕えることを願う人はすべて,何を行なうことに,特に熱心であるべきですか。

      31 それでは,エホバに仕えることを願う人はみな,エホバがあなたの立法者,審判者,また王,つまり,あなたの絶対的な至上者であられることを感謝してください。その法令すべてを支持してください。それはあなたの益を図るものだからです。そうした法令には,会衆の御国会館また大会で神の民とともに定期的に交わることが含まれています。また,神への奉仕に自分自身を十分に役だてることも含まれています。できるなら,個人的な事柄を調整して,聖書に基づく“開拓奉仕”つまり,『公に,また家から家に』伝道する,全時間奉仕に携わってください。また,自分の家を離れて,必要のより大きな場所で奉仕してください。(使行 20:20,新)不必要な重荷をみな退けて,奉仕にひたすら専念し,力をつくして他の人々を助けてください。それは,ヘブル書 12章1,2節に次のように述べられているとおりです。「このゆえに我らはかく多くの証人に雲のごとく囲まれたれば,すべての重荷とまとへる罪とを除け,忍耐をもて我らの前に置かれたる馳場をはしり,信仰の導師またこれを全うする者なるイエスを仰ぎ見るべし。彼はその前に置かれたる歓喜のために,恥をも厭はずして〔刑柱〕をしのび,つひに神の御座の右に坐し給へり」。自己決定という無政府主義的な精神を避けてください。神は,反逆する世に対して,ご自分の律法を執行し,永遠に続く正義の新秩序を招来させられます。生き残って,ご自分の目でそれを見てください。―黙示 21:4,5。

  • 神の律法の下で繁栄する幸福な国民
    ものみの塔 1970 | 9月15日
    • 神の律法の下で繁栄する幸福な国民

      「エホバの司法上の決定は真実です。それは,ことごとく正義であることが,明らかになりました」― 詩 19:9,新。

      1 一国の法律の公正さと正義のほどを示すものがあります。それはなんですか。

      国民を長年にわたって一致団結させるには,公正で正しい強力な法律がなければなりません。したがって政府あるいは国民の繁栄と存続期間は,その国の法律の公正さと正義を,かなりの程度表わすと言えます。すぐれた憲法と権利の章典を持つアメリカは,繁栄する大国になりましたが,200年足らずで,すでに困難をかかえています。なぜなら,その憲法が多くの点で,不完全,かつ不公正,また不平等であるとして,攻撃されているためです。事実,世界中の政府は同様の悩みをかかえています。

      2 かつて,神から法典を授けられた唯一の国民は,どれですか。何がその律法の正しさを示していますか。

      2 世界の諸国家は,アラビアのシナイ山でイスラエル国民に与えられた,モーセの律法から幾つかの法令を借用して,人間が制定した法の上に建てられています。かつて,神からの完全な一式の律法を授けられたのは,イスラエル国民だけですが,その律法は,紀元前1513-1512年に,シナイの荒野で与えられました。イスラエルは,その律法から絶えず逸脱したため,さまざまな推移を経験しましたが,ユダヤ人の背教のため,エルサレムがついに征服されるまでには,905年が経過しました。それで,ネヘミヤ記 9章36,37節に,総督ネヘミヤは,こう

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