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だれが本当に真理をもっているかものみの塔 1979 | 7月1日
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「彼らは世から離れて超然としており,証言に熱心で,世の攻撃に左右されない。彼らのその態度は,自分たちが神から選ばれた者であることを固く信じ,神に無条件の忠誠を誓った人々の態度である
「口頭によるにせよ文書によるにせよ,メッセージを伝える際に彼らほど広く聖書を用いる団体はほかにない。また組織の仕事を推進するうえで,彼らほどいわゆる平信徒から多くの奉仕を得る団体もほかにない」。
20 真理愛好者はみな何をすべきですか。
20 偏見をもたずに神の言葉を調べ,エホバの証人の教えることや実践していることを神の言葉と比較してみるなら,神の霊が確かに彼らの背後にあること,また,今日真理をふれ告げる器として神が彼らを用いておられることが,はっきりわかるでしょう。それでもすべての真理愛好者は,エホバの証人が本当に真理をもっているというこの主張を調べてみるように勧められています。これを調べるにあたっては,使徒たちの話に耳を傾けた一世紀の人々がしたことに倣う必要があります。彼らは「きわめて意欲的な態度でみことばを受け入れ,それがそのとおりかどうかと日ごとに聖書を注意深く調べた」のです。―使徒 17:11。
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エホバがその民を導く方法ものみの塔 1979 | 7月1日
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エホバがその民を導く方法
「この神は,定めなき時に至るまで,実に永遠に我らの神だからである。彼自らわたしたちが死に至るまで導いてくださる」― 詩 48:14,新。
1 エホバがご自分を愛する者たちを導かれることを,聖書はどのように示していますか。
エホバは多くの世紀を通して,ご自分を愛し,ご自分に仕えることを望む者たちを導いて来られました。詩篇作者もそのひとりでした。彼は,「あなたの光と真理を送り出してください。それらのものがわたしを導くものとなりますように」と神に願いました。(詩 43:3,新)預言者ダニエルは,『天に神が,秘密を明らかにされる方がおられる』ことを知っていました。そしてわたしたちの時代に,この「終わりの時」に,「真の知識が満ちあふれる」ことを予告しました。(ダニエル 2:28,新; 12:4,新)イザヤも,この「末の日」に真の崇拝が「固く据えられ」ることや,「彼はわたしたちにご自分の道を教えてくださる。わたしたちはその道筋を歩こう」と述べてエホバがその民を導かれることを預言しました。したがって今日人々に差し伸べられているのは,「来なさい。エホバの光のうちを歩もう」という招待です。―イザヤ 2:2-5,新。
2 真理のうちにその民を導くとき,エホバは何を考慮に入れられますか。
2 エホバはいったいどのようにしてその民を真理に導かれるのでしょうか。まずエホバはご自分が人間を自由意志のある者として創造されたことに留意されます。ですから使徒パウロはフィレモンの「自発的な意志」に注目しました。(フィレモン 14)この自由意志を創造したのは神ですから,神は人々に対し,ご自分の真理を信じることや,ロボットのようにある型にはまった行動をすることを強制して,自由意志を相殺するようなことはされません。神はこのキリスト教時代に,ご自分の是認した組織に来てそれと交わるよう,心の正しい人々に愛をこめて訴え,それから聖霊と,霊感による言葉,および真理を分け与えるご自分の地上の組織とを通して,彼らをやさしく導かれるのです。
3 エホバがその民を導かれることに関して,どういう点に留意することは特に重要ですか。
3 もう一つ,神がその民を導かれることに関して考慮すべき点があります。つまり神はご自分が
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