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  • 『わたしの民よ,彼女から出なさい』
    ものみの塔 1980 | 8月15日
    • おられます。「『そして,わたしはバビロンとカルデアの全住民とに,彼らがあなたがたの目の前でシオンで犯したそのすべての悪を返す』― エホバのお告げ」。

      18 神のみ名に多くの非難がもたらされたために,残りの者はだれの見地から,大いなるバビロンの暴力と流血行為に関し,自分たちの正しい希望を述べますか。

      18 世界にまたがるバビロン的宗教体制が,生ける唯一まことの神のみ名に非難をもたらしたこと,特に,そのみ名を崇めまたそのみ名を負う献身した人々を迫害することによってみ名に非難をもたらしたことを考えてみましょう。そうすれば,もっぱら神の敵の頭悪魔サタンに用いられてきた地上の手先を一掃することが,なぜ神ご自身の正当な目的であるかがわかるでしょう。したがって,地上にいて天のシオンを代表する者たちは,エホバご自身の物事の見方を取り入れ,エホバがはっきり述べられた目的に賛同し,「『わたしとわたしの体とになされた暴虐がバビロンに臨め!』と,シオンに住む女は言うであろう。『そして,わたしの血はカルデアの住民たちに臨め』と,エルサレムは言うであろう」と言うにすぎません。―エレミヤ 51:35,新。

      19 ある人々はその祈りを残酷なものとして異議を唱えますが,その残酷さは,エレミヤ記 51章36,37節の中でエホバご自身が言われていることとどう比較できますか。

      19 反対者は,シオンとエルサレムのそのような祈りを残酷なものとみなし,エホバ神が今日の大いなるバビロンに不利となるようその祈りに答えるのは義にもとる行為だ,などと考えてはなりません。エホバは,大いなるバビロンがエホバの崇拝者たちに敵対して暴力を振るい,彼らの罪なき血を流すことさえした歴史的事実を見逃しにはされないのです。エレミヤ記 51章36,37節(新)の言葉はエホバご自身が語られた言葉です。「それゆえ,エホバは言われた。『見よ,わたしはあなたの訴えを処理する。あなたのために必ず復しゅうを遂げるであろう。そして,わたしはその海[通商路]を干上がらせ,その井戸を干す。そして,バビロンは必ず石の山と(なる)』」。

      20 古代バビロンがあった場所の現在の状態は,エホバのなさることに関して何を証ししていますか。

      20 西暦前614年,すなわちバビロンが攻略される75年前に告げ知らされたその預言は,当時は実現不可能のように思えました。バビロンの勢力と栄光は絶頂に達しつつありました。しかし今日,ユーフラテス河畔の,古代バビロンが傲然と立っていた場所は,エホバが預言を誤られなかったことの証しとなっています。そこには昔のバビロンの石がわずかに残されているにすぎません。しいたげられた民にエホバがお与えになった保証は真実でした。エホバは確かに彼らの「訴え」を宇宙の法廷で取り上げられ,彼らのために聖なる復しゅうを遂げられました。公正であられるエホバは,恨みが晴らされるように取り計らわれたのです。

      21,22 詩篇 137篇8,9節によると,大いなるクロスは近い将来にどんなことをする幸せを得られますか。

      21 喜ばしいことに,対型的クロスすなわち栄光を受けられたイエス・キリストは,近い将来に,公務として,今日の大いなるバビロンに報復がなされるようにされます。彼女の手にかかって苦しんだエホバの崇拝者たちは,公正に関して神の見方を取ります。ですから,霊感を受けた詩篇作者に和して次のように言うことができます。

      22 「奪い取られるバビロンの娘よ。お前に報いる者は幸いなことよ。お前がわたしたちを扱ったその扱いをもって。捕まえて,まさしく打ち砕く者は幸いだ。お前の子供たちを巌壁に向かって」― 詩 137:8,9,新。

      23 大いなるバビロンを覆すのに地上の代行者が用いられますか。しかしだれがその責任を負いますか。

      23 やがて地上にいる人間の代行者は,大いなるバビロンを思うままに荒らすことを許されるでしょう。(啓示 17:15-18)しかしイエス・キリストは,その偽りの宗教の世界帝国をまっ殺する責任を喜んで負われるでしょう。聖書の預言は,イエス・キリストが大いなるクロスとして,大いなるバビロンに当然の破滅をもたらすことを示しています。人間として地上におられたときイエスも,そしてイエスの足跡に従う者たちも,彼女の横暴な手にかかって苦しみました。―啓示 18:24。

      24 (イ)大いなるバビロンはどのようにして支配に関する僣越さを示しますか。(ロ)彼女はだれの「娘」ですか。間もなく彼女の上にどんな災いが,どのように臨みますか。

      24 大いなるバビロンは僣越さの権化ともいうべきものでした。(エレミヤ 50:31,32)現在彼女がライバルとみなしているのは,イスラム教の「岩のドーム」が建っているエルサレムもしくはシオンではなく,天のシオンの山です。大いなるクロスが王としてそこで統治しておられるからです。彼女はその対抗意識をあらわにして,「わたしは女王として座す」と言います。(啓示 18:7)もし彼女が古代バビロンのように「娘」と呼ばれるべき者であれば,彼女はそれこそ悪魔サタンにとっての娘です。(ヨハネ 8:44。エレミヤ 50:42; 51:33)この宗教的姦婦には二つの事柄が速やかに臨むことが予告されています。それは「子を亡くすことと,やもめになること」です。(イザヤ 47:9,新。啓示 18:7,8。エレミヤ 50:9)彼女の宗教組織の成員は,来たるべき「大患難」において皆殺しにされるか,あるいは宗教を全く持たない者となって彼女を捨て,彼女にとっては死んだ存在となるでしょう。そのために彼女は嘆き悲しむことになるでしょう。

      25 「巌壁に」打ちつけられることになっているバビロンの「子」のうちに数えられたくないなら,早速何をすべきですか。

      25 大いなるバビロンの宗教上の「子」が巌壁に打ちつけられる,神の定めの時が到来するとき,その子たちの中に数えられることを望む人がわたしたちの中にいるでしょうか。そういう部類に入れられることを望まない人,とりわけ,神が「わたしの民」と呼ばれる人々の中にいると主張している人はどうすべきでしょうか。残されている時間を利用し,み言葉を通して神から与えられている,あわれみに満ちた次の命令に従うしかありません。「わたしの民よ,彼女の罪にあずかることを望まず,彼女の災厄をともに受けることを望まないなら,彼女から出なさい」― 啓示 18:4。エレミヤ 50:8。

  • 世のすべての宗教家が直面する災い
    ものみの塔 1980 | 8月15日
    • 世のすべての宗教家が直面する災い

      1 宗教人口は推定どのくらいですか。その宗教帝国が倒壊するとき,諸国民はどんな衝撃を受けますか。

      世界の宗教人口は膨大な数にのぼります。1980年の「ワールド年鑑」には25億1,141万7,750人という大きな数字が載っています。この数字には,クリスチャンと称する人々,ユダヤ教徒,回教徒,仏教徒,ヒンズー教徒その他が含まれます。内部で分裂しているこの宗教世界帝国が倒壊するとき,生き残る人間のほとんどは驚がくすることでしょう。このことによってもたらされる気が転倒するような衝撃は,次のように予告されています。「バビロンが捕らえられたときの音で,地は確かに激動させられ,諸国民の中で叫び声が聞かれるであろう」。「聴け,バビロンから叫びがあがり,カルデア人の地から大いなる崩壊の音がする。エホバがバビロンを略奪しておられ,その中から必ず大いなる声を絶ち滅ぼされるからである。彼らの波は大水のように荒れ狂うであろう。彼らの声の騒ぎは必ず発せられる。略奪者が必ずこれに,バビロンに臨み,その力ある者たちが必ず捕らえられるであろう。彼らの弓は必ず打ち砕かれる。エホバは返報をなさる神だからである。彼は必ず報われる」。―エレミヤ 50:46; 51:54-56,新。

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