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  • 結婚の義務と離婚
    ものみの塔 1957 | 1月1日
    • 婚することは,姦淫の行であり,会衆はその有罪者を排斥します。同じく,非聖書的な理由で離婚されたこの世の人とクリスチャンが結婚するなら,そのクリスチャンは淫行を犯していることになり,排斥しなければなりません。―ロマ 7:2-4。コリント前 7:39。

      41 (イ)正しくない再婚が行われるとき,独身でいる罪の無い配偶者は何をすることができますか。(ロ)正しくない再婚をする配偶者には,どんな処置が取られねばなりませんか。その者には,何が永久に許されませんか。

      41 正しくない再婚は,離婚を有効なものとし,罪の無い配偶者は,会衆内に続けて居ることができ,望むなら再婚することができます。しかし,正しくない再婚をする者は,姦淫を行う者として排斥されねばなりません。その人は,永遠の生命が得られない危険な状態に入ります。『女と姦淫を行う者は知恵なきなり。これを行う者は,己の魂を亡し。』(シンゲン 6:32)復帰することによつてのみ,その人は救われます。しかし,非聖書的に再婚する人は,ただ悔い改めるだけで会衆に全く戻り得るわけではありません。その人には,復帰した後でも,十分に長い試験期間 ― すくなくとも1年 ― を掛けねばならないのです。そして,その人は,真心から悔改めたことを示し,また結婚に対する正しい尊敬を示さねばなりません。その合法的な再婚は,国家の法律から見るときに有効です。それですから,法廷において解消する為には正しい合法の理由がなければなりません。たとえ,非聖書的に離婚した先妻が死んだにしても,又は夫の再婚した後に再婚したにしても,その人は自働的に復帰できるのではありません。その人は悔改めて,告白し,復帰願を出し,そして試験期間に従わねばなりません。たとえ,心から悔改めて,要求されている通りに新しい合法的な結婚における自分の義務を正しく果す場合でも,また会衆に全く復帰する場合でも,その後その人には会衆内の公式な,模範となる責任の職務,すなわち特権にあずかる資格はありません。真理にいたその人の個人的な過去の行は,良い模範でないのです。

      42 神の課し給うた結婚の義務を擁護する者たちは,なぜ幸福ですか。

      42 真実の清い結婚は,ヱホバ神から与えられる特権です。ヱホバ神御自身が結婚を取極めました。そして,『ヱホバには不義なし。』(詩 92:15)神の課し給うた結婚の義務を忠実に果すクリスチャンは幸福です。そのクリスチャンは,この神の定めた真実の高貴さと尊貴さを擁護しています。そして,クリスチャンに与えられた次のいましめを銘記します,『すべての人は,結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は,不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。』(ヘブル 13:4,新口)彼らは,主として肉的な関係の楽しみをよろこぶのでなく,むしろ両性のこの密接な結合によつて得られる霊的な機会を楽しむのです。かくして,結婚の理想は達成し,神の是認と祝福を得ます。この結婚は救を得ることと,最高の神に仕えることの助けになります。そして,人間のよろこびのためと神の目的を成就するために,愛の御心からこの御準備を設けられたヱホバ神を立証いたします。

  • 結婚しない者の行は更に善し
    ものみの塔 1957 | 1月1日
    • 結婚しない者の行は更に善し

      1 (イ)結婚しない人は,半人前の人であるという論の間ちがいは,何によつて証明されますか。(ロ)イエス・キリストは,どんな種類の花嫁だけを永遠に持ちますか。

      結婚には,神の目的によつて定められたごとく,よろこびと祝福があります。神は両性が引き合うように定め置かれたため,男と女が結婚するのは正常なことです。そして,人間であるクリスチャンも例外ではありません。しかし,クリスチャンに対する神の言葉は,結婚しないならば人は全く成熟したことにならない,つまり結婚しないなら,半人前の人である,というような或る種族や人々の見方を取りません。この見方を取ることは,イエス・キリストの地位を落すことになります。彼は33歳半のとき,童貞のまま独身で死んだからです。イエスは天の御父の御意に従い,結婚しないで死にました。しかし,この節制と従順の行の故に,彼は14万4000人の忠実な弟子で成立つ霊的な『花嫁』なる会衆を得ます。14万4000人の弟子たちは,男が女に対する愛よりも,また夫が妻に対する愛よりも,はるかにまさる愛で,イエスを愛します。御父は,この霊的な花嫁を輝くばかりの天的な美に飾つて御子と結婚せしめます。ヱホバ神の認可をうけてイエス・キリストの持ち得る唯一つの妻は,この霊的な花嫁だけです。―ヨハネ 3:29。黙示 19:7; 21:2,9-14。

      2 結婚しなかつた神の僕たちのどんな他の例がありますか。

      2 若い予言者エレミヤも結婚をしませんでした。なぜなら,その時はダビデの系統をつぐユダヤの国の『終の時』であつたため,父親のごときヱホバ神は,エレミヤに結婚を禁じ,子供を持つことを禁じたからです。(エレミヤ 16:1-4)使徒パウロは,『ほかの使徒たちや,主の兄弟たちやケパのように,信者である妻を連れて歩く権利』を行使しませんでした。(コリント前 9:5,新口)この悪しき世の『終の時』に多くのクリスチャンたちが独身を保つている卓出した理由を考慮しなければなりません。そして,その理由を理解するなら,彼らがそしりを受けるなどということはなく,むしろ高い尊敬を得ます。

      3 (イ)配偶者に死なれた者たちは,何をするよう選ぶことができますか。結婚したクリスチャンたちは,なぜ霊的に純潔の者ですか。(ロ)どんな強い理由の故に或る者たちは独身を保ちますか。

      3 配偶者に死なれたクリスチャンは,再婚することができます。しかし,再婚を選ばないこともできます。クリスチャンの女の場合ですと,『夫が生きている間は,その夫につながれている。夫が死ねば,望む人と結婚してもさしつかえないが,それは主にある(つまり,もし彼が主にあるなら)者とに限る。しかし,……そのままでいたなら,もつと幸福である。』(コリント前 7:39,40,新口)結婚しているクリスチャンたちは,この世やその女のごとき制度と姦淫を行わず,その友にならない故,キリストに対して霊的な純潔を保ちます『彼らは,女にふれたことのない者である。彼らは純潔な者である。』(黙示 14:1-4,新口)童貞の男や処女の多数のクリスチャンたちは,称讃に値する徳によつて,独身でいることを選ぶことができます。しかし,彼らは独身で居よう,との誓を立てるのではありません。彼らは独身でいますが,それはこの『終の時』『後の時』に,『結婚を禁ずる』クリスチャンの規則があるからではありません。(テモテ前 4:1-3,新口)新しい世の社会には,そのような規則がありません。聖書に従う新しい世の社会は,ハルマゲドンの戦以前でも結婚の自由を許しています。童貞を保たせる強い理由は,神の御国なのです。

      4 或る者は,神の御国の為に,どのように閹人になりますか。

      4 自ら進んで童貞を保つ者たちを,イエスは自らなつた閹人と呼びました。姦淫だけが神の許し給う離縁の理由になる,とイエスが弟子たちに告げた後,彼の弟子たちは真剣な態度で,『もし妻に対する夫の立場がそうだとすれば,結婚しない方がましです。』と言いました。その言葉について,イエスは次のように語られています,『すべての人はその言葉をうけいれることができない。ただ賜物を持つている人々だけである。というのは,母の胎内から閹人に生れついた者があり,また人間によつて閹人にされた者もいる。また天の御国のために,自ら進んで閹人になつたものもいる。それを受け入れることのできる者は,受けいれるがよい。』(マタイ,19:10-12,新世)第3世紀に『旧約』の有名なヘクサブラ版をつくつた宗教家オリゲンは,去勢しましたが,彼らはオリゲンのしたことを行わず,身体の去勢をいたしません。彼らは,自分の心にそのことをうけ入れ,結婚できない閹人の状態,つまり独身の状態を保とう,と自ら進んで決意します。彼らが結婚しないのは,必らずしも独身生活の誓を立てるのでもなければ,自ら去勢するのでもなく,また身体上の欠陥があるからでもありません。ただ,でき得る限りすべてのものを捧げて神の奉仕に従事しよう,という熱烈な気持があるからです。そして,特に御国は1914年に天で設立され,『御国のこの良いたより』は,全世界で証のために全国民に伝道されねばならない現在,彼らはますますその気持を保ちます。なぜなら,亡びをうけるこの世の全き終は,だんだんと近づいているからです。

      5 人は,どのように独身の賜物を頂きますか。

      5 イエス御自身も言われた通り,現在のふたしかで,不完全な,悪のはびこる状態の下で独身を保つということについてはすべてのクリスチャンがうけいれるのではありません。ただ『賜物を持つ』人々のみ,うけいれます。『賜物』? そうです,といつて,生まれながらに閹人であるとか,神からの力が奇跡的に与えられる,ということでありません。独身でいる特権は,御子イエス・キリストの弟子となるすべての独身者にたいして神の差しのべておられる賜物なのです。しかし,すべての人がこの賜物を自分のものとしません。すべての人がそれをうけいれません。しかし,多くの人々は,クリスチャンである自分に関係するすべての環境や状態を考慮し,また自分の前に置かれているいろいろの機会や,御国奉仕の特権を考慮して,この賜物を受け入れます。更に,他の人と特定な関係を結ぶなら,どういうことになるか,と将来の結果を見こします。彼らは,ヱホバの貴重な奉仕の『宝』というものを第一のものと考えつつ,一方に結婚の地位と義務および制限,他方に独身の状態と可能性とを比較しながら慎重に考慮しま

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