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  • 最初の四つのラッパが吹かれる
    『その時,神の秘義は終了する』
    • は分かりません。いずれにせよ,この鷲は,直前の事態を予見できる力を神から付与されており,「鷲」が使徒ヨハネに事前の通知を与えたように,自分の予見したことを地上の油そそがれた残りの者に知らせるあるしもべ,あるいは,しもべ級を表わしています。こうして残りの者は,引き続いて生じる災いに関するあからさまな暴露に先立ち,さらに三つのラッパが吹かれることを思い起こさせられました。それは,残りの者に対するさらに多くの業を意味しており,勇気が大いに必要とされます。そのため,ものみの塔聖書冊子協会はさらに国際大会を計画し,それを発表しました。

  • 第五および第六のラッパが吹かれる
    『その時,神の秘義は終了する』
    • 第17章

      第五および第六のラッパが吹かれる

      1,2 第五の使いがラッパを吹いた時,ヨハネは何を見ましたか。

      天の第五の使いがラッパを吹いた後に使徒ヨハネの視界に映った事柄は,ヨエル書 2章1-11節に預言的に描写されている,恐ろしいいなごの災厄を思い出させずにはおきません。事実,ヨエルの預言の中に出て来る幾つかの考えや対照は,ヨハネの描写におけるそれと一致しています。使徒ヨハネは真に迫った表現で次のように記します。

      2 「また,第五の使いがラッパを吹いた。すると,わたしは天から地に落ちた星を見た。底知れぬ深みの穴の鍵が彼に与えられた。そして,彼が底知れぬ深みの穴を開けると,大きな炉の煙のような煙がその穴から立ち上り,その穴の煙によって太陽が,また空気が暗くなった。そして,その煙の中からいなごが地上に出て来た。それらには権威が与えられた。地のさそりが持つのと同じ権威である。そして,地の草を,またどんな緑のものも,どんな木も損わないように,ただ,額に神の証印のない人びとだけを損うようにと告げられた。

      3,4 どんな権威がいなごに与えられましたか。いなごの姿を描写しなさい。

      3 「そして,そのいなごには,彼らを殺すことではなく,彼らを五か月のあいだ責め苦に遭わせることが許された。彼らに加えられるその責め苦は,さそりが人を襲うときの責め苦のようであった。その日には,人びとは死を尋ね求めるが,決してそれを見いだせないであろう。また,死にたいと思っても,死は彼らから逃げてゆく。

      4 「そして,いなごのすがたは戦闘の備えをした馬に似ていた。頭の上には金のような冠と思えるものがあり,顔は人間の顔のようであったが,女の髪のような髪の毛をしていた。そして,歯はししの歯のようであり,また,鉄の胸当てのような胸当てを着けていた。そして,彼らの翼の音は,多くの馬に引かれる兵車が戦闘に走り行く音のようであった。また,彼らには尾と,さそりに似た針があり,その尾に,人を五か月のあいだ痛める彼らの権威がある。彼らの上には王がいる。すなわち,底知れぬ深みの使いである。ヘブライ語で彼の名はアバドンであり,ギリシャ語では,アポルオンという名がある」― 啓示 9:1-11。

      5 使徒ヨハネがここで見た星はだれですか。そのかたの実体はどのように見分けることができますか。

      5 使徒ヨハネが今度見た星は,第三の使いがラッパを吹いた後に天から落ちて来るのが見えた,「ともしびのように燃える大きな星」とは違います。(啓示 8:10)では,第五のラッパが吹かれた後にヨハネが見た,この「天から地に落ちた星」はだれですか。わたしたちには,その実体を明らかにするための助けがあります。というのは,「底知れぬ深みの穴の鍵」が彼に与えられ,彼はその場所を開けたのです。さらに,彼は「底知れぬ深みの使い」であり,また,その深みから飛び出る恐ろしいいなごの大群の王です。彼の名は,ヘブライ語でアバドンと言い,“滅び”を意味し,ギリシャ語ではアポルオンと言い,“滅ぼす者”を意味します。このすべてから明らかなように,「使い」はイエス・キリスト,すなわち,エホバ神のみ子を表わしています。

      6 イエス・キリストはどのようにして底知れぬ深みの鍵を所有することになりましたか。

      6 ヨハネの幻より約一世紀前,この神のみ子は,人の子イエスとして生まれるため,天から地に下って来られました。犠牲の死を遂げて埋葬されたさい,彼は底のない深みに下られたのです。(フィリピ 2:5-8。エフェソス 4:7-10。ローマ 10:6,7)神は彼を死の三日目にその深みからよみがえらせ,底知れぬ深みの鍵を与えました。この深みはここでは,ハデスつまり,人類共通の墓に相当します。こうして彼は,死んだ人類に対して権限を持っているのです。

      7 (イ)キリストは底知れぬ深みの鍵をどのように使いますか。(ロ)彼は“滅ぼす者”というご自分の名をどのように全うされますか。

      7 そのために啓示 1章17,18節は,復活させられたイエス・キリストが,死者からよみがえらされて今や永久に生きており,「死とハデスの鍵を持っている」と述べているのです。さらに彼は,啓示 20章1-3節の「使い」であり,下って来て悪魔サタンと悪霊たちを縛り,彼らを底知れぬ深みに投げ込み,そこに千年間閉じ込めます。彼らは人類に対するキリストの千年統治の後,しばらくの間底知れぬ深みから解放されますが,イエス・キリストはその悪魔サタンと悪霊たちを滅ぼし,こうして創世記 3章15節の神の預言を成就されます。また,近づいているハルマゲドンの戦いにおいて,そのとき神のメシアによる王国に敵して戦う地上の敵をも滅ぼされます。(啓示 19:11-21; 20:7-10)彼は“滅ぼす者”というご自分の名を全うされるのです。

      8 (イ)象徴的ないなごはだれですか。彼らが冠を着けているものとして描かれているのはなぜですか。(ロ)彼らはどのように象徴的な「底知れぬ深み」に入れられていましたか。

      8 さて,彼が「底知れぬ深み」から解放される象徴的ないなごはだれですか。いなごに王はいません。(箴言 30:27)しかし,イエス・キリストはそれら象徴的な「いなご」の王であり,それゆえに,彼らはイエス・キリストの弟子の中の油そそがれた今日の残り

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