ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 言語という賜物
    目ざめよ! 1971 | 5月22日
    • した事柄のために,昔の主要な言語は,断片化されていきました。しかしまた,ある言語は部分的に他の言語と合体しました。完全に消滅して,侵略してきた征服者たちの言語に取って代わられた言語もあります。

      インドヨーロッパ語族

      各主要語族の中には,さらに多くの区分,すなわち小さな語族があります。インドヨーロッパ語族に含まれるものは,ゲルマン(またはチュートン)語,ロマンス(またはラテンロマンス)語,バルトスラブ語,インドイラン語,ギリシア語,ケルト語,アルバニア語,アルメニア語などの語派です。

      ついで,これらの小語族の大部分は,いくつかの成員を有します。たとえばロマンス語派は,フランス語,スペイン語,ポルトガル語,イタリア語,ルーマニア語を擁します。ゲルマン語派には,英語,ドイツ語,オランダフランダース語,デンマーク語,アイスランド語,ノルウェー語,スウェーデン語などが含まれます。

      すべての語族のうちで最も広く用いられているインドヨーロッパ語族は,地上人口の約50%によって話されます。この語族が「インドヨーロッパ語」と呼ばれるゆえんは,その場所にあります。つまりインドとヨーロッパで用いられているからです。またこれらがひとつのグループにまとめられているのは,ひとつの共通の先祖を有するように思われるからです。その先祖はサンスクリットかもしれません。これらの言語には,名詞,代名詞などといった,はっきり規定された品詞があります。また語は屈折を特色とし,たいてい語尾がわずかに変化して,性・数・格などの変化を示します。さらに,これらの言語が,「母」とか「父」といった簡単な語に共通のものをもつことも,先祖が共通であることを暗示します。英語の「マザー」(母)は,ロシア語では「マト」,ラテン語では「マーテル」,サンスクリット語では「マータ」,スペイン語では「マドレ」,ギリシア語では「ミーティル」,ドイツ語では「ムッター」です。

      インドヨーロッパ語族の中では,ギリシア語がサンスクリット語(もう話されてはいない)についでいちばん古く,最も明確に規定されているとともに,最も高度に発達していると,考える人が少なくありません。

      多くの言語を使用しなくなる時は実際にくるでしょうか。世界的な大洪水のあと,バベルにいた多数の人間が,洪水前に示された人間に対する神のご意志にそむくまでは,全地はひとつの言語を話しました。(ペテロ後 3:5-7,13)神のお立てになる新秩序のもとでも,全人類はひとつの言語にもどるだろうというのが道理にかなっているようです。その言語が人間の最初の言語であるヘブル語であるかあるいはヘブル語に他の言語の最も喜ばしい面を取り入れたものか,あるいは全く別のものであるか,聖書は述べていません。

      まことに言語は,神が人間に付与されたすばらしい賜物のひとつです。これは貴重な宝です。言語能力を通して他の人に意思を伝達できる人間は,なんと祝福されているのでしょう。

  • ゴミ箱で見いだされた真理
    目ざめよ! 1971 | 5月22日
    • ゴミ箱で見いだされた真理

      ◆ 真理が思いもよらない場所で見いだされることは珍しくありません。不幸な家庭を背景に持つカナダの,ある若者は,郵便局の紙クズ箱の中に「ものみの塔」誌が捨てられているのを見つけました。彼はそれを拾って読み,自分の持つ疑問の多くがそこで答えられているのを知りました。彼のことばによれば,「人生観が全く変わり,聖書研究をしようと思いたった」とのことです。そしてエホバの証人と連絡を取って,さっそく家庭聖書研究を申し込みました。最初から,会衆で開かれている集会に出席し,神権宣教学校にもはいり,まもなく,自分が新たに見いだした信仰を他の人々に熱心にわかちはじめました。また勇気を出して,かつて属していたカトリック司祭に会って話をし,大いなるバビロンからの脱退を申し出ました。そして昨年,地域大会でバプテスマを受けました。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする