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  • 『いつさいのことを愛をもつて行いなさい』
    ものみの塔 1959 | 3月1日
    • の研究を家庭聖書研究と呼びます。奉仕年度中の毎週,彼らは50万8320のそのような聖書研究を司会しました。これは,前年度に司会していた数よりも9万5271も多い数です。1年間の毎週にかくも多くの聖書研究を司会する為に要した時間を考えてごらんなさい。研究だけでも2500万時間以上かかります。そして,それに加えて研究する人のところに行く時間とか,帰る時間もあるのですが,数えられていません。そのような種類の仕事をする為には愛が必要であると,言えませんか。そのわけで,ヱホバの証者は『いつさいのことを,愛をもつて行いなさい』というパウロの言葉を信じているのです。その人種がどんなものであろうと,皮膚の色がどんなものであろうと,信条がどんなものであろうと,又季節が良くても悪くても,人々に興味を持ちなさい。

      12 鉄のカーテンの背後にいる者たちは,真実のクリスチャンの熱心さをどのように表明しましたか。昨年中に,どんな増加がなされましたか。

      12 ヱホバの証者の活動を示す表を研究してみると分るごとく,鉄のカーテンの背後にいるヱホバの証者は本当にいつしよう懸命はたらいています。そして,中立国の西欧諸国圏にいるクリスチャンたちよりも,他の羊を集めるということについては良い結果を得ているのです。その報告を見てごらんなさい! それは本当に驚くべきものです! 鉄のカーテンの背後内にある8ヵ国では,御国の側に立場を採つた者の数は21パーセントも増加しました。そして,全世界の平均は9.8パーセントの増加なのです。クリスチャンは男でない,などと誰が言えますか。真理と正義の為にクリスチャンは戦う気持を持たないなどと,誰が言えますか。クリスチャンは警戒もしなければ義務にもつかず,奉仕の責任をも取らないなどと,誰が言えますか。まつたく,神の真のクリスチャンであるヱホバの証者は,目を覚まして信仰にかたく立ち,男らしく行つて強くなります。彼らは一つの責任を持つています。そして,その責任を彼らに課した方はヱホバです。それで,彼らはよろこび勇んでこの終りの日に励みつづけて行きます。この古い組織制度の終りは極く間近であり,ハルマゲドンは先の遠いものでないと知つているのです。ヱホバの証者は伝道します。しかも彼らの生活上,いまだかつてない程の大きな熱心と努力をもつて伝道します。彼らはなんと栄光に輝く年を持つたのでしよう! 彼らのよろこびは,なんと大きなものだつたのでしよう! 彼らは一切のことを愛をもつて行つている故に,なんという心と思いの幸福を持つているのでしよう!

  • 「御心が地に成るように」(その5)
    ものみの塔 1959 | 3月1日
    • 「御心が地に成るように」(その5)

      『御心が地に成るように』という本の第1章は,『誰の御心?』という挑戦的な質問を提出しました。そして,天で成されるよう地でも成されるのは,何ものも反抗し得ぬヱホバ神の御心であると,証明しました。更に,このよろこばしい事実は,次のことをも意味しました,すなわち神の与え給うた人間の住家なるこの地球は,決して滅ぼされることはなく,天の御父の御心がこの地上で成されるとき,地上に住む人間にとつて大きな経験になるということです。私たちは,いま本の第2章『なぜ地上で行われるのか』に入つています。その6節では,『永遠の住居である地上で人間と動物が生き残る為に』創造者なる神の超国家的な御心はこの地上で成されねばならぬと,すでに述べました。地球が永久に存在して,人の住居として存続することは,創造者の御心です,その事実は,『あなたの御国が来ますように! 御心が天のごとく地にも行われますように!』と創造者なる神に捧げた主イエス・キリストの祈りからも証明されます。どうしてそうですか。本文を読みつづけましよう。

      9 地についてのどんな神の目的の故に,神の御国は来て彼の御心は成されますか。

      9 明白に分るごとく,神の御国は地に来て,神の御心はそのとき地上で成されます。なぜなら,地が宇宙的な領域の一部として永久に存続するのは,神の目的だからです。神はこの宇宙的な領域に対して永久の王であり,最高の主権者です。御国の支配下にあつて神の御心がこの地上で成されるとき,この地上にはよろこばしい変化を生じます。それでは,なぜ神の御国のこの領域を滅ぼしてしまうのですか。地上で神の御心を行つている人々を,なぜ御国のこの領域から取り除くのですか。神はそのようなことをしません。なぜなら,神は昔の賢明な王ソロモンに霊感を与えて,次のようなシンゲンを書かせたからです,『王の栄えは民の多きにあり,牧伯のほろびは民を失うにあり。』(シンゲン 14:28)最初の人は創造者の御心を成しつづけなかつたために神は彼を死ぬべき者,地の塵に戻る者と宣告しました。(創世 3:17-19)神の御国の支配下の地上で人々が神の御心を成すとき,神は御国のこの領域上で永遠の生命に至る権利を彼らに与えるでしよう。この為にも神はこの地を保存します。そして創造者なる御自身に栄光を受けます。

      10 キリスト教の来ることは,地に対する事柄を変えなかつたと模範的な祈りはどのように証明しますか。

      10 しかし,キリスト教国はその司祭や牧師たちにより,次のごとく論ずるでしよう,すなわちキリスト教の来ることによつて地に対する事柄は変化したというのです。しかし,どうしてそういうことがあり得ましようか。ヱホバ神はイエス・キリストをキリスト教の指導者として用いました。そして神の御国が来るように,また御心が天のごとく地にも成るように祈れと私たちに教えた方は,外ならぬこのキリスト教の指導者御自身なのです。

      11 神の昔の聖人たちの希望と欲求は,その将来に関しては何でしたか。

      11 キリスト教の指導者が,地について教えた事柄で間ちがうということはあり得ません。彼が間ちがえたことはありません。キリストの時以前の神の聖人たちは,神の御霊によって予言を語り,また書きました。しかし,彼らは天の未知の領域に行くという希望も持たなければ欲求をも持たなかつたのです。実際のところ,彼らは天に行くという招待を神から受けておらず,また人間が天に行く道はその時には開かれていなかつたのです。彼らは,死んだ時に天に行くことを期待しませんでした。また,宇宙的な大災害でこの地やその月が全く滅びるということを見こしませんでした。たしかに彼らは将来の生命を期待しましたが,それは天における将来の生命ではありません。彼らの希望は,死人の状態からこの地上の更新された生命に戻ることです。しかし,それは神が中東や,地上の他のすべての地区を支配する時です。

      12,13 (イ)イエスが地上に来たことは,彼らの希望が間ちがいのものであると,なぜ証明しませんでしたか。(ロ)このことにつき,イエス御自身の語つた事柄を確証するものとして,ペテロは何と言いましたか。

      12 イエス・キリストが地上に来ました。しかし,彼らの希望が間ちがいのものであるということはありません。彼が来たことは,彼らに対する将来を変えず,また天に行く道を彼らに開いたのでもありません。アブラハム,イサク,ヤコブ(イスラエル),モーセ,ダビデ王,予言者イザヤとそして予言者マラキが死んでからずつと後になつて,神の子イエス・キリストは奇蹟的な仕方で天から地に下つて来ました。彼は,自分が天を去つたとき,昔の聖人たちは天にいたなどと述べていません。地上の人の子としてイエスは,ユダヤ人の一支配者にこう語りました,『天から下つてきた者,すなわち人の子のほかには,だれも天に上つた者はない。』(ヨハネ 3:13,新口)ゼカリヤの子である洗礼者ヨハネが牢獄にいて,間もなくその首を切られるというとき,イエスは次のように言いました,『女の産んだ者の中で,バプテスマのヨハネより大きい人物は起らなかつた。しかし,天国で最も小さい者も,彼よりは大きい。』(マタイ 11:11,新口)イエス自身も苦しみの杭にかけられて殺されましたが,三日目に死人の中から復活を受けて,その後に天に帰り,御父の許に至りました。その後,使徒ペテロは3000人以上のユダヤ人に伝道して,復活したイエスは天にいるが,ダビデ王は天にいないと語りました。

      13 ペテロは次のように語りました,『族長ダビデについては,私はあなたがたにむかつて大胆に言うことができる。彼は死んで葬られ,現にその墓が今日に至るまで,私たちの間に残つている。ダビデは天に上つたのではない。彼自身こう言つている,「ヱホバは私の主(すなわちイエス・キリスト)に仰せになつた。『あなたの敵をあなたの足台にするまでは,私の右に坐していなさい』」』(使行 2:29,34,新世)ダビデのように死んでいる人々は,今でも神の御国の来ることを待つています。

      14 なぜイエスは,御自身が天に行くと語りましたか。彼の弟子たちに天に行く招待を与えたことは,人類に対する神の目的にどんな影響を与えましたか。

      14 イエスは,自分は天に行くと語つていました。なぜなら彼は天から地に下つて来てこの地上でわずかな33年と半年だけ滞在したからです。イエスの忠実な弟子たちで成り立つ会衆は,ヨハネに与えた黙示録の中で24人の『長老』として示されていますが,それらの者たちは天に昇りイエスと共になるよう招待されていると彼は語りました。イエスはこれらの者たちに天に行く準備をするように指示を与えました。しかし,このことはイエス・キリストが人類全体に関する神の最初の目的を変えたというわけではありません。

      15 一般に言つて誰の益のためにイエスは神の御国の来ることを祈りましたか。混惑している人々は,何を再び調べることが必要ですか。

      15 イエスは,人類の中の神を恐れるすべての人に対して天に行く道を開いたのではありません。一般の人類の為に,彼は神の御国が,死んだ人類の埋葬されている地に来るように,そして天的な生命の与え主の御心が天で行われるように地上でも行われるようにと祈りました。ダビデ王や洗礼者のヨハネ

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