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  • 神の国は権力を執る
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • 神の国は権力を執る

      幾千年もの間,信仰の人々は,神の国の支配が始まる日を待ち望んできました。彼らは,地上の事柄に神が直接に関与される必要を痛切に感じたのです。これは,過去幾世紀もの間,神が王となってこられなかったという意味ですか。

      そうではありません。エホバ神は常に宇宙の至上支配者であられたからです。「彼は活る神なり,永遠の王なり」と聖書は述べています。(エレミヤ 10:10)しかしこの地上で,エホバの支配権に対する挑戦がなされました。そして神は十分な理由と愛の目的とのゆえに,サタンの影響下にある人間の諸政府が一定の期間だけ地上を支配することを許してこられました。

      しかしエホバは,その期間の終わりに,ご自分の支配に敵対し,反逆する者すべてに直接の処置をとることを約束されました。そしてエホバは,ふたたび地と地上の住民すべてを,ご自分の支配下におかれるのです。どのようにして?

      それは御国つまり御子キリスト・イエスのもとに置かれる新しい天の政府によってです。それで,この御国が権力を執るならば,やがて大きな変化がもたらされることになります。御国が権力を執るということは,エホバ神が御子に「支配権と,尊厳と,国と」を与えたという意味であり,「諸民,諸国,諸国語の者はみな彼に仕え」ねばなりません。―ダニエル 7:13,14,新。

      このことは天ですでに起こりました。御国の権威は,エホバの御子にすでに与えられているのです。これは奇妙に聞こえますか。人類を悩ます恐ろしい現状を見るとき,特にそう言えるかもしれません。しかし実際には,こうした現状のゆえにこそ,これが真実であることを確信できるのです。なぜですか。

      なぜなら,エホバの御国が権力を執ることを,すべての被造物が歓迎しているわけではないからです。正義をかたく守る政府のもとで生活することを望まない者がいるのです。(ルカ 19:11-14)それゆえエホバは遠い昔,自分が『王として地に対する支配を始める』時,『諸国民は激しく怒るであろう』とみことばの中にしるされました。(黙示 11:17,18)またエホバは,御子に権能を与えて行動を開始させる時,「あなたの敵のただ中に行って征服しなさい」と言う必要のあることをも予告されました。―詩 110:2,新。

      その時キリスト・イエスは統治の中心地である天からサタンを放逐し,サタンを地の近くに投げ落とします。これはサタンの活動を完全に拘束するための準備です。そのとき天では次のすばらしい発表がなされます。「今や,救いと,力と,わたしたちの神の国と,そのキリストの権威とが到来した」。(黙示 12:5,7-10,新)しかし,地に対してはどうですか。

      聖書はこう答えています。「地と海には災いである。悪魔が,自分の時の短いことを知り,大きな怒りをもってあなたがたのところに下ったからである」。(黙示 12:12,新)そうです,御国の支配が始まれば,平和と正義が直ちに地上にもたらされるわけではないのです。むしろそれは,地上に住む者にとって,先例のない苦難の時代のはじまりとなるのです。

      今は,ほんとうにこの災いの時代ですか。今日,全地に見られる恐怖と苦難にはどのような意味がありますか。この点を調べましょう。

  • 今日の世界の苦悩が意味するもの
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • 今日の世界の苦悩が意味するもの

      イエス・キリストはご自分の地上における宣教の終わり近くに,ご自分の再臨,つまりご自分が神の天の御国の王として統治を始める時のことについて語られました。イエスの追随者はイエスに対してまずこう尋ねました。「お話しください。これらのことはいつあるのですか。あなたの臨在と,この事物の体制の終局にはどんなしるしがありますか」。(マタイ 24:3,新)この時イエスは,質問をした弟子たちと今日のわたしたちとのために,ご自分が天で統治を始めるとき,地上で何が起こるかを話されたのです。

      それは,天のできごとを目で見ることのできない人間にとって,キリストがついに王座につき,王としての行動を開始されたことの見える証拠となるのです。それはまた,幾世紀にもわたって人類を抑圧してきた邪悪な事物の体制がその,「終わりの日」にはいった証拠ともなります。(テモテ後 3:1,新)事実を軽視する嘲笑者のいることも予告されましたが,証拠は明確です。―ペテロ後 3:3,4。

      証拠を検討するにあたって,次のことを理解しなければなりません。つまりイエスは,戦争の脅威あるいは恐ろしい地震など何か一つのできごとが「終わり」の近づいた証拠になるとは言いませんでした。(マタイ 24:6)むしろイエスはこう言われました。「いちじくの木,および他のすべての木を見なさい。すでに芽が出ていれば,あなたがたはそれを見て,夏の近いことを自ら知る。このように,あなたがたも,これらのことの起こるのを見るならば,神の国の近いことを知りなさい」― ルカ 21:29-31,新。

      冬のさなかに暖かい日が数日続き,1本の木が芽をふいたとしても,わたしたちはそれによって夏が来たとは考えません。しかしすべての木が芽を出し,日がしだいに長くなってゆけば,わたしたちは夏の近いことを悟ります。同じように,イエスの述べた事柄すべてが起こるなら,わたしたちは,キリストが天の王座につかれたこと,またその御国が実際に支配を開始したことをはっきりと知るのです。このことが起こるなら,解放は間近です!

      「しるし」の実現

      イエスはご自分の再臨と「この事物の体制の終局」をしるしづけるものとして,どんな事柄を指摘されましたか。イエスは言われました。「国民は国民に敵対し,国は国に敵対して立ちあがるであろう。そして,いたるところに食糧不足や地震があるであろう」― マタイ 24:7,新。

      ここでイエスは,新しい形の戦争つまり総力的な戦争に注意せよと語っておられます。そして,1914年に始まった戦争はイエスの描写に適合します。軍隊どうしが戦場で戦っただけではありません。一般市民も組織され,戦闘行為を全面的に支援したのです。イエスの予告どおり,国民全体または国全体が互いに戦い合いました。歴史上はじめて,全世界が戦闘状態にありました。それゆえに,これは「第一次世界大戦」と呼ばれているのです。H・W・ボールドウインの「第一次世界大戦」と題する本はその1,2ページで,この戦争についてこう述べました。

      「その規模,その激しさ,なかんずくその総力的な性格において,それは先例を打ち立てるものとなった。第一次世界大戦は総力戦の世紀を招来し,また史上はじめて真の意味での全面戦争となった。

      「1914-1918年以前,参戦国の総力をこれほどに吸収し,地上のこれほど大きな範囲におよんだ戦争はなかった。これほど多くの国が巻き込まれたことはなく,殺りく行為がこれほど広範囲に,また無差別に行なわれたこともかつてない」。

      「ワールドブック百科事典」は,将兵の死傷者が3700万人を越えたことを述べ,さらにこうつけ加えました。「実戦の行なわれた地域における一般市民の死亡者数は約500万に達した。これら一般市民の死者100人のうち約80人は,飢え,病気,行き倒れなどのために死んだのである。このほか,大戦が原因ともされるスペインかぜのために何千万人もの人が死んだ」。―1966年版,第20巻,377ページ。

      総力戦,ききん,疫病などのすべてはイエスが予告したとおりです。それらは実際に起きました。すべてを総合するとき,これらの事実は,1914年が「終わりの日」のはじまりであり,神の天の御国が実際に支配を開始した年であることを示しています。―ルカ伝 21:10,11もごらんください。

      また1914年以来,一連の地震が地を揺り動かし,大きな被害をもたらしてきました。1915年,イタリアでは3万人近くが死にました。1920年,中国では18万人が死にました。また日本では,1923年に14万3000人が死にました。そしてこの時以来,大きな地震が異常なひん度で起こり続けています。イエスの予告どおり,これも「終わりの日」のしるしです。

      しかしイエスのことばによれば,1914年の「終わりの日」のはじまりをしるしづけたこれらのできごとは,「災いによる苦しみのはじめ」にすぎません。(マタイ 24:8,新)さらに大きな苦難がその後につづくのです。イエスの預言どおり,苦難はいよいよ増し加わりました。「ワールドブック百科事典」(1966年版,第20巻)は379ページで,「第一次世界大戦」という見出しの下にこう述べています。「第一次世界大戦とその余波は1930年代初めの,史上最大の不景気をみちびいた。戦争の結果および平和時代への調整上の問題は,ほとんどすべての国に動揺をもたらしたのである」。

      これは第二次世界大戦への道を開くものとなりました。第二次世界大戦について同じ事典は380,410ページで「第二次世界大戦」の見出しの下にこう述べています。「第二次世界大戦は,それ以前のどの戦争より多くの命を奪い,多くの資金を使い,多くの資産を破壊し,多くの人々に影響を与えた……一般市民と将兵を合わせた戦争の死者は2200万を越えると推定され,負傷者の数は3400万以上と見られている」まさにイエスが予告されたとおり,「災いによる苦しみ」は「終わりの日」がその最高潮に向かうにつれて,しだいに激しさを加えています。

      第二次世界大戦中および大戦後の災いを増し加えたものは,広範な地域に及ぶ食糧不足です。大戦後まもなく,1946年6月11日号「ルック」誌はこう述べました。「今日,世界の4分の1は非常に飢えている。あすの事態はさらに深刻であろう。いま世界の多くの地域をおおう飢きんは,我々の多くが想像するより悲惨である…食物にひどく飢えた人がきわめて多い現状は歴史に例を見ない」。

      最近発行された「飢きん ― 1975年!」(W・パドック,P・パドック共著)と題する本は52,55,61ページで今日の食糧不足についてこう述べました。「熱帯と亜熱帯の未開発地域にそって国から国,大陸から大陸へと広がっているのは飢餓状態である。今日の危機はただ一つの方向つまり破局にのみ向かっている。今日は空腹な国民,あすは餓死する国民である……空腹をかかえた国の多くにおいては,1975年までに,市民の騒乱,無政府状態,軍部の独裁,天井知らずのインフレ,交通機関の麻ひ,救いようのない不安などが日常茶飯の事柄となっているであろう」。

      イエスはまた,「終わりの日」のしるしとして「不法が増す」ことをも予告されました。(マタイ 24:12)さらに神は使徒パウロに霊感を与えて次のことばを加えさせました。「終わりの日に……人々は自分を愛する者……親に従わない者……自制しない者,荒々しい者,善良さを愛さない者……神を愛するより快楽を愛する者……となるであろう……邪悪な人間と人を欺く者とは……いよいよ悪に進(む)……であろう」。(テモテ後 3:1-5,13,新)このような状態は1914年以来,爆発的な規模で進展しています。あなたもご自分の目でそれを見ておられるでしょう。

      周囲を見まわしてごらんなさい。不法は世界中にはびこっているのです。英国の法律家ロード・ショウクロスは述べました。「ソ連を含め,ほとんどあらゆる所で犯罪の増加が見られるようだ。しかも遺憾なことに,それは特に少年犯罪の増加である……わたしたちがあげる数字は誇張ではない。むしろ,未発見のもの,あるいはなんらかの理由で警察に報告されなかったものを含めるとき,警察当局が知る犯罪件数は,全体のほんの一部にすぎないであろう」a

      次のようなニュースはどこの国からも伝えられています。「犯罪と暴徒行為はアメリカ全土に波のごとく押し寄せている……多くの都市の婦人は暗くなってからの外出を恐れている。それにはもっともな理由がある。強姦,襲撃,無意味で突発的な暴力行為などがふえているからである。全くの残虐さだけで犯罪の行なわれる場合が少なくないようだ……法と秩序に対する敬意は薄れている」。b

      「終わりの日」の別の特徴としてイエスが語られたのは,諸国民およびその指導者の間の大きな混乱と恐怖です。イエスはこう予告されました。「地上では,行く手を知らない諸国民が苦もんするであろう……人々は,地上に臨もうとする事柄への恐怖と予感のために,気を失うであろう」― ルカ 21:25,26,新。

      この預言が成就していることは,現代のニュースの中に明らかです。(USニューズ・アンド・ワールドリポート」1967年11月27日号62ページはこう伝えました。「今日の世界は,第二次世界大戦以前より混乱した状態にあるであろうか。まさにそのとおりである。武力を使う紛争は,平均して月一度ずつ起こっている。第二次世界大戦終結後に起こった革命,クーデター,反乱,暴動,武装蜂起などは,ベトナム戦争や朝鮮動乱などの実際の戦争を別にしても,全世界で300件以上におよんでいる」。

      これらのすべてに加えて,幾つかの国が所有する大量の核兵器による破滅への恐怖があります。著名な評論家デイビット・ローレンスはこう述べました。「今日,我々の生活を支配する最大の感情は恐怖である。それは戦争に対する恐怖,核兵器による大量殺りくの恐怖,そして奇襲攻撃によって世界の広い地域が荒廃し,幾百万,幾千万という死体におおわれるような結果になるのではないかという恐怖である」。c アメリカの国防長官であったロバート・S・マクナマラは,かつてこう語りました。「ソ連のミサイル攻撃があれば,1億2000万以上のアメリカ人が死ぬであろう……それが特に都市の中心部を含むとすれば……死者の数は1億4900万に達するであろう」。d まさにイエスの予告どおり,人類は恐怖をいだき,諸国民は苦もんしています。

      予告された「終わりの日」のしるしはみなそろっています。そのすべては,わたしたちが1914年以来,終わりの日」にはいったことを疑問の余地なく証明しています。それで,天の神の国はその年に権力を執りました!―黙示 11:17,18。

      確かに,暴力や不道徳が時代の特徴となったことは過去の世代にもありました。ローマ帝国の衰亡期はその一例です。しかし,イエスの列挙された状態すべてが同一の世代に観察されたことは人類史上いまだかつてありません。また,こうした状態が地上のすべての国に同時に存在したことも初めてです。今日のわたしたちは,単に一つの帝国が終わる時代にいるのではなく,サタンが支配する邪悪な体制全体の「終わりの日」に生きているのです。

      [脚注]

      a 「USニューズ・アンド・ワールドリポート」1965年11月1日号,80ベージ。

      b 同,1966年8月1日号,46,47ベージ。

      c 「USニューズ・アンド・ワールドリポート」1965年10月11日号144ページ。

      d 「ニューヨーク・タイムズ」,1965年2月19日。

  • 1914年は特別な年
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • 1914年は特別な年

      聖書の研究者は,1914年の何年も前から,これが重要な年となることを悟っていました。聖書の年代的な面はこの年を明確に指摘しており,a 神のみことばを注意ぶかく調べた者たちはそのことを知っていたのです。彼らは大きな変化の起こることを予期していました。事実,彼らは1914年が重要な意義をもつ年であることをあらかじめ公に指摘したのです。

      非宗教雑誌「ザ・ワールド」の1914年8月30日号はこう述べました。「ヨーロッパで恐るべき戦争が始まったことは,異常な予言の成就となった……『1914年に注意せよ……』とは各地をまわる幾百人の福音伝道者たちの合いことばであった……彼らは国中をまわり,『神の国は近づいた』との教えを宣明してきたのである」。

      そして事実は1914年がほんとうに特別な年であったことを確証しています。1960年8月4日付ロンドンの「イブニング・スター」紙は次のように論じました。「(第一次世界大戦は)世界の政治の機構を全く打ちこわした。何一つとして,以前の状態には戻り得なかった……21世紀の歴史家は,世界の狂気が始まったのは1914年8月4日だと言うであろう」。

      1954年,この特異な年の40周年記念日が近づいた時,歴史家H・R・トレバー・ローパーは1914年がもたらした大きな変化についてこう述べました。「第一次世界大戦と第二次世界大戦を比較するのは有益である……第一次大戦のほうがはるかに大きな変化をもたらした。それは長く続いた一般平和の時代を終わらせ,新しい暴力の時代を招来した。第二次大戦はその挿話の一つにすぎない。1914年以来,世界は新しい性格を帯びた。それは国際的無政府状態という性格である……こうして最初の世界大戦は現代史の転向点となるのである」b

      世界の指導者たちも1914年の重大さを認めています。元の西ドイツ首相コンラート・アデナウアーは,「1914年以前,地上には真の平和と静けさと安全とがあった ― それは恐怖を知らない時代であった」と語り,さらに,「安全と静けさは1914年以来,人々の生活から失われた。平和? 1914年以来,ドイツ国民は真の平和を知らない。このことは人類の多くについても同じである」と述べました。c

      J・カメロンの「1914年」という本が述べることにも注意してください。その著者はこう語っています。「1914年に,それまで知られ,受け入れられてきた世界は終わりを告げた。あとにも先にも,これほどに20世紀の区切りとなった年はない……それ以来,いっさいのことが変化したのである」。―V,VIページ。

      悪魔サタンと配下の悪霊たちは,自分の滅びの時までに残された「時の短いこと」を知っています。(黙示 12:12,新)イエスが地上におられた時でさえ,悪霊たちは自分がいつか滅ぼされることを知っていました。彼らは当時,邪悪な性質を示していましたが,自分の時が短いのを知る彼らは今いよいよ悪らつになり,前以上に必死の努力を傾けています。(ルカ 8:27-33)彼らは,人類の注意を神の国からそらすため,可能なかぎりの患難を引き起こしています。今の邪悪な事物の体制が1914年以来これほどにも狂乱しているのは,ここに理由があるのです。それはちょうど,子供の回すこまが,完全に止まる前に狂ったように揺れるのと同じです。

      わたしたちはこうした事態を見て陰うつになりますか。イエスの弟子たちは,イエスのことばどおり,むしろ自分の頭を上げるべきです。なぜ? なぜなら,彼らはこうした事態の意味を知っているからです。彼らはこうしたできごとの中に,解放の近さを読み取るのです。(ルカ 21:28)そして,彼らはこの喜ばしい知らせを自分だけのものとせず,神の国が今や支配を始めたとの喜びのたよりを,全地で伝道しています。

      この事物の体制の終局に関する大預言の中で,イエスはこの伝道のわざについて予告されました。(マタイ 24:14)これも「しるし」の一部です。南北アメリカ,ヨーロッパ,アフリカ,アジアそして海洋の島々において,エホバの証人はこの緊急なたよりを熱心に宣明し続けています。あなたは,大きな都会であると小さな山村であるとを問わず,彼らが全地のいたる所で働いているのをごらんになるでしょう。そうです,「しるし」のこの面も成就しているのです。

      いっさいの証拠は,1914年に神の国が活動を開始したことを明確に示しています。地上のできごとはそのことの表われにほかなりません。その同じ年,「現存する邪悪な事物の体制」はその「終わりの日」にはいりました。(ガラテヤ 1:4)まもなく,神の国がその強大な力を表わし,サタンの邪悪な体制全体を滅ぼし去るとき,御国の『来る』ことを願った祈りはかなえられるでしょう。その時,神の国だけが全地を永遠に治める唯一の政府として活動するのです。―ダニエル 2:44。

      御国は地上のいっさいの事柄を直接に管理し,従順な人々に平和と幸福と命の祝福をあふれるほどに注ぎます。そのとき,「御心が,天におけるごとく,地にも行なわれますように」との祈りは,輝かしい成就を見ているでしょう。永遠に治める神の国がすでに到来しているからです。考えてごらんなさい! この御国の愛の統治の下で,あなたもとこしえの命を享けることができるのです。―マタイ 6:9,10,新。

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