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  • エホバはご自分の民の偉大な牧者また監督者
    ものみの塔 1969 | 10月1日
    • 時ヨシュア自身は,それら有能な人々が担うべき責任,および国民全体が持つ責任を思い出させました。それは彼らすべてが偉大な牧者エホバ神の導きの下に歩み続けるためでした。そうすることによって,彼らはすばらしい祝福と恵みを受けるからです。

      17 (イ)さばき人の時代はイスラエルにとってなぜ試練の時代でしたか。(ロ)士師記 2章19-22節は,イスラエルがエホバの期待に答えなかったことをどのように示していますか。

      17 部族ごとに相続地を得たイスラエル国民は,ヨシュアの死後もおよそ300年にわたり,多くの面でこの民の牧者となったさばき人の指導下で生活を続けました。聖書の士師記は,そうしたさばき人たちのおもな行為,およびその時代のイスラエル国民の行為についてしるしています。エホバはこの民の第一の牧者として,彼らを忍耐づよく導き,また彼らに祝福を与えられました。しかしこれはイスラエルにとって苦難の時代でした。なぜなら,多くの場合,彼らはその土地にいた偽りの神々の崇拝者を駆逐せず,その土地に居残った偽りの神々の崇拝者が,イスラエルにとってわなとなったからです。これら異教住民の誤った宗教上の慣行はイスラエル人に悪影響を与えました。イスラエル人は自分たちの牧者エホバの注意深い世話から幾たびも離れ,敵の部落にはいり込んで偶像崇拝に携わりました。これはエホバの怒りを招きました。聖書の記録によると,正しいさばき人が死ぬと,民は牧者を失った羊のようになりました。そしてエホバに導きを求めるかわりに,誤った道にはいりました。そうした場合の一例が士師記 2章19-22節にしるされています。「されどそのさばきづかさの死にしのちまたそむきて先祖よりもはなはだしくよこしまを行ひ他の神にしたがひてこれに事へこれにひざまづきておのれの行為をやめずそのかたくななる路を離れざりきここをもてエホバはげしくイスラエルをいかりていひたまはく この民はわがかつてその列祖に命じたる契約を犯しわが声に従はざるがゆえに我もまた今よりはヨシュアがその死にしときにのこしおけるいづれの国民をもかれらの前より遂ひはらはざるべし これは我イスラエルがその先祖の守りしごとくエホバの道を守りてこれに歩むやいなやを試みんがためなりと」。

      18 (イ)イスラエルの王は民の牧者また指導者としてどのように行動すべきでしたか。(ロ)イスラエルの王の多くはどのような人々でしたか。

      18 さばき人たちの治めた動乱期ののち,エホバはイスラエルの民の求めに答え,彼らを治める人間の王を与えられました。その王は民の前でエホバを代表する者となり,モーセ,ヨシュアその他イスラエルの正しいさばき人が行なったとおり,エホバの代表者とて正しく歩むべきでした。そうした王たちはしるされたエホバのみことばに注意深く従うべきでした。(申命 17:14-20)神のみことばは,イスラエルの牧者また指導者となった王たちの行動がいかにエホバの恵みをもたらし,あるいは不興を招いたかを細かに述べています。他方,王たちが民の影響を受けた場合もあります。王は能力を持ち,神を恐れ,信頼に答え,不正な利得を憎む人であるべきでしたが,実際にはその逆であった者が少なくありません。彼らの利己的な性向は彼ら自身および国民全体を大きな苦難に陥れました。地上におけるエホバの代表者として民を牧すべきでしたが,彼らは不正で思いやりのない者となり,イスラエルを誤った道に導き入れました。―イザヤ 1:4。

      19 (イ)イスラエルが不忠実であったにもかかわらず,エホバは引き続き何をされましたか。(ロ)エホバはご自分のしもべエレミヤを通じてイスラエルの牧者たちをどのようにとがめましたか。

      19 幾百年ものあいだ,エホバはイスラエルの民およびその見える牧者に対して忍耐と寛容を示されました。イスラエルは地上においてエホバを代表する国民またエホバに牧される民として選ばれていたのです。イスラエルがエホバを離れ,周囲の諸国民の誤った宗教的慣行に従った場合でも,エホバは愛と寛容とをもって忍ばれたのです。しかしやがてエホバの寛容と忍耐も終わる時が来ました。エレミヤの時代に,エホバは,牧者として立てられながらきわめて放縦になった人々に対してこう言われました。「ああわが養ふ群を滅し散す牧者はわざはひなるかな ゆえにイスエルの神エホバわが民を養ふ牧者につきてかくいふ なんぢらはわが群れを散しこれをおひはなち顧みざりき みよわれなんぢらの悪しき行によりてなんぢらに報ゆべしとエホバいふ」― エレミヤ 23:1,2。

      20,21 イスラエルの多くの者がエホバにそむいたにもかかわらず,エホバがいつくしみとあわれみを示し続けたのはなぜですか。エホバは何を約束されましたか。

      20 彼らはエホバが深い関心をいだかれた人人を世話するにあたって偉大な牧者エホバのすぐれた資質に少しも見ならいませんでした。それでエホバは彼らをほんとうに責め,きたらんとする滅びを警告されました。しかしエホバは,ご自分の民の中に,正しい事柄を行ない,エホバの注意ぶかい世話の下にとどまって,清い心でエホバに仕えようとする者のいることをよく知っておられました。エホバはそうした者たちを忘れませんでした。それでこう言われました。「われわが群ののこりたる者をそのおひ放ちたるすべての地より集め,再びこれをそのおりに帰さん 彼らは子をうみて多くなるべし 我これを養ふ牧者をその上に立ん 彼らはふたたびおののかずおそれずまた失じとエホバいひたまふ」。(エレミヤ 23:3,4)そして,遠い将来を見通してエホバはさらに言われました。「みよわがダビデに一つのただしき枝を起す日きたらん,彼王となりて世を治め栄え公道と公義を世に行ふべし」― エレミヤ 23:5。

      21 エホバに選ばれながら偉大な牧者のことばに従わなかったイスラエル国民は,紀元前607年に悲惨な終わりを見ました。しかしエホバはその中にいた正しい者たちを心にとめておられました。そして,その者たちがいつか正しい牧者の下に置かれることを約束されたのです。その牧者はエホバがなされたとおり,正義をもって人々を扱うでしょう。

      22,23 エホバはご自分のよい牧者としてだれを選ばれましたか。このよい牧者はエホバの羊を正しく世話するために何を行ないましたか。

      22 主イエスがメシヤとして到来したことは,エホバがご自分の民の牧者を立てられたことでもありました。聖書はそのことを明らかにしています。イエスは自分が「義き牧者」であることを自ら語られました。3年半にわたる地上での宣教のあいだに,イエスは自分がエホバのよい牧者としての資格を十分に備え,また必要な能力を持ち,神を恐れ,信頼でき,不正な利得を求めない者たちを人類の中から選び出す力のあることを示しはじめられました。そうした者たちの最初の者はイエスがご自分の弟子の中から選ばれた使徒たちであり,彼らはクリスチャン会衆の礎石となりました。イエスが選んだ者たちは下位の牧者として忠実な者であることを確かに示し,よい牧者であられる主イエスおよび首位の牧者また偉大な牧者であられる御父エホバと全く一致して働きました。

      23 こうした使徒たちは,手をゆだねられた牧者として自分が大きな責任をになっていることを悟りました。次の記事の中でその点を理解することに努めましょう。

  • 『なんという矛盾』
    ものみの塔 1969 | 10月1日
    • 『なんという矛盾』

      ● 今日教えられている進化論は,有機体の遺伝的要素内で起こるわずかな突然変異や変化が,原始時代のどろどろしたスープ状のものにある単純な微分子から出発して,生物の全世界を造りあげたという考えに基づいています。しかし,53か国から2000名の科学者が出席して東京で開催された第12回国際遺伝学会議に臨んだ遺伝学の一権威者の発表を,1968年9月21日付「サイエンス・ニュース」は次のように報告しています。「人類の将来の遺伝学の重要な課題は,人間の遺伝を自然,化学あるいは放射線による突然変異から保護することである。」

      もし突然変異が本当に地上の驚くほど複雑で感嘆せんばかりの生物をことごとく造りあげたのであるならば,なぜ突然変異からの保護を求める代わりに,もっと突然変異を起こさせるようにしないのでしょうか。なぜかと云うと,事実は本来突然変異が後退を促進させるもので,進化に寄与しないからです。それにもかかわらず,突然変異は現代学説の礎石とも云うべき進化の立て役者のように考えられています。詩扁記者の次の言葉はとても適切です。「愚なるものは心のうちに神なしといへり」。―詩 14:1。

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