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  • 「多数に従って悪を行なってはならない」
    目ざめよ! 1975 | 6月8日
    • ところ,現在のこの事物の体制のもとでは,十分かつ完全に公正にかなった処置が講じられることなど,期待できるものではありません。少数者の集団が十分に幸福を享受できたことがこれまでにあったでしょうか。種々の集団抗議運動や暴動が起きたにもかかわらず,圧制や不正を伴う旧態依然とした同じ体制が存続しているのです。それは,この世界が根本的に邪悪で,腐敗しており,神のものではないからです。(ヨハネ第一 5:19。ガラテア 1:4)不満,デモ,抗議運動,ストライキ,暴動,暴力行為などが頂点に達している今日こそ,神が事態に介入して物事を正すべき時であるといえます。それに,神はそうすることを約束しておられますし,間もなくそうなさいます。その間,真の義と公正に関心を持つ人々は何を行なえますか。

      神は正直で誠実な人々に対して,「できるなら,あなたがたに関するかぎり,すべての人に対して平和を求めなさい」と告げておられます。(ローマ 12:18)クリスチャンに対して神は,「すべての魂は上にある権威に服しなさい」と命じておられます。(ローマ 13:1)現存する権威がたとえ権力を乱用しようとも,そのような権威の転覆を図ることはクリスチャンの義務ではありません。また,デモや集団抗議運動やストライキなどを主張したり,推し進めたり,参加したりすることもクリスチャンの本分ではありません。

      このような道を取るクリスチャンは,愚かではありません。神だけが行なうことができ,また行なおうとしておられる事がらを自分たちで行なおうとして失意に陥るような愚を避けているだけのことなのです。―詩 37:7-9。

      それは一生涯,それも今では何年もの長期間待つということではありません。今日,地上では至る所で不正が行なわれているのを目にします。これはダビデ王が自ら経験したとおり,神が行動を起こされる確かな前兆です。(詩 37:35,36)ゆえに,世の策略を行使せずに,神を待ち望んでください。

      神の目的や神の方法および神の要求を学ぶなら,多数に従うという間違いを犯さないよう守られます。多数に従うことは結局のところ,神に賛美をもたらすどころか,この事物の体制の危機的な「終わりの日」の騒動や問題をふやすものとなるにすぎません。―テモテ第二 3:1-5。

  • 飢きんの脅威はどれほど現実のものか
    目ざめよ! 1975 | 6月8日
    • 飢きんの脅威はどれほど現実のものか

      読者の皆さんにとって飢きんのことなど縁遠い事柄と思えるかもしれません。歴史を通じて,人類の大半はどうにかして食べるものを十分に得てきました。それに,読者は食糧不足以上に切実な問題を抱えておられるかもしれません。

      しかし,どうして飢きんの問題が相変わらずニュースとして絶えず取り上げられているのでしょうか。どうして食糧および栄養問題の世界的な権威者たちは「世界的飢きん」とか,「全世界的飢きん」などということばを再三口にしているのでしょうか。根も葉もない警告を発して,単に大衆を脅かそうとしているのでしょうか。

      2年前のこと,“緑の革命の父”として知られるノーマン・E・ボーローグ博士は,世界は今後30年間食糧生産の面で現状を維持できよう,と語りました。同博士は今でも同じように考えていますか。「いや,わたしはもはやあのような楽観的な見方をしてはいない」と答えたボーローグ博士は,さらにこう説明しています。

      「1947年から1972年の半ばまでは世界の食糧消費

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