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  • どうすれば正しい決定を下せますか
    ものみの塔 1972 | 5月1日
    • 希望などの影響を受けずに決定を下せます。―箴言 3:21-26。

      なぜすぐれているか

      聖書の規準には,どんな個人的な道徳規範も与え得ない強い力があります。聖書に基づいて決定を下し,その決定を下した聖書的な理由を子どもたちに示す親は,きわめて有利な立場にあります。子どもたちは,その決定が単に父親や母親の考えであったり,気まぐれや偏見ではないことがわかります。それは創造者が言われることです。そのことは,親の助言に真の重要性を与えます。

      結婚生活で問題が起きた場合に,聖書に導きを求める人は,個人の道徳規範や人間の哲学だけを導きとする人々よりも,正しい決定をする上ではるかにすぐれた立場にあります。そのことについて,伝道の書 4章12節には,「三根の縄は容易く断ざるなり」と書かれています。ある夫婦を分裂させる問題でも,決定を下す際に創造者のみことばを調べることによって創造者を交えることを忘れない夫婦の場合は,その一致は破ることができません。

      聖書には,夫は妻を自分自身のように愛し,一方,妻は夫を深く敬わねばならないと書かれています。(エペソ 5:33)「しかし,結婚生活に関する現代の本の中にも似たような助言が書かれています」と言う人があるかもしれません。それは有りえることです。しかし,人を力づけるのは,聖書に書かれている単なる内容ではありません。それがだれから出ているかということです。すなわち,聖書を書かせた霊感の与え主が問題なのです。

      ひとつの例を考えてみましょう。ペテロ前書 3章4節には,妻に対して,「もの静かで,柔和な霊の朽ちない装い」で身を飾るようにとの助言が与えられています。しかし,なぜそうすべきなのですか。なぜなら,それは「神の目にきわめて尊いもの」だからです。また,夫たちは「妻を己より弱き器の如く貴ぶ」べきです。それはなぜですか。「汝らの祈に妨害なからんため」です。(ペテロ前 3:7)おわかりのように,夫と妻は,自分たちの行為が神にとっても重大な意味を持っており,自分たちと神との関係に必ず影響するということを教えられるのです。

      取るべき道を決定するに際して,非常に大きく関係する事柄を権威をもってわたしたちに教えることができるのは,神のみことばだけです。

      善か悪かの問題は職場でしばしば起こります。圧力をかけられたり,誘惑されたりすると,個人の道徳規範はもろくもくずれることがあります。時たまちょっとした不正直なことをするのは厳しい世界を生き抜くためにやむをえないと考える人は少なくありません。たとえ見つからなくても,そうした人たちは,清い良心を失い,見つかりはしないかという恐れから緊張のゆるむひまがないという高い代価を支払っています。

      聖書は,正直と忠誠を旨とした決定を下す力を与えてくれます。それゆえにこそ,ローマ帝国で奴隷となっていたクリスチャンでさえ,「人を喜ばせる者のように目先だけのつとめをするのではなく……誠実な心で」その主人に忠実かつ正直に仕えることができました。なぜですか。「しかるべき報いである相続物を受けるのはエホバからであること…悪をなしている者は自分が悪く行なった報いをかならず受け,分けへだてない」ことを知っていたからです。(コロサイ 3:22-25,新)創造者を喜ばせたいという願いは,物事を正直に行なう力となりますが,個人的な道徳規範や,テレビの隠しカメラが見ているかもしれないという考えは,そうした力とはなりえません。

      「エホバの法律は完全です」。(詩 19:7,新)その法律に基づいた決定はまちがいなく最良の結果をもたらします。なぜなら,エホバの法律はいかなる場所,いかなる時,いかなる情況の下においても常に当てはまるからです。そのことを確信するためには,聖書に精通する必要があります。そして聖書の助言を生活の中で実践し,その結果を見なければなりません。それをするための助けとして,聖書の勉強が自宅で無料で行なえる取り決めがあります。本誌の発行者にそれをお申し込みになるのはいかがですか。その決定にあなたは決して後悔する必要はないでしょう。

  • エホバはどんな神ですか
    ものみの塔 1972 | 5月1日
    • エホバはどんな神ですか

      1,2 (イ)エホバという名の神がおられることをどんな事実が証明していますか。(ロ)エホバのみことば聖書は,それに注目する人たちに強力な影響を及ぼします。このことを証明する事がらを述べなさい。

      エホバという名の神は確かにおられます。150万余の人びとがその神に崇拝をささげていますし,少なくとも207の土地でそれらの人や他の人びとが語るエホバの名を,ほとんどすべての人が耳にしています。エホバの崇拝者は,そのみ名を宣明する本つまり聖書にしるされている律法につき従っています。

      2 それら150万人もの崇拝者は自分たちの神エホバに忠節を尽くすがゆえに,ある国々ではそのみ名が世の注目の的になる場合があります。彼らは諸国民の政治に関しては厳正中立を守り,キリスト教世界の教会からは完全に離れ,たとえ苦しみをこうむろうとも,血の神聖さに関する神の命令を固守します。このすべては,エホバはご自分の崇拝者に強力な影響を及ぼすことばを語る神であることを示しています。

      3,4 (イ)神のみ名に関して諸国家は何をすることに努めてきましたか。成功しましたか。(ロ)どうすれば,エホバがどんな神であるかを知ることができますか。

      3 ある国々,特に共産主義諸国はこのみ名を聞けないようにしようとして,それを非とする法律を定め,み名をふれ告げるわざを禁じています。しかし,み名を口にすることをやめさせるのに失敗しています。人に好まれない名を持つこのかたは,どんな神ですか。その神には,それほど忠節で活発な信奉者を生み出す何かがあります。それはなんですか。

      4 この神の特質については無知でいる必要はありません。その歴史的な記述は,神との交渉を個人的に経験した人たちの著わした霊感による神の記録としての聖書に収められています。また一般の歴史も,裏づけとなる詳細な事がらを少なからず提供しています。

      5 イスラエルはエホバを知る機会にどのように恵まれましたか。

      5 たとえば,エジプトへの隷従から救出されたイスラエル民族のことを考えてみましょう。およそ60万人の戦士は幾十万人もの婦女子や年寄りたちとともに家畜を伴って乾いた海底を横断し,追っ手のエジプト人が,元に戻った海の水の中に閉じ込められて滅びるのを見ました。それはエホバのご処置を目撃する経験をした一時期の最高潮を成すできごとでした。紅海でのこの事件に先立って十の災いがエジプトに下されましたが,それらはみなエホバの代表者モーセによって事前に告知され,おのおの時をたがえず,モーセが予告したとおりの仕方で臨みました。

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