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    目ざめよ! 1985 | 11月8日
    • なった子供たちの57%は,「お金を持つ喜びのため」と答え,43%は「何かを買うため」にお金が必要だと答えた。同紙はこう述べている。「この機関の出した結論によると,子供たちの50%以上がお金そのものに関心を抱いているということは,子供たちの世界がお金万能の大人の世界とあまり変わらないことを示唆している」。

      再び隠される

      最近,フィンランドのクフモイネンにある200年の歴史を有する教会の補修と修理を行なっていたところ,神のみ名,エホバを表わす文字が明るみに出た。古いペンキが落とされた際に,大文字で書かれた,“Jehova”(神のみ名のフィンランド語のつづり)という語が祭壇の真上,大きな壁画の下のところにはっきりと読めた。「この幾分混乱を引き起こす語とその大きな壁画」を今後どうするかについて,「会衆の中でさまざまな側面が検討されたが,その決定は教区会にゆだねられることになった」と,地元のクフモイステン・サノマト紙は述べている。中央フィンランドの博物館の館長,ジャンネ・ビルクナは,その壁画が「非常に貴重なので,時を移さず専門的な技術を使って補修すべきである」との考えを示したことを同紙は伝えている。しかし,教区会は鏡板でその壁画を覆い,「混乱を引き起こす」神のみ名を隠すことを全員一致で票決した。

      展示されても盗み出せない美術品

      最近,値踏みのできないほど貴重な美術品約150点がロンドンで展示されるためにソ連から積み出されたが,「大型トラックや装甲輸送車の護送隊はなく,多額の保険金もかけられず,温度調節を施した環境も備えられていなかった」と,オブザーバー紙は伝えている。なぜだろうか。すべての品物がホログラフィーの形で送られたからである。それによって,古すぎたり精巧すぎたりして動かせない品物を含めることができた上,同時に数か所で展示をすることが可能になった。「展示“品”のうちの一点,西暦前4世紀のスキタイ人の黄金の胸当てだけをとっても,数年前に米国へ送られた時には1,000万㌦(約24億円)の保険がかけられ,24時間武装警備員をつけなければならなかった」と,同紙は述べている。これまでで最も質が高いと言われるこの天然色のホログラフィーは,「強力な,7波長パルスレーザー」で作られた。

      絶滅に瀕する象

      野生生物保護論者によると,中央アフリカ共和国はアフリカにおける象の最後のとりでの一つである。しかし,ある航空調査団の団員で,アフリカ象の専門家の重鎮であるイアン・ダグラス-ハミルトン博士によると,その調査団は過去4年間に同国の象の数が「無惨な減少」を見たことを報告している。スーダンとチャドの密猟者たちがきばをねらってこの動物を殺している。それに加えて,地元の人々も象牙と肉を得るために象を殺している。調査団の推定によると,同共和国にいる象の数は過去10年間に8万頭から1万5,000頭に減少した。

      死の海

      ジャーマン・トリビューン紙はハノーバー大学のコンラート・ブーフバルト教授の行なった調査について報告し,「北海は遅くとも25年以内には生物学的に死の海となるが,3年以内にそうなることも考えられる」と述べた。ブーフバルト教授によると,できることと言えば,せいぜい汚染をこれ以上悪化させないことである。教授は北海をかつての比較的きれいな状態に戻せる見込みはないと見ている。

      カナダの堕胎

      カナダ統計局による連邦調査の結果,十代の女性の堕胎の数は25歳を超える女性の堕胎の数の2倍を上回ることが明らかになった。15歳から19歳までの年齢層の女性の間では1,000人につき16件の堕胎が行なわれた。それに比べて,25歳から44歳までの女性は1,000人につき7件,20歳から24歳までの女性は1,000人につき18件であった。この調査結果について伝えたカナダ・トロント市のグローブ・アンド・メール紙は,「1981年に十代の少女に対して行なわれた1万7,725件の堕胎のうち,7%は再度の手術であり,これは以前の5%から上昇している。20歳から24歳までの女性の間の再度の堕胎率は11%から16%に増加した」と述べている。

      考えている赤ちゃん

      「生後二日の嬰児が幾らかの初歩的な思考を実際に行なっているかもしれないという可能性に,児童発達の専門家たちは騒然としている」と,トロント・スター紙は伝えている。その報道によると,専門家は最近まで生後8か月ないし12か月に満たない嬰児は複数の感覚から入って来る情報を調整できないと考えていた。しかし,アメリカ科学振興協会の今年の年次総会の席上,ワシントン大学のアンドリュー・メルツォフは,生後12日から21日の嬰児が顔の表情を模倣するのが観察された,と報告した。メルツォフは結論として,赤ちゃんは,「別個の感覚から受け入れる情報を,生まれてすぐに関連づける」ことができ,「初めから,自分と他の人間との結び付きを作り上げる心理的な機構を備えている」と述べている。

      テレビでの飲酒

      子供たちがテレビで見るものについて憂慮している親にとって心配しなければならない事柄が一つ増えた。それは飲酒である。英国のゴールデンアワーのテレビ番組に関する調査によると,創作に基づく番組全体の71.7%に飲酒の場面があり,そのような場面は1時間に平均3.4回あった。しかし,さらに憂慮すべきなのは,「暴行,交通事故,火事,殺人,家族に対する虐待,あるいは体をこわすことなど,アルコールの消費によって生じる,より具体的な結果を描く場面が極めて少ない」という調査結果であると,この調査を行なったレスター大学の特別研究員,アンダース・ハンセンは語っている。それどころか,そのような番組は,飲酒が良い生活,金持ちと裕福な人々の生活様式に欠くことのできないものであるとの印象を視聴者に与える。

      お金が物を言う!

      盲人を助けるための努力の一環として,カナダのカールトン大学の科学技術ゼミは,紙幣の額面を「読み」,その額面を音声合成装置によりフランス語か英語で「読み上げる」ことのできる携帯用の低廉な装置を開発中である。微小なマイクロプロセッサーが,多くの国で数々の製品に付けられているような何本もの黒と白の線を読み取ることにより,紙幣の額面を検知することができる。この発明の推進者たちは,この次にカナダ銀行券のデザインが一新される際に,その線を加えるよう希望している。

      戦車をウオッカに

      チェコスロバキアでの演習の際に戦車に乗って道に迷った4人のソ連軍兵士は,ウオッカ2ケースとその戦車を交換した。ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙の報道によると,4人は戦車で村にやって来て,村に一軒しかない居酒屋の裏手に乗り付けた。当局者が後日調べ上げたところでは,居酒屋の主人はウオッカ24本と引き換えに戦車を買い,それを取り壊して,鉄くず再利用センターに売っていた。兵士たちは,その事件の二日後,森の中で眠り込んでいるところを発見された。

  • どのようにしてすべての動物をノアの箱船に入れることができましたか
    目ざめよ! 1985 | 11月8日
    • どのようにしてすべての動物をノアの箱船に入れることができましたか

      「不可能だ」と言う人は少なくありません。しかしそう答える人は,箱船がどれほどの大きさだったか本当に理解しているのでしょうか。その大きさの船の積載能力を知っているのでしょうか。

      こうした事柄が,「聖書はほんとうに神のことばですか」という本の「世界的な洪水がありましたか」という章から学べ,興味をそそられます。

      192ページのこの堅表紙の本は,聖書批評家が問題として指摘する点を多く取り上げています。400円のご寄付でお求めになれます。243-04 海老名市中新田1271 ものみの塔聖書冊子協会あて,切手400円分を同封してお申し込みください。

      切手400円分を同封します。「聖書はほんとうに神のことばですか」を郵送料発行者負担で送ってください。

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