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リーワード諸島1980 エホバの証人の年鑑
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リーワード諸島の兄弟姉妹たちは,ブルックリン本部からの訪問者によって霊的な激励を受けてきました。例えば,1968年11月に初めて協会の当時の会長N・H・ノア兄弟の訪問を受けて,兄弟姉妹たちは非常に励まされました。ノア兄弟の話を聞きに集まった281名の人は,弟子ヤコブが述べた「鏡」で自分自身を調べる機会を与えられました。そして,『神のことばが植え付けられるのを柔和に受け入れる』ように促され,わたしたちが住んでいる危険な時代に照らして自分自身を調べるように助けられました。(ヤコブ 1:21-24)その後20人から30人ほどの兄弟姉妹は,ノア兄弟が飛行機を待つ一時間のあいだ,空に南国の星のきらめく空港で歓談しました。ノア兄弟はそのあと,カリブ海支部と南アメリカ支部を訪問する予定でした。
証人たちはまた,エホバの証人の現在の統治体の成員による最近の訪問によっても大いに築き上げられました。1976年の8月中に,ロイド・バリー兄弟,アルバート・シュローダー兄弟およびジョン・ブース兄弟がサンキッツ島とアンチグア島を訪れました。バリー兄弟とシュローダー兄弟は,忙しいスケジュールの中から一晩を取ってサンキッツ島へ飛びました。その夜,話を行なう前に一時間足らずの時間があったので,その二人は区域の様子を見るために奉仕したいと言いました。夕暮れの中に出かけて行っていっしょに島の人々に証言したときの,地元の証人と訪問者の喜びを読者の皆さんは想像できるに違いありません。それからすぐ後,訪問した兄弟たちの励ましとなる話を聞くために,375名の人が集まり,兄弟たちは大いに喜びました。
1976年8月の末,ジョン・ブースは,リーワード諸島の地域大会で主な話をしました。しかし,統治体の他の兄弟たちもここを訪れました。同年の10月,ライマン・スウィングル兄弟は,ドミニカ島に二日間滞在して兄弟たちを励ましました。1977年にE・C・チティー兄弟が,1978年にはダニエル・シドリック兄弟が地帯の監督として訪問しました。ですから,リーワード諸島の兄弟姉妹たちが協会の本部にいる,仲間のエホバの僕たちを身近に感じるのも不思議ではありません。そして,ここの神の民は,自分たちと全世界のエホバの崇拝者たちとを一致させるクリスチャン愛のきずなを確かに大切にしています。
「勝利の信仰」国際大会
1978年8月23日から27日にかけて,アンチグア島のセントジョンズで開かれた「勝利の信仰」国際大会を主催したことは,リーワード諸島の兄弟姉妹にとって胸の躍るようなことでした。出席者の中にスウェーデン,英国,アメリカ,カナダ,カリブ海の兄弟姉妹が混じっていたこともたいへんうれしいことでした。出席者の最高数は1,717人で,バプテスマを受けた人の数は35人でした。
大会の運営すべてがリーワード諸島生まれの兄弟たちによって行なわれたことは,宣教者たちに大きな励ましとなりました。また,それは,地元の兄弟たちの霊的な成長を証明していました。統治体のカール・クライン兄弟は,その大会で主な話をしました。また,ブルックリンとロンドンのベテル家族の成員多数がプログラムを扱いました。
エホバへの奉仕をとこしえに喜ぶ
W・R・ブラウンは,この愛すべき島々で弟子を作ったのち,1922年に「それらの島へもう一度行くべきでしょうか」とJ・F・ラザフォードに書き送りました。その時,W・R・ブラウンは別の土地に派遣されましたが,それ以来何年もの間にブラウン兄弟のような他の大勢の人々が“ここの島々に幾度も渡って”きました。そして多くの愛すべき人々がエホバの家に集まり,エホバに忠実に仕えてきました。(イザヤ 2:2-4。ハガイ 2:7)しかし,将来はどうでしょうか。すばらしい見込みがあるのです! 今日,リーワード諸島には716人の王国宣明者がいます。1978年3月23日に主の晩さんが行なわれた際,出席者数は,18の会衆と二つの孤立した群れで,合計1,594名でした。
リーワード諸島で王国の証言が行なわれたこれまでの年月を振り返ると,そこには忠実さに関する消すことのできない記録のあることが明らかです。証人たちは「忠実で思慮深い奴隷」を通して,エホバの忍耐強い指導と大きな愛を受けてきました。(マタイ 24:45-47)また,証人たちはエホバに奉仕することを喜んでいます。エホバが業は終わったと言われるまで,リーワード諸島の真のクリスチャンたちは,引き続き喜びを抱きつつ,「エホバ自ら王となられた! 地は喜びに満ちよ。多くの島々は歓べ」というすばらしいたよりを広めます。―詩 97:1,新。
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ペルー1980 エホバの証人の年鑑
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ペルー
インカの里。それがペルーです。ペルーはその昔インカ帝国の領土でした。今日ペルーには約1,700万の人々が住んでおり,その中には,高度に発達したインカ文明の基礎を7世紀余り前に置いた人々を先祖に持つケチュア・インデアンがいます。
現在,ペルー人100人のうち約46人はケチュア・インデアンかアイマラ・インデアンです。残りの人口は大体,インデアンと白人の混血です。現に,
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