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『愛は建て起す』ものみの塔 1957 | 7月1日
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27:11)たしかに,家族内の各人,夫も,妻も,両親も子供も,お互に対して責務を持つています。そして,愛を表わし示すことにより,自分自身だけでなく,他の者をも建て起しすべてはヱホバの讃美に帰せしむることができます。
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愛は新世社会を建て起すものみの塔 1957 | 7月1日
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愛は新世社会を建て起す
1,2 (イ)ヱホバのクリスチャン証者たちは,なぜ新しい世の社会と正しく言われますか。(ロ)どんな事実と聖句は,新しい世の社会を建て起こすものが愛であると示していますか。
ヱホバのクリスチャン証者たちは,新しい世の社会として知られています。というのは,彼らは神の新しい世を宣明し,そして新しい世にふさわしい大使として行動しているからです。彼らは,ヱホバと隣人を愛する,という新しい世の愛の原則を自分たちの心の動機にしています。このことは明白に表われた真実である為,1955年に北アメリカと欧州で開かれた勝利の御国大会を報告した公共の新聞は,その点についてしばしば註を述べていました。
2 それは,当然そうあるべきです。なぜなら,彼らの指導者であるイエス・キリストは愛について最大の強調を置き,そして愛によりイエスの真の弟子たちは識別される,とさえ言われました,『私は新しいいましめをあなた方に与える,互に愛し合いなさい。私があなた方を愛したように,あなた方も互に愛し合いなさい。互に愛し合うならば,それによつて,あなた方が私の弟子であることを,すべての者が認めるであろう。』愛は,『すべてを完全に結ぶ帯である。』それは,新世社会の成員を互にむすんで強くし,そして全世界に対して一致した前線を張ることができます。かくして,サタンのもたらす迫害と物質主義という二つの鋭い攻撃を打ち負かすことができるのです。『二人は一人にまさる』そして『三根の繩は容易く断れざるなり。』家族のきずなを建て起す際に愛の達成し得ることは,新しい世の社会にも達成し得るのであつて,それは同じ理由のためなのです。―ヨハネ 13:34,35。コロサイ 3:14,新口。伝道之書 4:9,12。
愛は集会の際に建て起す
3,4 神の民と共に集まることを,どのように見なしますか。そして,そのために愛は何をしますか。
3 愛は新世社会を建て起します。というのは,愛によつて私たちは献身したクリスチャンたちのいろいろの集会や大会に集まり,神の御言葉についての増し加わつた光や,霊的な力,およびヱホバに奉仕つづけさせるはげましを受けるからです。それだけに止まらず,愛により,私たちはそのような集まりを,他の人を建て起す為の機会と見なします。愛により,私たちは早く来て兄弟たちや,初めての善意者に暖い歓迎の言葉を述べたい,と思います。愛により,私たちは演壇で語られている言葉に深い関心を持つようになります。細大洩らさぬ注意を払うことによつて,私たちは講演者を建て起します。愛があるとき,私たちは集会が終つた後も居残つていたい気持になります。そして,経験を述べ合つたり,圧迫を受けている人に援助の言葉とか励ましの言葉なり挙動などを示します。そして,そうする私たちも自分自身を建て起すのです,なぜなら『人を潤す者はまた利潤をうく。』とは絶対にたしかだからです。―シンゲン 11:25。
4 また,機会があるなら,そのような集会に積極的な参加をすることにより,愛は他の人を建て起すことを求めるでしよう。単に『或る人たちがいつもしているように,集会を止めることをしない』という事だけでなく,「私たちの告白する望みを,動くことなくしつかりと持ちつづけ,」「愛と善行とを励むように互につとめ,」そして「互にはげまし,かの日が近づいているのを見て,ますます,そうしよう」とすべきです。パウロは,ローマ人に宛てて次のように書きました,『私は,あなた方に会うことを熱望している。あなた方に霊の賜物を幾分でも分け与えて力づけたいからである。それは,あなた方の中にいて,あなた方と私とのお互の信仰によつて,共に励まし合うためにほかならない。』― ヘブル 10:23-25。ロマ 1:11,12,新口。
5 集会の際にお互を効果的に建て起こす為に,私たちは事前に何を為すべきか。
5 兄弟たちに対する愛により,私たちは自分の学ぶべき事柄についての準備を熱心にいたします。かくして,私たちは兄弟を建て起すことができるのです。特に,演壇上でなす割当を受ける時には,私たちはそうします。そのようにして,私たちの進歩をすべての人に表わして皆を建て起すことができます。私たちは,
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