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真理を進歩的に教える王国宣教 1981 | 8月
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ください。関心を持つ新しい人を会衆の他の人に紹介すれば,クリスチャン会衆が,他のどこにも見られない健全な交友を楽しんでいる,真に兄弟の交わりと言えるものであることを悟るよう彼らを助けることになります。
4 1981年の年句は,新しく関心を持つ人たちと証しの業について話し合う優れた機会を提供してくれます。友人や親せき,知人にエホバの栄光ある王権について話し始めるよう彼らを励ますことができます。(詩 145:10,11)彼らは学んでいる基本的な真理を分け与えることができるのです。彼らが集会に定期的に出席し始め,その生活をキリスト教の基本的な要求に調和させたなら,神権学校に入るように,またわたしたちと共に野外奉仕に参加するように招待することができます。―詩 50:14。
みなが援助できる
5 新しい人たちが会衆の集会に出席する時,会衆の他の人々は彼らの真理における進歩を促す影響を与えることができます。エホバの民全般の敬神の行状を見て,ある人々はどれほど深い感銘を受けてきたことでしょう! 王国会館で若い人々にも年長の人々にもみなぎっている温かい,友好的なふんい気は,聖霊の明白な顕現とあいまって,多くの人をして「神はほんとうにあなたがたの中におられる」と認めさせてきました。(コリント第一 14:25)会衆の書籍研究の司会者は新しい人々に注意を向け,近所の書籍研究の群れと交わること,また野外奉仕に参加することを励ますべきです。特に会衆内の長老には,新しく交わる人々を集会で歓迎したり霊的な援助を差し伸べたりして彼らに励ましを与える機会があります。
6 今日真理にいるわたしたちのほとんどは,真理に入って来た時いろいろな兄弟姉妹から受けた愛ある援助を思い起こすことができます。幾年にもわたって受けてきた,進歩的な訓練や励ましに対する感謝は,今日エホバの家にやって来る他の新しい人々を援助したいという気持ちをわたしたちに起こさせます。(ミカ 4:1,2)他の人々に真理を進歩的に教えることに精一杯参加する時,行って弟子としなさい,と言われたイエスのご命令を遂行する点での自分の役割を喜ぶことができるでしょう。―マタイ 28:19。
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良いたよりを伝える ― 雑誌経路を育てることにより王国宣教 1981 | 8月
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良いたよりを伝える ― 雑誌経路を育てることにより
1 野外奉仕に携わっていると,雑誌を楽しんでおり,定期的に求めはするものの,何らかの理由で予約することは望まない人によく会います。ある人は,雑誌を郵便で受け取ることや,郵送リストに自分の名前が載ることには難色を示しますが,だれかが訪問すれば喜んで雑誌を定期的に受け取ります。そのような人々と雑誌経路を取り決めることができる場合が少なくありません。―「組織」の本,117ページ。
2 雑誌を用いたそのような訪問をどのように発展させることができますか。まず,毎週定期的に奉仕に出掛けるよう努めるべきです。家の人が雑誌を楽しんだかどうか知るために一,二週間のうちに寄ってみたいと申し出て,次回の訪問の基礎を築いておくのは助けになります。次いで,家から家の記録に,家の人の住所,氏名,訪問の日付,配布した号,特に話題にした記事や題目を含め,必要な情報を記録したいと思われるでしょう。
3 再訪問の時,次のように言えるでしょう。「おはようございます。(家の人の名前を用いる。)この間の記事(前回の訪問で特に話し合った記事の題名を述べる)についてさらにお話ししたいと思って来ました」。家の人がその記事を読んだと言っても,そうでなくても,続いて次のように言えます。「この最新号には,(特定の記事に言及する)についての興味深い記事が載っています。覚えておられると思いますが,これらはわずか100円のご寄付です。きっと大きな益を受けられると思いますよ」。
4 雑誌経路を持つことには種々の利点があります。定期的に訪問することにより,人々と知り合い,温かい友好的な関係を築くことができる場合が少なくありません。その人たちが読むための最新号の雑誌を置いてくることにより,また毎回訪問するたびに短い会話を交わすことにより,関心を高める機会が得られます。ひとたび関心が十分に高まれば,経路に入っている幾人かと聖書研究を始めることが可能になるでしょうし,訪問を受けている人や家族が雑誌を個人的に予約することの利点を悟るようになるかもしれません。
5 毎月,第2および第4土曜日に,こうした雑誌経路を開発したり訪問したりすることに幾らかの時間を割くようお勧めしたいと思います。若い伝道者たちでも,関心を持つ人々のもとへ「ものみの塔」と「目ざめよ!」を定期的に携えて行くことを楽しむことでしょう。雑誌を届けるたびに一つの再訪問を数えられることをお忘れなく。
6 雑誌経路を確立するにはねばり強さが求められます。でも,その結果は報いの大きいものです。あなたは雑誌経路をお持ちですか。そうでなければ,上記の提案を試してごらんになるように,そして,雑誌という手段によって霊的食物を分配するこの方法を十分活用なさるようにお勧めいたします。
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神権的ニュース王国宣教 1981 | 8月
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神権的ニュース
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。岩手,盛岡・青山。茨城,下妻。千葉,八日市場。千葉,千葉・誉田。埼玉,寄居。東京,東京・池尻。神奈川,横浜・戸塚。神奈川,秦野。静岡,富士。石川,羽咋。京都,京都・醍醐。大阪,高槻・中央。大阪,豊中・西と北。香川,高松・北。福岡,福岡・飯倉。沖繩,那覇・小禄。
◆ 広島県,福山・本庄会衆は優れた雑誌配布を楽しんでいます。5月 42人の伝道者の雑誌配布平均は22.4冊,12人の補助開拓者の平均は57.8冊でした。第2,第4土曜日の雑誌活動に特別の努力を払うほか,夕方6時半頃からの雑誌活動もよく支持されているそうです。
◆ 愛媛県,松山・東会衆は前回の巡回訪問以来17人の新しい伝道者が生まれ,新たに5人がバプテスマを受けました。成員111人で159件の家庭聖書研究が司会されています。温かい,助け合う精神が見られ,どの集会にも180人前後の方々が出席しています。
◆ 京都,八幡会衆の96人の奉仕者のうち,6か月間に61人の方が何らかの開拓奉仕に参加できました。集会も非常に良く準備された,教訓的なもので,会衆で示されている優れた開拓者精神とあいまって,集会の出席数は1年間にすべての集会で30人以上の増加となっています。
◆ 兵庫・三木会衆も6か月間に12人の新しい伝道者が奉仕を始めました。会衆と交わる67人の伝道者全員が定期的な奉仕者で,半数の方々が正規あるいは補助開拓者です。会衆の4人の長老はしばしば話し合う機会を持って成員の必要を考慮しているとのことです。
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発表王国宣教 1981 | 8月
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発表
◆ 野外での提供 8月: 会衆に在庫しているニューズプリントのポケット版書籍どれでも3冊に,最新号の雑誌2冊を添えて,1,000円の寄付で提供する。9月: 「聖書物語の本」を1,200円の寄付で提供する。10月と11月: 「ものみの塔」または「目ざめよ!」の1年の予約を1,800円の寄付で提供する。関心ある方には両方の予約を3,600円の寄付で提供する。
◆ 書記と長老たちへ: 8月末の奉仕報告が完成したらすぐに,奉仕年度末の諸報告の作成にかかっていただきたいと思います。「会衆分析報告」(S-10),「開拓者についての知らせ」(S-207)そして「文書在庫調査用紙」(S-18)などを,正確にそしてできるだけ早く,協会に送るようご協力ください。たとえ一つの会衆からの報告でも到着しないなら,支部として報告を完成できないのでご協力いただければ幸いです。
◆ 留守宅用のスリップが2種類在庫しています。nf No.2とnf No.3で,どちらも1,000枚1,000円で注文できます。十分に活用していただきたいと思います。
◆ 9月の後半から10月いっぱいにかけて,会衆で次の1年間に使用する用紙類が発送される予定です。しかし,今までに送られた用紙が余っている会衆もあることでしょう。もし在庫が十分にあるために来たる1年間協会から補給してもらう必要のない用紙があれば,会衆の書記はできるだけ早くその用紙の記号をお知らせください。その通知を発送前にいただければ,その用紙は発送からはずすことができます。
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