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9月中,エホバへの賛美を増し加えなさい王国宣教 1984 | 9月
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始めて自分でそれを司会するようにだれかを援助できるかもしれません。あなたは,研究を始める時にだれかを伴って行き,次いで徐々に研究をその人にゆずることができますか。これらのどの方法によっても,あなたはエホバへの賛美を増し加えることにあずかれます。
8 確かにエホバは賛美されるに値する方です。毎日,エホバを賛美するあらゆる機会を考え,それを活用してください。(詩編 145:2)そうすることは今,わたしたちに深い満足をもたらすでしょう。そして,将来についてはいかがですか。わたしたち,そしてわたしたちが援助を与える人たちが資格にかない,とこしえにエホバを賛美する業にあずかれますように。―テモテ第一 4:16。
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あなたは10月と11月に補助開拓者として奉仕できますか王国宣教 1984 | 9月
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あなたは10月と11月に補助開拓者として奉仕できますか
1 神を崇拝するとは,神に仕えるという意味です。イスラエル人にとって,エホバを崇拝するためには,その命令に対する従順,そしてエホバに全く専心した民としてそのご意志を行なうことが必要でした。(出エジプト 19:5。ヨシュア 24:14,15)クリスチャンとして,エホバに対するわたしたちの崇拝には王国の良いたよりを宣べ伝えることと,わたしたちが学んだ真理を他の人々に教えることが含まれます。(マタイ 28:19,20)イエスの命令に従順であることにより,わたしたちは実際にはエホバに仕え,崇拝していることになるのです。
10月と11月にあなたの奉仕を増し加えなさい
2 多くの伝道者たちは1年のうち都合の良い特定の時期を選んで,他の人の救いのために肝要な良いたよりを宣べ伝える業により多くあずかるようにしています。(ローマ 10:10-15)大勢の方々が今月補助開拓者として奉仕しています。あなたは10月と11月に補助開拓者としてエホバに対する賛美の犠牲を増し加えることができますか。(ヘブライ 13:15)1か月かそれ以上補助開拓ができるような予定を立てることを真剣に考えてみたことがありますか。要求については「わたしたちの奉仕の務め」の本113,114ページに述べられています。是非このことを配偶者や親,あるいは会衆の他の伝道者と話し合ってごらんください。密接な協力のうちに努力するなら成功します。―箴言 15:22。
補助開拓奉仕から受ける益
3 野外奉仕活動を増し加えるなら,数々の個人的な益がもたらされます。毎日良いたよりを宣べ伝えることに従事することにより,心と思いを霊的な考えに集中させることになります。それによりわたしたちの霊性を向上させることができ,そのことはわたしたちの態度や物の見方や振る舞いに反映されるでしょう。神が是認しておられる業を行なっていることが分かるので,わたしたちの幸福は増大します。また,良いたよりを明快に,分かりやすく述べる能力を改善することにもなります。家庭聖書研究を始めることができれば,特別な喜びがあります。加えて,普通霊の実が生活の中で一層明らかになります。事実,野外奉仕においてより活発な時に会衆や家族の他の成員との関係がよくなると述べた伝道者たちがいました。ひと月の間補助開拓者になるために自分の物事を組織することにより,普通家でも野外でもいつもより多くのことを成し遂げると述べる人たちもいます。わたしたちのエホバとの関係は活動を増し加えることによって富んだものになるということにだれでも同意します。
4 会衆も益を受けます。一人で補助開拓奉仕に入ることをためらっているかもしれない人も,だれかから励まされれば,そうすることでしょう。補助開拓はできないものの,奉仕活動を増し加えたい人がいるかもしれず,その人たちは補助開拓をしている人々と共に働くことによりそれができます。開拓者精神,つまり全時間奉仕に対して正しい精神態度を持つことは,兄弟姉妹たちがこの特別な活動を楽しく支持する時,会衆に行き渡ります。会衆の霊的福祉は野外宣教における会衆の活動と密接な関係があると言われています。ですから,長老たちが補助開拓奉仕を励ますことにより,またできる時にそれにあずかることにより率先するなら,会衆全体が益を受けます。
5 わたしたちが奉仕を増し加えることから,わたしたちの宣べ伝える人々も益を得ます。最初の訪問か再訪問で開拓者たちはより多くの家庭聖書研究を始めることができ,その研究により命の道を歩むようになる人がいるのです。区域でより多くの文書が普通配布されますが,そのことは羊のような人々が真理を学ぶ機会が広がることを意味しています。世の状態を嘆き悲しむ人々を探し出す真剣な努力が払われます。人々は差し迫った神の裁きについてふさわしく警告を受けていますし,この業を果たし行なうわたしたちの責任は一層十分に成し遂げられます。(エゼキエル 9:4; 33:7-9)エホバのみ名と王国の音信は人々の前にさらにしっかりと置かれますので,人々は『彼らの中に預言者がいたこと』を知ることでしょう。―エゼキエル 33:33。
10月に補助開拓をするよう今計画しなさい
6 そうすることのできる人にとって,補助開拓の活動は10月に野外宣教に一層多くあずかる優れた方法です。1年のうちでも気候の大変しのぎやすい10月は,野外奉仕を拡大するのにとても良い時期です。互いに誘い合って是非計画してごらんください。群れの証言の日に行なわれる野外奉仕のための集会で毎週有益な提案を復習できるようになりましたが,補助開拓奉仕をしながら毎日それらの提案を適用することにより,奉仕の喜びを一層増し加えることができるでしょう。そうです,今良い計画を立て,奉仕に十分にあずかってください!
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野外奉仕における良い行儀は神をたたえる王国宣教 1984 | 9月
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野外奉仕における良い行儀は神をたたえる
1 使徒パウロはコリントの人々に次のように書き送りました。「わたしたちはどんな点でも決してつまずきの原因を作らないようにしています。わたしたちの奉仕の務めがとがめられるようなことのないためです」。(コリント第二 6:3)それゆえパウロはフィリピの人々に『良いたよりにふさわしく行動する』よう勧めました。(フィリピ 1:27)この霊感を受けた助言は,クリスチャンの行儀が大切であることをはっきりと前面に出しています。野外奉仕におけるあなたの行儀は神をたたえるものですか。
2 行儀とは何でしょうか。行儀とは,日常の行為,行状あるいは振る舞いと定義されており,他の人の扱い方に関係があります。良い行儀と結びついている表現には,礼儀正しさ,ていねいさ,考え深さ,思いやり深さ,親切,巧みさがあります。良い行儀は,ある人々にとっては取るに足りないもののように見えるかもしれませんが,クリスチャンにとってはそうではありません。クリスチャンとしてわたしたちが成し遂げる事柄の多くが良い行儀の欠如によって台なしになりかねないということをわたしたちは認めています。
家から家の業において
3 家から家に歩く時,あなたは神の奉仕者に期待されている品位を示しますか。あなたの外見と振る舞いは,あなたが伝えている音信の持つ重大さと調和したものですか。もちろんわたしたちは自分の子供を宣教に伴いたいと思いますが,子供たちはふさわしい仕方で真理を表わすように訓練されているでしょうか。伝道者が家の人に話している間,子供はよく聴いていて,遊んでいないでしょうか。もし子供が無作法だったり,その行状が気を散らさせるものだったりすると,家の人は伝道者が言う事柄から十分の益を得ないかもしれません。良い訓練を受けている子供たちはエホバ,親,そして会衆に誉れとなります。一人の婦人は,自分に良いたよりを宣べ伝えた二人の年若い兄弟たちについて,「このような……きちんとした身なりの若者と話すのは本当に楽しいことですし,多くの若者たちがこの人たちの模範に従ってくれたらと思います」と述べました。彼女は明らかに若い兄弟たちの外見と良い行儀に感銘を受けたのです。
4 語る時に,良い行儀をどのように示すことができますか。使徒ペテロは,わたしたちが語る際に「温和な気持ちと深い敬意」を示すべきであると述べました。(ペテロ第一 3:15)このことは大切ですが,道理に合わない人たちと接する時は特にそうです。独断的な,荒々しい,横柄な仕方で話すなら,わたしたちの行儀は神をたたえるものとなっていると言えるでしょうか。良い行儀を示すためには,巧みさと友好的であることが必要です。家の人にそうする気持ちがない場合,わたしたちは,文書を求めることやわたしたちの音信を聴くことを過度に押しつけるべきではありません。また,良い聴き手となることも大切です。そのこともクリスチャンの行儀の一部だからです。家の人が話す時に,わたしたちは家の人の話す事柄に耳を傾けるべきです。これは敬意を示すことになります。そうすれば家の人の思いにある事柄を知るようになり,その人を助けるより良い備えをすることになります。―箴言 18:13。
5 区域で奉仕する時,良い行儀を身につけていれば,歩道や建物の前で群がるのを避けられます。通行人がわたしたちをよけて通るようにすべきではありません。街路での奉仕に携わる時にもこのことは大切です。
再訪問と聖書研究において
6 他の人の家にいる時,クリスチャンの行儀があれば,わたしたちは客として振る舞い,示されたもてなしに対する感謝を示し,ふさわしい礼儀を保ちます。研究を司会する人や再訪問をする人は,家の人が訪問のために許可している時間に対する敬意を示すべきです。時間を固く守るべきです。伝道者が子供を伴う時には,子供は家の人とその所有物に敬意を示すべきです。いかなる仕方であってもわたしたちは,つまずきの原因を作ったり,とがめられたりしたくはありません。―コリント第二 6:3。
7 疑いなく野外奉仕における良い行儀はエホバ神をたたえます。わたしたちすべてが引き続き「良いたよりにふさわしく行動」してゆけますように。―フィリピ 1:27。
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