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  • 神は本当に存在しますか
    ものみの塔 1981 | 5月15日
    • ゆけるようにするため重なり合って働いている要素すべてを考慮してみるとよいでしょう。太陽は地球から約1億5,000万㌔ほど離れています。地球があと数百万㌔太陽に近かったなら,高熱のために生命は存在し得なかったでしょう。一方,地球が今よりもわずか数百万㌔太陽から離れていたとすれば,寒さのために地球には生物が存在し得なかったでしょう。

      わたしたちの呼吸している空気についても考えてみましょう。人間は酸素なしに生きてゆけません。事実,大気の成分の21%は酸素です。しかし,酸素の量が現在の半分あるいは2倍であったとしたなら,わたしたちの知っているような生命は地球上に存在し得なかったでしょう。さらに,植物と動物との間に見られる調和つまりバランスがあります。植物は二酸化炭素を取り入れ,酸素を放出しますが,呼吸をする生物すべては酸素を取り入れ,二酸化炭素を放出します。このような調和やバランスすべてはどうやって存在するようになったのでしょうか。それは神が存在していることを示す証拠ではありませんか。

      人体を構成する文字通り無数の細胞にも,神が本当に存在することを示す同じほど強力な証拠が見られます。細胞は実に小さな組織です。ところが,これら無数の細胞の一つ一つは,科学物質や蛋白質やホルモンを製造する,城壁を巡らした都市になぞらえることができます。この活動すべては細胞核によって制御され,生産されたものは網の目のような経路を通って細胞の内外に送られます。こうした細胞内の粒子の中には,20万倍に拡大しても見えないほど小さなものもあります。アメリカの代表的医学誌が,生物学に関係する科学者の少なくとも80%は生物学と生命が何らかの高位の力によって律されていることをすぐに認めると述べたのも無理のないことです。

      神の実在を示す証拠は動物の本能にも見られます。鳥が天候にかかわらず,幾千㌔も先の目的地に間違いなく飛んで行けるのはなぜですか。ハチやアリなどの昆虫は実にすばらしい知恵を示します。ウナギも驚くべき習性を示します。ヨーロッパのウナギもアメリカのウナギもサルガッソー海へやって来て卵を産み,そこで死にます。卵がかえると,稚魚はその母親が住んでいた場所へ戻って行きます。ヨーロッパのウナギがアメリカの水域で見付かったことも,アメリカのウナギがヨーロッパの水域で見付かったことも全くないと言われています。これはどうしてでしょうか。

      偉大な第一原因者が確かに存在することを示す証拠は動かし難いものです。神は本当に存在しておられます。そして,数えきれないほど多くの奇跡をまさしく行なわれました。科学の名の下に奇跡を退ける人もいることでしょう。しかし英国の詩人,クーパーがあるとき語ったように,「見るものすべては奇跡です。ただこのように[いつも]見ていると,せっかくの奇跡にも全く気付きません」。神が本当に存在しておられることを認める人々にはそのようなことはありません。

  • あなたにとって神はどれほど現実の存在ですか
    ものみの塔 1981 | 5月15日
    • あなたにとって神はどれほど現実の存在ですか

      アメリカのユダヤ教の一教師がある時アインシュタインに,「あなたは神を信じますか」と尋ねたところ,「わたしはスピノザの神,つまり現存する物質の秩序正しい調和のうちにご自身を啓示する神なら信じます」という答えが返ってきました。

      では,17世紀のそのユダヤ系オランダ人の哲学者は神に関してどのような概念を抱いていたのでしょうか。簡単に言えば,「現存する万物は神の一部で,神は現存する万物の中に存在する」という概念でした。スピノザは,「全く文字通りの意味で,我々は神の中で生き,動き,存在している」と考えました。しかし,そのような神はスピノザやアインシュタインにとってどれほど現実的な存在だったでしょうか。

      スピノザやアインシュタインにとって,神はせいぜい汎神論的な神にすぎませんでした。“汎神論”という語は“すべて”と“神”とを意味する二つの語から成っており,「神を宇宙の力や法則と同一視する教理」と定義されるからです。

      宇宙,つまり“自然という書物”が神について多くを啓示していることに疑問の余地はありません。しかし,神がわたしたちにとって本当に現実的な存在となるには,単に宇宙に見られる事柄だけでなく,神に関してはるかに多くの知識が必要になります。神からの啓示がどうしても必要です。『そもそも自分が聞いたこともない神にどうして信仰を持てるでしょうか』と書かれている通りです。(ローマ 10:14)愛と知恵と公正という特質にふさわしく,神はみ言葉,聖書という形でそうした啓示を与えておられます。聖書を読むと,神が偉大な第一原因者であられることだけでなく,神の特質についても学べます。すなわち,神は無限の力と知恵を備え,義と公正さの点で欠けたところがなく,愛を体現しておられるということです。それに加えて,み言葉を読むと神の目的をも学べます。―創世 18:14。申命 32:4。イザヤ 45:23,24。ローマ 11:33-35。ヨハネ第一 4:8。

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