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自分のために安全を確保するものみの塔 1968 | 5月15日
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二 3:16,17)そして今日,神は,誠実に求める人がこの正しい知識を得て安全を得るようにはからわれています。預言者イザヤはそのことを預言し,今の時代に関して次のことばを書きました。「率われらエホバの山にのぼり…神われらにその道をおしへ給はん われらその路をあゆむべしと…エホバはもろもろの国のあひだをさばきおほくの民をせめたまはん」― イザヤ 2:3,4,文語。
エホバの授けられる教えを聞く人は,大きな安心を得ます。そのような人は神に信頼することを学びます。また聖書をとおして語りかける神のことばに耳を傾け,安全を確保するために何をする必要があるかを明白に悟り,それをします。そして「人間に従うよりは,神に従うべきである」と語った1世紀のクリスチャンと同じ態度をとります。(使行 5:29)神に従うとき,神の保護と導きを得ます。神は彼らを導いて,物事を正しく組織させます。彼らの考えと行ないは,飛行機がレーダーの電波により目的地に導かれるように神の聖霊すなわち目に見えない活動力によって,正しく導かれます。神に従う者だけが神の霊の働きからこのような益を受けるのです。「神がご自身に従う者に賜わった聖霊」と述べられています。―使行 5:32。
世にあるさまざまな団体,組織,政党,宗教が安全を見いだしておらず,悩みと混乱の中にある理由は,ここにあります。彼らは支配者として神に従うことをせず,したがって神の導きと祝福を受けていません。神のしもべと対照的な彼らの状態は,聖書の次のことばに預言されていました。「見よ,わがしもべたちは心の楽しみによって歌う,しかし,あなたがたは心の苦しみによって叫び,たましいの悩みによって泣き叫ぶ」― イザヤ 65:14。
あらゆる営みにおいて
人生のあらゆる営みにおいて神に従うことにより,真のクリスチャンは大きな安全を得ます。たとえば神の律法は「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」と教えています。(マタイ 22:39)それで神のしもべは暴力をふるわず,破壊行為をしません。むしろ他の人を助けて安全を確保する,建設的な愛の道を学びます。それでよく知られたイザヤの預言は,彼らの間で成就しているのです。「こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて,すきとし,そのやりを打ちかえて,かまとし,国は国にむかって,つるぎをあげず,彼らはもはや戦いのことを学ばない」― イザヤ 2:4。
神に従うことは健康増進の道ともなります。どのようにですか。神の律法を守る人は,大酒,たばこ,暴飲暴食,不品行,麻薬その他,健康を害するものを避けるからです。また支配者として神に従う人々と交わるならば,健康をそこなうような習慣に誘い込む悪い仲間を避けることにもなります。それで神の律法に従う人は,欲望をほしいままにしている人よりも健康な生活ができます。
わたしたちはなお病気や老齢を免れることができません。しかし神に従う人は,この点においてもより大きな安全を享受できます。神の律法は,病気や老齢の人を物質的また霊的な面で顧みることを教えています。それで援助や励ましを必要とする人を,家族が顧みないということはありません。(テモテ第一 5:4,8)病人や老人には,ともに交わって励みを与えてくれるクリスチャンの兄弟が大ぜいいて,親切な援助をさしのべます。彼らは確かにそれを行なっています。
さらに夫婦が神に従うならば,家庭においても安全が増し加わります。問題が起きても,二人は神のことばにしるされた,まちがいのない原則を導きにすることでしょう。神は結婚を創始され,幸福な結婚生活のために最善の助言を授けられました。二人はそのことを認識しています。また結婚を考えている人に対して,神のことばは,「不信者と,つり合わないくびきを共にするな」,「結婚してもさしつかえないが,それは主にある者とに限る」といましめています。(コリント第二 6:14。コリント第一 7:39)自分と同じく神に従う人と結婚することは,結婚生活の安全と幸福の見込みを非常に大きくします。事実それは結婚生活において最大の幸福を得る道です。世の中には破壊された家庭がふえていますが,神のことばに従って家庭を築くエホバの証人の間にそのような問題はありません。
また心から信頼できる真実の友,まさかの時に力となり,最善の福祉を心にかけてくれる友を持つことも,安全を増し加えます。神に従う人にはこのような友がいます。正直,道徳,誠実に関する神の律法を守るゆえに,彼らは盗みや不道徳な行為をせず,また困っている友人を見捨てません。また真実の愛を持ち,利己的な利害によって動かされません。エホバの証人は,関心を持つ新しい人が彼らと交わる時,神の民の間では不敬虔な行ないが許されないことを理解するようにその人々を助けます。新しい人は,聖書の原則と一致した生活をするように忍耐強く助けられます。こうして個人のふるまいに関する神の高い標準が維持されるのです。神を支配者として神に従う人々の中にいることから,なんと大きな安心感が得られるのでしょう。
前途にはもっと大きな安全
近い将来にもっと大きな安全が得られます。暴力と悪とに満ちた事物の制度をも含め,個人の安全をおびやかすものはまもなく除かれるでしょう。神は,わたしたちの世代のうちにこれらを終わらせることを保証されています。(マタイ 24:34)病気,老衰,アダムから受け継がれた死そして悪は過ぎ去るでしょう。神に従う人々は,新しい事物の制度の下に生きるのです。その新しい事物の制度の下で,神は「人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや,死もなく,悲しみも,叫びも,痛みもない。先のものが,すでに過ぎ去ったからである」と聖書に約束されています。(黙示 21:3,4)こうして安全をおびやかすものがすべて除かれ,神に従う人々は,永遠につづく正義の新秩序の下で全き安全を享受できるでしょう。
今の安全そして来たるべき神の新秩序における,いっそう大きな安全を,あなたのものにすることができます。神の要求される事柄を学んで行なう時に,それは実現されるのです。そうする人に対して神は次のように約束されました。「わたしに聞き従う者は安らかに住まい,災に会う恐れもなく,安全である」― 箴言 1:33。
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マリヤは神の母ではないものみの塔 1968 | 5月15日
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マリヤは神の母ではない
全世界におよそ5億9000万人を数えるローマ・カトリック教徒にとって,これは驚くべきことばに違いありません。しかしこれは聖書から確証される事です。聖書からの証拠を検討することを恐れる必要はありません。神の霊感によって書かれた聖書は真理であり,真理が人を惑わすことはないからです。
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