ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 円熟にむかって進歩する
    ものみの塔 1961 | 9月15日
    • か。週末とか夜,彼は何をしていたと思われますか。神の御言葉を研究して,神のわざをしましたか。あるいは,宣教する時間はないと言いながら,その他の闘技場で行なわれた剣闘士の勝負を見ていましたか。―使行 18:3,4。

      21 ほこりと悪い行儀を示すことについて,新しい世の社会内の者は,どんな見地を取るべきですか。

      21 円熟を示す別のものは,ほこりを捨てること,そして自分の利害を追い求めることを捨てることです。誇りたかぶっている人は未熟を示します。他の人を押しのけて歩いて行く人,他の人がクリスチャンにふさわしい教訓をうけるために集まっているときに妨害を加える人,あるいは良い行儀の習慣を身につけようとしない人は,もっとも思いやりのない人です。しかし,新しい世の社会に交わる人のうちに誇り高ぶっている人,行儀の悪い人,思いやりのない人が幾人かいることでしょう。新しい世の社会は拡大している社会だからです。毎年,幾万人という人々は,そのような行いが日常生活の一部である古い世の社会から新しい世の社会にはいってきます。しかし,肝心なことはこうです。そのような新しい人と私たちは,彼らが霊的な幼児であり未熟であると認めます。彼らは時たつ中に円熟に向かって進歩し,古い世の行いと態度を捨てて,新しい世の生活のために『その心を順次変える』でしょう。(ロマ 12:1,2)未熟な者のためにつまずかされるかわりに,むしろ未熟な者を援助して円熟に進歩させなさい。クリスチャンにふさわしい生活についてはすばらしい例がたくさんあります。監督,旅行する僕たち,そして円熟している他の者たちなどおおぜいの人のことを考えてごらんなさい。それらの人々は全会衆のためクリスチャンにふさわしい生活の正しい模範を示しています。彼らがキリストに従うように,彼らに従いなさい。―コリント前 13:4-6; 11:1

      22 なぜ新しい世の社会内の者は,愚かな質問にかかわりを持ちませんか。

      22 円熟している人は,無意味な質問について口論するようなことをしません。もし調べて答が得られるなら,その答を得るために無理のない程度に努力するでしょう。しかし,『ハルマゲドンはいつ来るか』とか『人間は火星で住めると思うか』というような質問に対する解答を見つけようとしません。パウロはテモテ後書 2章23節で次のように言っています,「愚かで無知な論議をやめなさい。それは,あなたが知っているとおり,ただ争いに終るだけである」。

      23,24 論争を解決することと,責任を受けいれることについて,円熟性はどのように示されますか。

      23 未熟な人々はうらみをいだきます。しかし円熟している人は争論をすぐに解決するほど進歩しています。パウロはこうさとしました,「怒ることがあっても,罪を犯してはならない。憤ったままで,日が暮れるようであってはならない」。―エペソ 4:26,新口。

      24 責任を受けいれることにより円熟に進んでいることを示しなさい。あなたはエホバに献身しましたか。それでは,責任を取るようにと頼まれるとき,さしひかえてはなりません。ヨナのようであってはなりません。彼は神から任命された町ニネベに行く責任を取らず,タルシシに逃げようとしました。―ヨナ 1:1-3。

      報い

      25-27 円熟の報いは何ですか。

      25 円熟の報いは,ほんとうに豊かです。深い正確な知識は,金銭で買うことのできない内面的な満足をもたらします。そのような深い知識により,あなたは効果的な教える者になることができます。聖書の真理の正確な知識を知ったとき,あなたは幸福でしたか。あなたが進歩円熟して,この貴重な真理を他の者に定期的に与えることはさらに幸福でしょう。この経験を持つ者は,真理を受けるよりも与える方がずっと幸福であると証言します。―コロサイ 2:2。使行 20:35。

      26 円熟の別の報いは,産出はエホバの祝福をうけるということです。パウロの言葉,「わたしは植え,アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは,神である」。(コリント前 3:6,新口)あなたが神の同労者であって,神に求められていると知るなら,気持良い満足感をおぼえるでしょう。それで,あなたが自分の手のわざを見るとき,つまりある人を教えてその人が新しい世の社会内で立場を取るのを見るとき,あなたは神の御旨にかない,神はあなたと共に働いていることを知るでしょう。ヨハネ伝 6章44節に記録されているごとく,イエスはこう言われました,「わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ,だれもわたしに来ることはできない」。

      27 最後に,円熟している人は拡大された奉仕の機会を持つことができます。そのように拡大された特権を持つ準備をしなさい。責任を避けてはなりません。むしろ,神の過分の御親切に感謝し,その過分の御親切の中に成長して,その目的を失ってはなりません。ほんとうに,より円熟に向かって進歩しつづけて行きなさい。―ペテロ後 3:18。

  • まぜ合せた道徳の水準
    ものみの塔 1961 | 9月15日
    • まぜ合せた道徳の水準

      「教会は,イエスの教えた絶対的な道徳のいましめに口先きだけの敬意を払っているが,一般の新教の教会で実際に行なわれている道徳の水準,つまり教会のメンバーが互を判断する標準は,異教の道徳の教え,昔からの言伝え,中産階級の気にする世間体,それに聖書のいましめを少しばかり加えてまぜ合わせた,奇妙で不浄なものである」。―「使徒の伝道」からタイトー・カントネン著「福音伝道の理論」の中に引用されたもの。

  • 神の目的とエホバの証者(その26)
    ものみの塔 1961 | 9月15日
    • 神の目的とエホバの証者(その26)

      「『あなたがたは私の証者です』とエホバは言われる。」― イザヤ 43:10,新世訳

      「上なる権力」に従う

      ジョン: さて,1929年の6月号の「ものみの塔」(英文)は,「上なる権力」と題する記事を二部に分けて掲載しました。a すこしの言葉をここに引用してみましょう。その危険な時に証者たちがどんな立場を取ったかが分かるでしょう。

      ロマ書 13章についてはたくさんの注解の言葉が書かれている。その要旨は,異邦人の権力あるいはこの世の政府は「存在すべき権力」であって,そのような政府はエホバ神からその権力をいただくという。それは,かつて「帝王神権説」の教理を裏づける基礎理論に用いられ,国家が持っていて行使する力がどんなものでも,その力は神から任命されたものであり,したがって神の子供はその力に従わねばならないと論ぜられている。b

      一つの国では合法の行ないも,他の国では違法になっいる例が数多く述べられています。それから,神はこれらのちがった国家に異なった権力あるいは権威をゆだねたかという質問がなされています。この論議の特定な部分を結論するにあたって,記事は次のように述べています。

      アメリカ合衆国の基本的な法律は,人がこのむいかなる方法でもその宗教を行なうことができると述べている。この基本的な法律に反して,ある州は福音が特定な場所で,特定な環境下で伝道することができないような法律をつくり,福音の伝道をしようとする者たちを逮捕して罰する。ロシアでは,政府の許可がないかぎり,福音の伝道を禁止する法律が施行されている。イエス・キリストを通して神の子たちに与えられている神のいましめは,この福音をあかしとして全国民に伝道することである。(マタイ 24:14)神の子はアメリカ合衆国やロシアの法律に従うべきか,あるいは神の律法に従うべきであろうか,神は御自分の御こころと予盾反対し,御こころをきずつける法律をつくったり施行したりする権利と権威を,これらのいろいろの国に与えたであろうか。

      使徒パウロの言葉を,この世の諸政府に適用することは正しくない。それはまったく明白である。「存在している権威は,すべて神によって立てられたものだからである」とパウロが言うとき,彼はこの地の異邦の諸国家に言及しているのであるか。彼は神の制度内で行使される力に言及しているのであって,サタンの制度内に行使されるものに言及しているのでないと言うのは理に合う。c

      この結論を確証づけるために多くの聖句と論議が提出されていました。

      この世の諸政府とクリスチャンの関係についてこの新しい見解が示されたので,エホバの証者は活気づけられ,津波のごとくに襲いかかってきた法廷の戦いにも,彼らは敢然と立つことができました。d エホバの証者は,真実の「上なる権威」であるエホバ神とキリスト・イエスに従って大胆な立場を取りました。これは御くらについた神の政府の王に対する反対者の心をいっそうかたくなにするだけでした。

      トム: 1929年と言えば,大きな株界崩壊の年だったとしかおぼえていません。その年から世界最悪の

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする