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    ものみの塔 1958 | 10月1日
    • なると同時に,神の誉,また彼らの主人の誉となります。彼らはこの教えを,キリストの『最も小さな命令』の一つと考えないで,自分たちにゆだねられた『より重要な事がら』の一つと考えます。―マタイ 28:19,20,新世; 5:19,20。テモテ前 4:15,16。ピリピ 1:9,10。

      知識を分け与える

      4 ヱホバの証者の集会,特に「ものみの塔」の研究に出席することによつて,あなたは何を得ますか。

      4 もしあなたがヱホバの証者の一人ならば,あなたは,まだ学んでいない人々を教える資格がありますか,それともあなた自身が,初歩の原則を学ぶ必要がありますか。どちらにしても,あなたはやはり兄弟たちの交わりが必要です。その交わりであなたは「弱つた手を強くし,よろめくひざ」を健やかにし,必要な助言を受けることができます。御国会館で行われる研究集会,特に週毎の聖書研究に出席することによつて,「ものみの塔」に討議されているように,あなたは霊的に建て起されるでしよう。そのような交わりや助けがなければ,人は世俗的名利を追う人と不健全な交際をするようになり,従つてその人の心は,サタンに属する悪鬼たちの激しい攻撃に陥落しやすいでしよう。『終りの日』に現われるこのような状態を語つて,ユダは次のように忠告しました,『しかし,愛する者たちよ。あなたがたは,最も神聖な信仰の上に自らを築き上げ,聖霊によつて祈り,神の愛の中に自らを保ち,永遠のいのちを目あてとして,わたしたちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい。』― イザヤ 35:3。シンゲン 11:14。コリント前 15:33。ユダ 20:21,新口。

      5,6 (イ)あなたは,どんな方法で自分の希望を公けに述べ,信仰にいるか否かをためすことができますか。(ロ)なぜすべての人が註解すべきですか。

      5 ですから,『ものみの塔』の研究がある時,御国会館に出席することをあなたの務めとしなさい。そして,討論されるどの部分をも見逃さないために,またその準備をされる方に敬意を示すために,時間を守りなさい。あなたは他の人が言うことを聞くだけのためにこのたいせつな集会に出席しません。そうでなくて,あなたの希望を『公けに述べ』ます。そしてさらに,『愛と正しいわざをはげますよう互に心がけよう。ある人の習慣のように共に集まるのを怠つてはならない。その日の近づいているのを見てますますもつてそうしようではないか。』― ヤコブ 1:22-25。ヘブル 10:23-25,新世。

      6 『あなたがたは,はたして信仰があるかどうか,自分を反省し,自分を吟味するがよい。』これをなすには,註解をするよりよい方法はありません。「私はだまつていましよう。ほかの人の方が上手に言えるでしようから」などと言わないで下さい。他の人は,自分に分つたことを表現できるだけなのです。あなた独特の表現は,他の人を良いわざにはげますかも知れません。すべての人が生命のために一つの学校にいるのです。全部が,新しい世で生命を受けることを希望しているのです。ですから,生命がそれに依存しているかのように勉強しなさい。事実,命はそれに依存しているのです。それから,兄弟たちの間であなたの所信を明らかにすることによつて信仰を表示し,またそれをためして見なさい。もしあなたの答が正しいならばこの上ありません。あなたは他の人々を,愛と正しいわざにはげましているのです。もし間違つていたならば,それは訂正されますから,正しい答を得るようあなたの助けとなります。そして,あなたは,命に至る知識を他の人々に伝える時もう間違いをくりかえさないでしよう。独りで考えることは,骨の折れることであるのを忘れないで下さい。ですから,いつも受ける側にばかり立たないで,『御言葉を教えてもらう人は,教える人と,すべて良いものを分け合いなさい。』― コリント後 13:5。ガラテヤ 6:6。コリント前 14:11,12,新口。

      7 どんな重要な理由のために真理に進歩しますか。この点に関するたいせつな助けは何ですか。

      7 ヱホバの制度内でじつとしていることは不可能です。真理に進歩することは,「流れに逆らつて泳ぐ」のに似ています。進歩しないならば,「河下に流されて」ついには「死の海」で終つてしまうでしよう。ですから,進歩し,成長し,円熟しなさい! それは,心を入れかえ,自分の考えではなく,神の御言葉に明確に示されている神の考え方に従つて,自分で考えるのを学ぶということです。この世の宗教,つまり自分の代りに誰かに考えてもらうようお金を払つていた宗教を離れて来た人々は,大きく変化しなければなりません。そして,『この世の組織制度に従うのをやめなさい。むしろ,神の善にして御旨にかなう全き御心をわきまえ知るために,あなた方の思いをかえて変化しなさい。』家庭で,聖書や「ものみの塔」の出版物を読んで勉強し,会衆での研究に備えなさい。毎日,少しずつ聖書を読みなさい。1年間に聖書全部を読みつくすように努力してごらんなさい。聖書を読むことは,ヱホバが,過去,現在,未来のでき事を話されるのを聞くのと同じです。それは,ヱホバの取りきめの中で占めるあなたの立場を知る助けとなります。そして「ものみの塔」と共に聖書を読んでゆくにつれて,初歩の教理から進歩し円熟してきます。そして,すぎ去りつつある古い世の,矛盾した多くの宗教からおそわつた,神の誉を汚す教えをあなたの心から捨て去つてしまいなさい。かたい食物を食べるに従つて,あなたは自分の『善悪を見分ける感覚の力』が『訓練され』ているのに気づくでしよう。そのように個人研究,会衆での研究を通じて学ぶに従い,あなたは,『男らしく』なることができるでしよう。―ロマ 12:2。ヘブル 5:11-14。コリント前 16:13,新世。

      8,9 「ものみの塔」の研究に出席する人々は,どのようにしてのみそれから益が得られますか。

      8 御国会館で行われる「ものみの塔」研究では,「ものみの塔」研究の僕が質問をします。そして出席しているすべての人は,それに答える特権を持つています。それは生気に満ちた集会で,すべての人が楽しみます。御国会館は,居眠りをしに来る場所ではありません。そこに出席する各人は,体を出席させるのみでなく,『心』もそこになければなりません。居眠りをする人が,どうして正確な知識を取りいれることができるでしようか。イエスは,ゲッセマネで,イエスが御父に祈る間目を覚ましているようにと言い渡しておいた弟子に向い,『どうして眠つてなどいられるのか。』と質問されました。命の言葉が討議されている時,あなたはどうして眠つたりできますか。イエスは,二,三人,彼の名によつて集まる所には,自分もその中にいるであろうと約束されました。そのように重要な客人のいる時に,誰も居眠りなどしたくはないでしよう。―ルカ 22:46。マタイ 18:20。テサロニケ前 5:6。

      9 集会中は,討議されている重要な霊的事がらから離れて,この世の事がらに心をさまよわせてはなりません。少なくともこの時間中だけは,家事や,仕事,その他のことを忘れて,正確な知識をとり入れることに集中しなさい。『あなたがたは上にあるものを思うべきであつて,地上のものに心を引かれてはならない。』『すべての事にあなたの進歩があらわれるため,これらの事を実行し,それを励みなさい。自分のことと教のこととに気をつけ,それらを常に努めなさい。そうすれば,あなたは,自分自身とあなたの教を聞く者たちとを救うことになる。』霊的事がらにあなたの心を置く時,心配事をひとまず忘れて,神の国と神の義とを最大の関心事としなさい。―コロサイ 3:2。テモテ前 4:15,16。マタイ 6:33,新口。

      油断なく見張る

      10,11 (イ)ヱホバの食卓に集まり,そこで食べることによつて,どんな危険が避けられますか。(ロ)使徒パウロは,新生社会と交わる特権に感謝しない人々の状態についてどう言いましたか。

      10 私たちが今日,なぜヱホバの食卓に集まつて,その有徳に与るべきかには,十分の理由があります。真理が明るく輝き渡る時は到来しました。神の関心事に没頭する人々は,最高者の秘密の場所に安全にかくされています。ヱホバの偉大な天使長によつて,天から地に激しく投げ落されてしまつた悪魔はいま,油断している者,主なる神の仕事に忙しく働いていない者たちを真理から引き離して食いつくそうと,探し歩いています。神の恩恵と保護を確かに得るためには,神の教と訓練を重要視することがますますたいせつになつてきました。『一度の救いは永久の救い』というスローガンは危険なスローガンです。このスローガンを採用したため,多くの人々は,かつてはたいせつにした奉仕の特権にむとんじやくになり,それをないがしろにするようになりました。従つて,悪鬼たちにとつては,彼らの心にはいりこむ道が開けたわけです。パウロは,今日の私たちに,時期を得た警告を発するよう霊感されて,次のように言いました。すなわち,ある人々は,神の過分の御親切に対して,感謝もしなければ賛美もささげないので,『その思いはむなしくなり,その無知な心は暗くなつた……彼らは神を認めることを正しいとしなかつた。』― 黙示 12:12。ペテロ前 5:8。シンゲン 4:13。ロマ 1:21-23,28-32,新口。

      11 勉強を怠り,真理におくれ,同じ貴重な信仰を持つ他の人々と集まり合うのをやめることは,信仰から離れる原因となります。それによつて彼らは,神の僕というまれな特権に対する感謝の気持を失います。ペテロは,彼らの状態を次のように示しています,『義の道を心得ていながら,自分に授けられた聖なる戒めにそむくよりは,むしろ義の道を知らなかつた方がよい。ことわざに,「犬は自分の吐いた物に帰り,豚は洗われても,また,どろの中にころがつて行く」とあるが,彼らの身に起つたことは,そのとおりである。』彼らは神の保護の下から,自分で出て行つてしまうのです。―ペテロ後 2:17-22,新口。シンゲン 18:1。

      12 ヱホバへの奉仕活動が重要であるのはなぜですか。

      12 正義の新しい世における生命は,あまりにも貴重ですから,それを,怠惰や感謝の不足,不従順などの祭壇に犠牲とすることはできません。神の御言葉を勉強することはたいせつです。しかしそれは,ヱホバによる救いの良いたよりを伝えて従順に活動するという,目的のための手段にすぎません。神の制度内には,怠惰な人の場所はありません。イエスは,まだほんの若者であつた頃,模範を示されました。イエスは,自分が,御父の仕事に従事しているのを両親が知らなかつたのに驚きました。ですから私たちは,御父の仕事に従事し,それを努めとしなければなりません。従つて,『熱心で,うむことなく,霊に燃え……なさい。』『堅く立つて動かされず,いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあつては,あなたがたの労苦がむだになることはないと,あなたがたは知つているからである。』― ルカ 2:49。ロマ 12:11。コリント前 15:58,新口。

      時を活用する

      13,14 (イ)神は今日,御自身の僕に対してどのような,まれな特権を与えられていますか。(ロ)この特権を行使する結果は何ですか。

      13 ヱホバの御名を立証する時は熟しました。宇宙の最高者なる主が人間に差しのべられたこの立証に参加する特権こそ,まことに貴重なものであります。私たちは,神の敵の正体を暴露し,また,ヱホバが要求される答を供給することによつてそれに参加します。その答とは,すなわち,自分の時間と努力と生命をささげて,悪魔がうそつきであることを証明しようと切望する人々がこの地上にいるということです。忠実を堅く保つヱホバの証者は,正義の原則を妥協させません。彼らは神の僕としての自分の立場に情欲が影響することをゆるしません。人間が神の側の論点を支持する必要は二度とないでしよう。なぜなら,サタンおよび彼に従う悪鬼たちが底知れぬ坑に投げこまれ,また目に見える彼の代理者たちが屈辱を受けて滅ぼされることにより,この問題は解決されるからです。その時,すべて息ある生物は,みなヱホバを賛めたたえるでしよう。―詩 150:6。

      14 今こそ新世社会内に自分の場所を持ち,それを維持すべき時です。『すべての人が救われて,真理を悟るに至ること』こそ,神の御心です。すべての神の僕たちは,神と隣人に対する愛に強く動かされ,生命を救うこの偉大なわざに従事するという目的をもつて研究します。時は限られています。『人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が,あなたがたの心と思いとを,キリスト・イエスにあつて守るであろう。……あなたがたが,わたしから学んだこと,受けたこと,聞いたこと,見たことは,これを実行しなさい。そうすれば,平和の神が,あなたがたと共にいますであろう。』― テモテ前 2:4。エペソ 5:15,16。ピリピ 4:7-9,新口。

  • 戦術を習得する
    ものみの塔 1958 | 10月1日
    • 戦術を習得する

      ホーマー・ダブリュー・スミスは,『人間とその神々』という本をかきましたが,その中で,十字軍についての戦慄すべき事実につき,簡単に次のように語つています。『聖地やつぎには,小アジヤの主要都市をも教会に併合できると考えたウルバン2世は,1095年,エルサレムへの苦難にみちた大規模な巡礼を謀つた。それは,不従順なものに対する戦争でもあつた。しかし,味方になるものには,慣習法からの自由,罪のゆるし,祝福された不滅性を約束した。

      『この最初の十字軍遠征は,欧州を横切つて南方へと進み,大量虐殺,拷問,掠奪をほしいままにした。しかし,ハンガリーで,あまりにひどい振舞をした為に,2箇師団は,却つて撃滅されてしまつた。第3の師団は,ライン川の谷で約1万人のユダヤ人を殺害してから,その南方ではかなく消えて行つた。その他のこの群団は途中で消滅し,残りは,やつとコンスタンチノープルにたどりついた。そのときは,みぢめなほど少数にまで減少していたが,彼らは,自分たちに援助を与えたギリシャ人からさえも掠奪した奴らであつた。……15万とか30万とかいろいろ云われている軍勢のうち,7000人のみが,ボスポラスを横切つたがついに,トルコの手にあつて,全滅してしまつた。残された白骨の山は,人民の十字軍と呼ばれるその軍隊の運命を物語つているようであつた。

      『2年の後,より良く整備された軍隊は,ボウロウンのゴッドフレイの指揮のもと,エルサレムの占領に成功した。そして次に,パレスチンのカトリック王国を築いた。……1ヵ月間も包囲してから町を取ることができたが,どんな異邦人も真似できない,残虐ぶりをこれらクリスチャンは発揮した。……エルサレムは1ヵ月間の攻撃に持ちこたえたが,ついに陥落したとき,ユダヤ人は会堂に押しこめられ,生きたまま焼き殺された。歴史家の言によれば,十字軍は,不信者の血が膝にまでとどくばかりのなかを,馬にのつて,宮に入つたと云われている。……翌日,墓のうちに埋められていると信じられているイエスの名において,十字軍は大群衆を殺害して行つた。あらゆる年齢の人々,年老いた男女,娘,子供,幼児をつれた母親までも殺され,おごそかな犠牲として捧げられた。

      『次の2世紀のあいだ,マホメット教とキリスト教との衝突は8回も,東方で起つている。法皇が皇帝の勢力を弱めるチヤンスだと思つたり,また勢力を拡張したいとき,十字軍の派遣が行われた。また欧州の州のあいだで戦争が起りそうになると,人々の注意をそこからそらすためにも,十字軍の遠征はくり返された。このようにして,十字軍はクリスチャンの職業となり,クリスチャンは,不信者に対する組織化された,無慈悲な戦闘方法を体得して行つた。ついには,その戦術を彼ら自身のあいだにも用い始めた。』

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