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  • 人間の創造に見られる神の寛大さ
    目ざめよ! 1973 | 7月8日
    • 人体はその3分の2かそれ以上が水分であるにもかかわらず,体内の水分の10%を失うと,非常に重大な結果を引き起こし,20ないし22%を失うと死亡します。それゆえ,地球を人間の住みかにするよう意図された神は,少しの期間でもあれ水なしで生きなければならないような人が出ないよう,賢明にも地球に水を豊富に備えさせるよう取り図らわれました。

      人体の作りには,人間が食物や水なしでやってゆかねばならないような万一の事態に備えて,あたうかぎり安全を図れる余力が備わっています。しかし,空気なしで,つまり酸素なしで生きられる時間はきわめて短時間です。酸素の供給が8分間止まるだけで,たとえ死を免れたとしても,回復不能の障害を招く場合があります。ですから万一,人事不省に陥った人を助けなければならないような場合には,犠牲者の呼吸をさまたげるものはいっさい除くようにしてください。

      最後に,人間の骨格について考えてみましょう。筋肉はそのものの長さ以上にはほとんど伸びません。実際,筋肉の両端は骨に付随しているので,伸びる必要はありません。しかし,神が寛大な仕方で人体を造られたことは,骨や軟骨の構造にも示されています。健康な人の骨は,普通必要とする強度をはるかにしのぐ強度を備えています。

      確かに,創造者は寛大にもさまざまの器官や機構を人体に付与してくださいました。ほんの最小限度のものを備えるだけでは満足されませんでした。創造者はまるで,経済性よりもふんだんに与えることをモットーとされたかのように思われます。完全な人間が罪を犯さなかったなら,神が人体に組み込まれた,安全を図るさまざまの働きすべてを必要とするようなことはずっと少なかったことを考えると,このことにはいっそう驚嘆させられます。こうした事実を考えると,わたしたちの創造者に対する感謝の念を覚えるとともに,人体に対する健全な敬意をいだくよう動かされるのではないでしょうか。確かにそのとおりです。

      自分のからだに十分注意してください。それは自分自身の益になります。万一の場合,あなたのからだに備わっている,安全を図る働きは,たとえ生死の違いをもたらさないまでも,病気か健康かの相異をもたらすものとなる場合があるでしょう。

  • 鎮痛剤の使用
    目ざめよ! 1973 | 7月8日
    • 鎮痛剤の使用

      痛みを和らげる薬はたいていの国で簡単に入手でき,多くの人はそれを常用しています。それは賢明なことでしょうか。長期間服用する場合,鎮痛剤および解熱剤として効果のあるフェナセチンは腎臓を徐々に害する可能性があることを医学は明らかにしています。いくつかの国で,あらゆる種類の痛みを取り除く薬として服用されているジメチル・アミノ・フェナセチンも,最終的には白血球の生成機能を停止させ,致命的な結果をもたらすことがあります。頭痛薬として使われている,サリチル酸と酢酸の化合物(すなわちアスピリン)中のサリチル酸は少量の出血を招きます。もし,これを常用するなら,実際にひんぱんに頭痛が起きるようになります。

      オーストリアのウィーンで発行されている「アインカウフ」誌の中で,ハインツ・フィデルスバーガー博士はこれらの鎮痛剤の常用に関して次のように述べました。「特定の時に痛みがあるとか,少し気分が悪いとかで,人はこの種の薬を飲むのであろう。その後しだいにひんぱんに服用するようになり,やがて連用の結果の痛みが始まる。その痛みを和らげるため,今や1日に数錠も服用しなければならない。こうしてからだへの害が増していく」。よくあることのように思われませんか。

      そのような鎮痛剤常用者に関して,同博士の報告はさらに次のように述べています。「彼らはいつもさまざまの痛みを訴え,昼も夜もみじめな気持ちでおり,何ものも彼らを助けることはできない。彼らは中毒にかかっており,一度は確かに非常に有益であった薬剤の犠牲者である,今日では何百万人もの人びとがそれを麻薬のように毎日飲んでいる」。

      病気の原因を調べて治療するほうが,単に痛みを殺すだけよりも,そして事によったらあなた自身を殺すよりもよいのではないでしょうか。

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