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会衆の集会 ― その1王国宣教 1981 | 2月
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王国は近づいた」を学び始めます。この本は事物の体制の終結に関する,イエスのたとえ話の多くを取り扱っており,危機的な時代に住む現代のクリスチャン証人たちにとってまさに時宜にかなった資料です。信仰に古い人も新しい人も,わたしたちみなが,この本に含まれる霊的な「肉」から大きな益を得ることでしょう。
6 奉仕会: 奉仕会は,宣べ伝え,弟子を作るわたしたちの業に直接関係しています。野外奉仕に心を向ければ向けるほど,この集会はわたしたちにとって意味を持ってきます。この集会から特に野外で役立つ点や他の情報を拾い出してノートに書き留め,それらを野外奉仕の様々な分野で活用している人もいます。わたしたちの業には二重の意味があります。羊のような人々を探すと同時に,警告を響かせるのです。宣べ伝える業にこの理由が加わったことが将来の奉仕会に反映されるでしょう。神聖な奉仕を増し加えるため,奉仕会から励みを得るようになさってください。
7 神権学校: この「わたしたちの王国奉仕」の3ページで述べられているように,1981年の学校は改定されています。研究生の話に続いて与えられる助言から全員が益を受けるでしょうし,各研究生も自分の改善すべきところを一層よく思いに留められるでしょう。聴衆の中の,将来話をする予定の人たちでさえ,同じようなところを改善する必要があるかもしれず,このことが助けになります。集会を短くするため,毎週の学校は合計四つの話に縮められています。聖書朗読予定部分の討議に8分の時間が充てられ,学校のこの重要な一面がさらに強調されています。これは本当に,み言葉を聞くようにとエホバが民を集められる時間です。
8 「ものみの塔」研究: 「ものみの塔」研究は,見事に調えられた,5コースの食事の主菜にも例えられるものです。それには,試練や圧迫に持ちこたえるためにわたしたちすべてが必要としている固い食物が含まれています。そうした事柄を経験していない人がいるでしょうか。では,「ものみの塔」を一回でも逃せるものではありません。自分の霊性をおろそかにすれば,ほとんどの問題は増大することを忘れないでください。信仰に堅くとどまってください。定期的に出席してください。
9 公開講演: 協会は,会衆内で講演者として用いられている人たちのために,幾らかの新しい公開講演の筋書きを送るよう計画しています。これらは,神の民の必要にそった新鮮な情報を提供するでしょう。
10 「わたしたちの王国奉仕」のこれからの号に,会衆の五つの集会のそれぞれについてさらに情報が載せられることを楽しみにしたいと思います。
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改定された神権学校王国宣教 1981 | 2月
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改定された神権学校
1 1943年に初めて制定されて以来,神権学校はエホバの証人たちに一層効果的に宣べ伝え,教えるための訓練を施す点で,大きな助けとなってきました。事実,この学校に用いられた最初の教科書はこう述べていました。「それは,各人を主のみ名に誉れとなる,より効果的な神権的奉仕者にするという一つの目標を目ざしたものです。つまり,自分のうちにある希望を公に表明するより良い備えを各自が得るという目標です」。―ペテロ第一 3:15。
2 時々,神権学校の形式に小さな変更が加えられてきました。この「わたしたちの王国奉仕」に折り込まれた指示と予定をお読みになれば,1981年の学校のプログラムに幾らかの変更がなされていることに気付かれるでしょう。その変更にはどんなものがありますか。一つの点として,神権学校は45分の長さになります。
3 第1の割当てに与えられる時間は,20分から15分に短縮されます。また,「ヤコブの手紙の注解」の資料は,話ではなく質問と答えの形式で扱われるようになります。
4 1981年の予定表では,聖書朗読からの目立った点には,6分ではなく8分が与えられます。これにより,聴衆が参加する時間を一層多く取ることができ,その討議に参加することを目標に聖書朗読予定に遅れずに付いてゆくよう全員が励まされます。第2の話は現在と同様に扱われます。
5 姉妹たちにはこれからも第3の話が割り当てられます。この話は今度も「わたしの聖書物語の本」に基づいています。第4の話は「ものみの塔」と「目ざめよ!」の記事に基づくもので,できるだけ男子の成員に割り当てられます。1981年中これがプログラムの最後の話となり,現在の予定の第5の話と同じになります。多くの会衆では研究生の大多数が姉妹たちですから,望むなら第4の話を時々姉妹たちに割り当ててもかまいません。その場合,学校の監督は現在行なっているように,一人の相手を割り当てます。
6 また,毎週のプログラムに,開会の歌の番号および題名が決められているのにも気付かれるでしょう。これは助けになるはずです。別の変更は助言に関連したものです。学校のあとで個人的な助言を与えるため研究生全員を集めるのに,学校の監督が困難を感じることが時としてありました。それで,1981年には,助言が再び各研究生の話のあとで,演壇から与えられます。こうすれば,研究生と会衆全体は,与えられる優れた建設的な助言から益を得ることができます。(「案内書」11ページ参照。)研究生は学校の準備をする際,きっと自分の努力している助言点を復習したいと思うことでしょう。
7 正しく準備するために,各研究生は自分用の「神権宣教学校案内書」を持つべきです。それにはすべての助言点の詳細が説明されています。言うまでもなく,学校の監督は,神権学校の各研究生の経験を考慮に入れながら,この出版物に基づいて助言を与えるでしょう。
8 神権学校の価値は,この「案内書」の9ページに大変よくまとめられています。そこではこう述べています。「奉仕のための無償の訓練を施す,この学校は,次の2つの点で会衆の役にたっています。(1)資料を集めて論議を展開し,資料を論理的に他の人々に提供する能力を向上させる助けとなる研究計画を研究生各自に与え,また,(2)会衆全体は,各週のプログラムの課程を通して,多くの貴重な資料を与えられます。その結果,霊的な事がらに関する認識が深まり,宣教活動が改善されるのは必定です」。
9 1981年の学校の新しい取決めが,パウロの霊感による次の勧めに従う王国伝道者各自に助けとなるよう希望しています。「自分自身を,是認された者,また真理のことばを正しく扱う,なんら恥ずべきところのない働き人として神にささげるため,力をつくして励みなさい」― テモテ第二 2:15。
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神権的ニュース王国宣教 1981 | 2月
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神権的ニュース
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。北海道,根室。岩手,宮古。栃木,真岡。埼玉,草加・東,北と南。山梨,甲府。長野,飯山。長野,長野・三輪と栗田。長野,塩尻。愛知,名古屋・新端。岐阜,羽島。京都,園部。兵庫,神戸・有野。岡山,岡山・福島。山口,光。福岡,八女。長崎,壱岐。大分,大分・東。鹿児島,串木野。
◆ 富山県,婦中町で奉仕している特別開拓者たちは大変産出的な奉仕を楽しんでいます。成員は11人ですが,前回の巡回訪問以来5人が新たに伝道者となり,3人がバプテスマを受けました。巡回訪問のスライド講演には56人が出席しました。
◆ ブルックリン本部からの知らせによると,数千人に及ぶ死者の出た,イタリア南部の大地震で,兄弟たちのうち命を失った人は一人もいませんでした。イタリア支部は兄弟たちを援助するため忙しく働いています。
◆ 韓国政府はその国での「目ざめよ!」誌の発行を禁止しました。兄弟たちは忠実に働いています。
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日本の野外奉仕報告: 11月王国宣教 1981 | 2月
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日本の野外奉仕報告: 11月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 908 136.8 68.2 6.0 99.4
開拓者 9,049 87.5 36.8 3.6 43.1
補助開拓者 9,276 63.0 24.1 2.1 25.4
伝道者 39,187 14.9 6.0 0.7 8.4
合計 58,420 書籍配布: 156,714
新しく献身しバプテスマを受けた人: 331
昨年の平均に対する伝道者の増加: 8%
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