ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 支部の手紙
    王国宣教 1980 | 3月
    • 支部の手紙

      王国伝道者のみなさん:

      3月はわたしたちすべてにとって心の躍るような月になるはずです。どうしてですか。3月31日,月曜日の日没はニサン14日にあたり,イエス・キリストの死を記念する記念式が全世界で行なわれるからです。3月中,わたしたちすべては,この記念式に焦点を合わせ活動に励みましょう。毎年幾万人もの人々がこの特別な記念式の集いに出席すべく努力します。事実昨年も,日本で11万8,000人以上の人々がこの集いに出席しましたが,それは伝道者数を7万人近くも上回るものでした。今年も3月中,記念式の招待ビラを用いるなどして,できるだけ多くの方々をこの集いに招きましょう。

      非常に大勢の方々が記念式に出席なさるので,これら関心を示す方々に特別な援助や配慮が示されることになりました。3月の奉仕会でそれらについて多くを学ぶので,長老たちとよく協力して,それらの人々に十分の霊的な助けが差し伸べられるようにいたしましょう。

      12月の野外奉仕報告によると,日本の伝道者たちは歳末の忙しさやその精神に影響されることなく,王国を一心に追い求めて働きました。例えば伝道者数は昨年の平均を9パーセント上回る,5万2,371人でした。そして5,762人が補助開拓奉仕に参加したのはりっぱな努力でした。会衆の伝道者は12月に15時間の奉仕時間の平均に達しました。野外では105万冊の雑誌が配布されたことに加え,「家族」の本が初めて用いられ,21万7,000冊以上が配布されました。これらすべては野外で引き続き強い関心が示されていることを物語っていませんか。関心を示すすべての方々を再訪問し,定期的に神のみ言葉を学ぶよう励ましてゆくのはとても大切なことです。会衆内の援助の取決めを十分に活用し,経験ある方々が新しい方々に『奉仕の友』として援助や訓練を与えてゆくなら,関心を示す方々を導く業にすべての方が参加し,大きな喜びを味わうでしょう。みなさんの熱心な働きにエホバの祝福をお祈りします。

      日本支部の兄弟たち

  • その方の記念としてあなたは何をしていますか
    王国宣教 1980 | 3月
    • その方の記念としてあなたは何をしていますか

      1 1980年3月31日に,1,947回目の主の晩さんに出席することはわたしたちにとって何という壮大な特権でしょう。みなさんも覚えておられるように,その記念すべき最初の場で,イエスは弟子たちに,「わたしの記念としてこれを行ないつづけなさい」と言われました。(ルカ 22:19)彼らはイエスと親密な間柄にありましたから,イエスの犠牲の死が持つ意義に対する彼らの感謝にはひときわ深いものがあったに違いありません。イエスの地上における生涯と宣教を回想して,使徒ペテロは仲間のクリスチャンに次のように書き送りました。「あなたがたはこうした道に召されたのです。キリストでさえあなたがたのために苦しみを受け,あなたがたがその歩みにしっかりついて来るよう手本を残されたからです」― ペテロ第一 2:21。

      際立った模範

      2 早くも12歳にして,イエスは霊的な事柄に鋭い関心を示されました。過ぎ越しの祭りの後,両親と3日間離れ離れになった時,イエスはご自分のみ父の家で,「教師たちのまん中に座って,その話すことを聴いたり質問したりしている」ところを見つけ出されました。そうです,イエスは「知恵においても,身体的な成長においても,また神と人からの恵みの点でもさらに進んでいった」のです。(ルカ 2:39-52)あなたが年若い方であれば,同じようにしておられますか。

      3 イエスは行動の人でした。エホバの神殿を売り買いの家としていた者たちを単独で追い出された時,み父の家に対するその熱心が明らかにされました。(ヨハネ 2:14-17)イエスは大胆に真理を語ることを決して恐れたりはされませんでした。(ヨハネ 3:1-12)山上の垂訓を聴きに来ていた人々の反応からも分かるように,イエスは教えることにもたけておられました。マタイはこう告げています。「群衆はその教え方に驚き入っていた。権威のある人のように教えておられ,彼らの書士たちのようではなかったからである」。(マタイ 7:28,29)あなたは,エホバのみ名と王国について語る点で熱心かつ大胆ですか。

      わたしたちが行なえる事柄

      4 イエスは,宣べ伝える様々な方法を通して人々に達することの知恵を認めておられました。死に対して勝利を収め,天に上げられる前に,イエスは自らお始めになったその業を遂行するようにと弟子たちに指示されました。(マタイ 28章19,20節を考慮してごらんください。)あなたは今月この業に一層多くあずかることができますか。補助開拓奉仕に参加できるでしょうか。晩の証言活動も考慮なさってみてください。そのようにして野外での活動を増し加えれば,わたしたちと共に記念式に出席するよう研究生や他の関心を持つ人々を招待する機会に恵まれることでしょう。

      5 昨年の記念式に,わたしたちは日本で11万8,494人という今までで最高の出席者数を得ました。これは,1979年の日本の伝道者最高数を6万8,000人以上も上回る人々がそこに出席したことを意味します。今年,協会はすべての出席者に手渡されるための印刷された便りを準備しました。それは,これからも交わりを続けて,一年中利用できる霊的な備えから益を受けるよう彼らを励ますのに役立つことでしょう。今年の記念式に出席する人のうちで,定期的な家庭聖書研究をしていない人,または定期的に集会に出席していない人がどれほどいるかを見定めるために努力が払われます。すべての伝道者は,自分が招待した人で実際に記念式に出席する人たちの一覧表を作ることが勧められています。そうすれば,長老や奉仕のしもべたちは,後でそれらの人々を訪問し励ますための方法をさらに講じることができるでしょう。

      6 すべてのみなさん,特に長老や奉仕のしもべたちが,記念式に出席する関心を持つ人々に率先して自己紹介し,歓迎の気持ちを表わすようお勧めしたいと思います。これはそうした人々を将来さらに援助するための足がかりとなるでしょう。―ローマ 12:13。

      7 西暦33年の当時,あとでイエスが主の晩さんをお始めになったあの過ぎ越しのためにふさわしい準備がなされました。(マルコ 14:12-16)すべての長老団は,今年の記念式を祝うために十分ふさわしい取決めを設けるべきです。この機会に話す話し手を選び,種入れぬパンとぶどう酒の取決めを設け,案内係を任命し,王国会館を掃除するなど事前の準備を行なうとともに,出席するすべての関心を持つ人々に近づいて歓迎すべきです。イエス・キリストの死の記念式を祝うためにわたしたちと共に出席するよう,できる限り大勢の人々を招待すべく努める時,エホバがわたしたちを祝福してくださいますように。

  • 親のみなさん ― 子供たちは何を学んでいますか
    王国宣教 1980 | 3月
    • 親のみなさん ― 子供たちは何を学んでいますか

      1 学ぶ,とは「研究,教訓を通して知識や理解……を得ること」を意味します。親は子供の霊的な成長を活発に促し,それにあずかることができ,またそうすべきです。それは聖書に一致したことだからです。(申命 6:6,7)この目的を目ざした「わたしの聖書物語の本」は,貴重な手だてであることが明らかになってきました。

      2 子供の学習能力は大きなものです。難しい言語が,普通,子供の側の意識的な努力をほとんど要せずに,やすやすと学び取られています。幼い子供の思いは,物を容易に書きつけることのできる真っ白な石板のようなものなのです。この本を研究することにより,物語を単に覚える以上のことが成し遂げられています。ある幼子が得ている道徳的な教訓についてその家族が手紙の中で述べていることを考えてみてください。「うちの坊やは18か月でまだあまり話すことができませんが,大きくて美しい絵の背後にある意味を理解します。例えば,この子は,棒で子猫をたたいてはいけないことを知っています。カインがアベルにそのようにした後,エホバはカインを好きでなくなられたからです」。

      3 思考力を発達させることのできる一つの方法は質問すること,特に,なぜ?という質問を用いることです。例えば次のように質問できます。アダムとエバはなぜ神に罪を犯して実を食べたのですか。それはなぜ悪いことでしたか。なぜ神に聴き従うべきでしたか。夕ごはんの時のために用意したお菓子やケーキを食べてはいけません,とおかあさんが言ったなら,なぜおかあさんに従うべきですか。長老がすべての兄弟たちに,集会の始まる時間なので席に着くようにと求めたなら,なぜそのようにすべきですか。学校の友達があなたに,両親や聖書の言っていることに背くよう望むなら,なぜ断わるべきですか。この種の質問は子供の思考力を発達させ,将来の備えをさせる助けになります。

      4 古代イスラエルでは,家族の中で教える責任は,母親の援助を得ながら主に父親が執っていました。(箴 1:8)ヘブライ人が子供に教えた事柄にはどんなことが含まれていましたか。エホバへの畏れ。(詩 34:11)父と母を敬うこと。(出エジプト 20:12)年長の人々に敬意を示すこと。(レビ 19:32)従順。(箴 4:1)大人の生活に備えた実際的な訓練。(伝道 12:13,14)読み書きの教育。

      5 今日でもクリスチャンとしての生活に備えて,同じ基本的な原則を子供たちに教えなければなりません。これら年若い者たちが,エホバを知り,思考力を身に着けるのを見るとき,わたしたちは真に喜びをおぼえます。それに,そのことはどんなにかエホバを喜ばせることでしょう。「わたしの聖書物語の本」は,親にとって子供を教える上でのすばらしい助けです。ゆえに,数人の子供たちと「わたしの聖書物語の本」を討議するプログラムが奉仕会に時々含められることになるでしょう。幾つかの特定の物語が考慮されます。子供たちと共にこの割当てを受けた人は,彼らから理解を引き出すために,例えば次のよう

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする