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良いたよりを伝える ― 月の第一日曜日に王国宣教 1981 | 2月
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良いたよりを伝える ― 月の第一日曜日に
1 王国を宣べ伝え,弟子を作る業にあなたは定期的に参加しておられますか。(マタイ 24:14; 28:19,20)月の第一日曜日,その他の時に,他の人々と共にこの業に参加する助けを得てきた人たちは大勢います。
2 会衆で,「今度の日曜日は,月の第一日曜日です……」との発表がなされ,野外奉仕の取決めが知らされると,大変励みを与える反応や支持が得られることを報告は示しています。多くの人たちは,その日家から家の業に参加するため特別の努力を払います。会衆の他の人々と共にこの特別な活動にあずかる取決めが他の事柄によって支障を来さないようにするため,種々の調整をした兄弟たちは少なくありません。
3 ある長老は,自分と妻に関して次のように語りました。「わたしたちは,その日曜日には必ず,他の伝道者たちと家から家の業に参加することを習慣とし,他の日曜日にもできる限りそうしています」。日曜日に家から家の業に参加していなかった多くの伝道者たちが,今ではずっとそのようにしています。―使徒 20:20。
4 それは親たちに,子供たちと共に働くすばらしい機会を与えます。一人の父親は言いました。「この取決めは,野外奉仕の良い予定を保持する助けになります」。別の人は言いました。「週末に会衆を離れなければならない用事ができるなら,それが月の最初の週末にならないように物事を取り決めています。イエスは,『まず王国を求めなさい』と言われました。ですからわたしたちは,毎月野外奉仕を第一の地位に置くように努めています」。―マタイ 6:33。
5 未信者の夫を持つある姉妹は,週末に奉仕することを許されていませんでしたが,うれしい驚きを経験しました。姉妹は,エホバの民は月の少なくとも第一日曜日に証しの業に参加するという協会の提案を夫に話したのです。夫は言いました。「それはいいねえ。君は月の第一日曜日に出掛けてもいいよ。ぼくはその朝は寝ぼうするから」。
そのほかの益
6 長老や奉仕のしもべたちは,他の機会には一緒に奉仕することのできなかった人たちと共に働く機会を得て喜びました。奉仕で他の人たちに会えるので多くの人は励まされています。ある兄弟は次のように言いました。「これほど多くの人が一致して働いているのだということを知る格別の喜びがあります」。日曜日に業に参加したことのなかった一人の姉妹は,祈り求めていた聖書研究を取り決め,喜んで帰って来ました。
7 毎月の第一日曜日の特別な野外奉仕の取決めが非常に良く支持されているという報告が多くの会衆から寄せられています。100パーセント近い支持を得ているところもあります。演壇から絶えず思い起こさせること,また前の週に個人的に招くことにより,多くの人は参加するよう励まされます。長老および奉仕のしもべたちの良い支持は肝要なものです。
8 あなたは,月の第一日曜日に群れと共に野外奉仕に出掛けますか。それができるよう事情を調整できますか。もしできるなら,そうなさるようお勧めしたいと思います。
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会衆の書籍研究王国宣教 1981 | 2月
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会衆の書籍研究
「今ある命がすべてですか」の書籍による会衆の書籍研究
2月 1日に始まる週 181-189ページ
2月 8日に始まる週 5-98ページ復習
2月15日に始まる週 98-189ページ復習
「神の千年王国」の書籍
2月22日に始まる週 5-12ページ
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1981年記念式を行なう王国宣教 1981 | 2月
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1981年記念式を行なう
1981年の記念式は,4月19日,日曜日,日没以降に行なわれます。この日はすべての人が野外に出て,この特別な機会にわたしたちと共に集うよう,新しい人々を招くことに特に関心を持つべき時です。いくつかの会衆が一緒に集まるよりも,どこでもできる所では各会衆が,自分たちの記念式を王国会館で持つように取り決めるべきです。集まりを別個に開くことにより新しい人々は長老や奉仕のしもべを含む土地の兄弟たちに会う,より良い機会を持つことになるでしょう。新しい人々も会衆からより良い世話を受けることになるでしょう。もちろん,施設が十分でなかったり,他の問題のために,上記とは異なる取決めを設けなければならないこともあるでしょう。
また資格のある長老が記念式の話をするように取り決めるのはよいことです。長老たちがただ年ごとに交替でこの話をするよりも,この重要な機会のゆえに,より有能な話し手の一人が用いられ,その人が話の準備に特別な努力を払えば,話ははっきりと理解でき,力付けるものとなることでしょう。わたしたちは,この特別な命令に従うために集まったすべての人の霊的な益に最も多くを成し遂げることにこれが貢献すると信じています。
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発表王国宣教 1981 | 2月
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発表
◆ 野外での提供 2月: 「希望」のパンフレット(「王国ニュース第28号」)に「真理」の本と2冊の雑誌を添えて400円の寄付で提供する。3月: 「聖書物語の本」を1,200円の寄付で提供する。4月と5月: 「ものみの塔」1年の予約を1,300円の寄付で提供する。関心ある方には「ものみの塔」と「目ざめよ!」両方の予約を2,600円の寄付で提供する。
◆ 新しい60の公開講演の筋書が,できあがったものから会衆に発送されます。4月1日以降会衆が取り決める公開講演はこの新しい筋書に基づくものにしてください。いままでの筋書は4月1日以降使用されません。
◆ 4月1日から神権学校と奉仕会は,歌と祈りを含めないでそれぞれ45分ずつの集会となります。巡回訪問の際は,第1の割当て15分,聖書朗読からの目立った点8分,それに45分の奉仕会と30分の巡回監督の話が続きます。それで開会,閉会の歌と祈り,中間の歌を含めても集会は1時間55分を超えることのないようにしていただきたいと思います。
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質問箱王国宣教 1981 | 2月
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質問箱
● 自動車その他の個人的な所有物にヘブライ語でエホバのみ名を表示したり,「エホバの証人」といった標示やデザインを付けるのはふさわしいでしょうか。
最近かなり多くのエホバの証人たちは,自動車やバイクに自分がエホバの証人の一人であることを示すような,デザインされた標示を付けているようです。このような標示を伝道かばんや他のものに付けている方も見受けられます。別の方は,便箋,封筒あるいは名刺などに,こうしたデザインを刷り込んでいるようです。中にはこのようなデザインをシャツに染めぬいたりしている方もあるようです。
時々,一般の方がこうしたものに関心を示し,結果として非公式の証言の道が開かれることもあるでしょうし,そのような標示を付けている人がいれば何かの時に証人を見分けたりするのに役立つかもしれません。大会の際,わたしたちがバッジを付けたり,特定の駐車証などを用いるのはこうした目的に沿うかもしれません。
しかし,それ以外の時にもこうした標示を用いることについては別の面も考慮に入れるべきです。エホバのみ名や,自分が証人の一人であることを示すこうした標示を自分の所有物に付すとすれば,それなりの大きな責任を持つことも認識すべきです。例えば,自分の自動車にそのような標示を付ければ,カエサルの法律を無視したり,注意や思いやりを欠いた運転により,エホバを悪く代表することがないように特に気を付けねばなりません。また,整備や手入れが行き届いていない車にそうした標示を付けることは良い証言とはなりません。
これはエホバの証人各人が自分の良心に従って決定すべき事柄になりますが,同時にわたしたち各人はエホバのみ名の持つ尊厳を高く保つ責任を持っています。人が所有物に付すエホバのみ名を含む標示が,み名の持つ尊厳を損なうようなものであればそれは明らかにふさわしいものではありません。出エジプト記 20章7節の原則を考える時,神のみ名を軽々しく取り扱うことはどんなことでも避けたいと思います。さらにわたしたちは,そのような標示が証人たち全体のマーク,またはしるしであるかのような印象を与えたくありません。わたしたちは組織として自分たちを見分ける,そうしたしるしを何も持っていません。しかし,神のご意志に調和した生活の仕方により,わたしたちはもっと積極的に自分がエホバのクリスチャン証人であることを示すことができるでしょう。(ヨハネ 13:35)わたしたちの伝道と,クリスチャンとしてのりっぱな生活の模範により,わたしたちは神のみ名の尊厳を高く保つことができるでしょう。
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