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野外奉仕のための集会王国宣教 1985 | 3月
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野外奉仕のための集会
3月4日-10日
どのようにしますか
1. 「会話するための話題」と提供物を結びつけるために。
2. 提供物が断わられた時。
3. 再訪問の土台を据えるために。
3月11日-17日
正しい動機は次の点でどのように助けになるか
1. 難しい区域で。(使徒 18:5,6)
2. 野外で自分の喜びを保つために。
3. わたしたちの音信を一層訴えるものとするために。
3月18日-24日
最初の関心が失われないために,
1. 時に翌日再訪問するのが賢明な場合があるのはなぜか。
2. いったん研究を始めたなら,わたしたちが個人的に準備しなければならないのはなぜか。
3月25日-31日
人々を記念式に招待する
1. だれを招待できるか。
2. 記念式の招待状をどのように効果的に用いることができるか。
3. 最近号の雑誌の記事をどのように用いることができるか。
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「……これを行ないつづけなさい」王国宣教 1985 | 3月
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「……これを行ないつづけなさい」
1 イエスは,すべてのクリスチャンがご自分の死を記念するようお命じになりました。(ルカ 22:19)この年に一度の儀式は,イエスが全人類のために払ってくださった大きな犠牲を思い起こす助けになります。今年,全地のエホバの民は,4月4日,木曜日の日没後にキリストの死の記念式を行ないます。再び彼らは,み子という神の寛大な賜物に対する感謝の気持ちを表わし示すのです。あなたはすでに出席する計画を立てておられますか。
用意をする
2 事前の準備は大切です。それには何が含まれるでしょうか。個人も家族も遅れることなく到着するよう計画すべきです。あなたの家族に未信者の方がおられるなら,この最も大切な催しに対する関心を高めることができるに違いありません。あなたはすでに,新しく関心を示した人たちを招待するために個人的な計画を立てましたか。出席するよう他の人々を援助している場合,集会が始まる前に到着できるような時間に家を出る計画を立てましたか。遅れることなく到着することの大切さを新しい人たちに思い起こさせる必要があるかもしれません。
3 わたしたちの1985年のカレンダーには,記念式の準備として,3月30日から聖書の朗読部分が略述されています。あなたは,その資料を個人として読む計画を立てましたか。恐らくこれを家族で行なうことができるでしょう。聖書研究生に朗読部分を知らせて,記念式を期待しながらその聖句を毎日読むよう励ますことができます。
4 長老たちは,秩序正しく記念式を行なうために必要なさまざまの細かい事柄を顧みるべきです。案内者たちを割り当て,余分の座席を取り決め,表象物を回す人たちを選び,表象物や器物を備える必要があります。通常よりも多い出席が予想されますから,特に二つかそれ以上の会衆が同じ王国会館を用いるようになるかもしれないところでは,入場や退場のための秩序だった計画をたてるよう注意を払うべきです。また,ふさわしい換気の必要にも目ざとくあってください。
他のなすべき事柄
5 イエスは,わたしたちが引き続き従うべき種々の活動に関する他の幾つかの命令を与えられました。それらのうち最も大切なものの一つは,王国の良いたよりを宣べ伝えることです。(マルコ 13:10)この命を救う業は緊急感をもってなされる必要があります。わたしたちの時間は,例外的な活動,増し加えられた信仰と熱意を必要とする,強さを増した奉仕のためのものです。間もなくこの古い体制におけるわたしたちの最後の日が来ることを忘れないでください。今の命は短く,過ぎ行きつつあります。明日生きていることを保証できる人はだれもいません。わたしたちには,神への忠実と忠誠を実証するためにごく限られた時間しかありません。(詩編 39:5; ルカ 12:18-21を参照。)それで,次のように自問するのはふさわしいことです。わたしは,今日自分の行なったことに満足しているだろうか。エホバとイエス・キリストが永遠の命への道を開くためにしてくださった事柄に感謝していることを示すため,この記念式の季節の計画を十分に立てただろうか。この記念式の季節に野外奉仕への参加を増し加えることができるだろうか。イエスがわたしに命令されたすべてのことを行なうため,4月に補助開拓奉仕をすることを祈りのうちに考慮しただろうか。
6 4月14日,日曜日になされる特別講演のために最も時宜にかなった主題が選ばれました。「暴力的な世界における良いたより」というものです。この特別な機会にも再び出席するよう,記念式に共に出席する人々を必ず招待してください。彼らは,エホバの民との交わりを増やし,エホバとイエス・キリストへの感謝の点で成長する必要があります。この講演の時にも早目に着いて,出席するすべての新しい人たちに温かくあいさつするのは良いことです。
7 わたしたちは,自分がこの現存する体制の「終わりの日」の最終部分に来ていることを知れば,例外的な奉仕を成し遂げるよう動かされるはずです。(テモテ第二 3:1)この記念式の季節にエホバへの奉仕においてできるすべてのことを行なうことにより,エホバがわたしたちのためにしてくださったすべての事柄への感謝を示しましょう。そのような奉仕がわたしたちの天の父に見過ごされるようなことはないでしょう。―ヘブライ 6:10。
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72か月にわたる連続新最高数!王国宣教 1985 | 3月
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72か月にわたる連続新最高数!
12月に,伝道者数は11月を1,028人上回り,9万5,278人のすばらしい最高数に達しました。これで72か月,すなわち満6年にわたって伝道者の数が連続新最高数を続けてきたことになります。せわしいこの月に多くの方は時間を買い取って王国のために忙しく働きました。その結果,予約の月ではなかったにもかかわらず,211万5,975冊という雑誌配布の驚くべき最高数が報告され,研究も14万1,800件の最高数に達しました。エホバの民がずっと見張っている何と優れた証拠でしょう!―マタイ 25:13。
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宝と増し加わる富を分け与える王国宣教 1985 | 3月
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宝と増し加わる富を分け与える
1 今日多くの人々は,家,金,銀,宝石といった物質の所有物を獲得することを中心にして生活しています。しかし,クリスチャンにとってこれらすべてのもの以上に価値があるのは,聖書の中に見いだされる霊的な宝です。神の目的に関する知識と永遠の命の見込みに比べれば,まとまったお金も取るに足りません! そのような貴重な真理の価値を認識するとき,それを他の人と分かち合いたいという願いがわたしたちの中に起きてきます。―ヨハネ第一 2章15-17節と比較。
2 エホバは,書籍や他の聖書研究手引きという形で,あふれるほどの霊的食物をご自分の民に備えてこられました。神についての知識,預言の意味,日常生活に聖書の原則を適用することの知恵,および世界の出来事の意義は,啓示された多くの宝のほんの数例に過ぎません。実際,出版物のそれぞれが霊的な真理の蔵であることが証明されてきました。わたしたちはどうすれば霊的な富を増し加え,それらの宝を他の人々と分かち合うことができるでしょうか。
わたしたちの富を増し加える
3 機会を設けて「最善の生き方」の本や「聖霊」の本など,古い出版物の幾つかを復習してみてはいかがですか。それらが発表されてから幾年もたっていますから,新しい伝道者たちはその内容を調べる機会がなかったかもしれません。これらの本の情報は,エホバの証人の世界的な一致を強め,わたしたちの霊的成長に貢献してきました。(コリント第一 1:10)もしまだそうしておられないなら,それら古い出版物をあなたご自身の神権的な図書用として入手なさってはいかがですか。
宝を人々と分かち合う
4 3月と4月中,わたしたちは発表されている古い出版物のいずれか2冊に雑誌2冊とプレゼントの小冊子1冊を添え,500円の寄付で提供します。これら神から与えられた手だては,良いたよりに答え応じる多くの人々を援助する点で既にその価値を証明してきました。関心を持つ人々の手にそれらの本をさらに多く渡すため,良心的な努力が払われるべきです。
5 今は,聖書の価値を疑ったり,神の存在さえ疑問視する人々によく会う時代です。「進化」の本を強調することによって,疑いを克服するようその人々を援助できるかもしれません。116-126ページに出ている情報がそのことを成し遂げるかもしれません。相手の人が家族の死を経験しているなら,その人は「今ある命がすべてですか」の中の考えに慰められるかもしれません。現在の世界の状態に憂慮を表明する家の人にも会うことでしょう。「平和と安全」の本がそのような人に特に興味深いだろうと思われるかもしれません。
6 どんな場合にも,最大の効果を得るには良い準備と融通性が必要です。それには,具体的な点を示すことができるように,特定の本に十分通じておかねばなりません。どの出版物を用いるにしても,良いたよりを誠実さと確信をもって提供すれば,エホバの祝福を味わえることでしょう。
7 世は物質の獲得にますます重きを置いていますが,わたしたちは聖書を真の富の源として認識してゆくでしょう。3月と4月中,わたしたちは古い出版物の中に見いだされる霊的な宝を分け与え,それによって他の人々の霊的な富を増し加えるでしょう。
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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1985 | 3月
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弟子を作るのに助けとなる集会
3月10日に始まる週
10分: 会衆の発表および「発表」。「日本の野外奉仕報告」と報告についての1ページの注解。会計報告。研究生に記念式について説明し,出席を励ます実演をよく練習した二人の伝道者に示してもらう。期日が近づいたら出席の具体的な取り決めを設けることに合意する。
20分: 「……これを行ないつづけなさい」。質問と答えで記事を網らする。時間の許す範囲で節を読んでもらう。3節から6節の質問では,指示を実施する点で何を行なうつもりか,伝道者,長老,奉仕の僕たちに個人的に答えてもらう。司会者は4月中,野外活動を増し加えるよう励ます。
15分: 「宝と増し加わる富を分け与える」。話。5節の内容を話した後,月の「会話するための話題」を用いた二つの実演を紹介し,3月の提供物にどのように効果的に移行できるかを示す。会衆に特に多く在庫している本に合わせた実演を準備できるが,「平和と安全」の本を用いるなら,提案された聖句を読んだ後,例えば7ページの10節を読んでもよい。また11-19ページの五つの副見出しを指摘し,人類が今抱えているのがどれほど難問題かを述べ,21ページ40節を読んで神の取られる行動に希望を置けることを説明できるかもしれない。「今ある命」の本を用いる場合,次のように言えるかもしれない。「家族がいつまでも元気で,健康であってほしいとだれでも願うのではないでしょうか。でも現代の進歩した医学をもってしても病気や死を除くことはとても期待できそうもありません。では希望はないのでしょうか」。次いで133ページ2,3節を読み,その末尾に引照されている啓示 21章3,4節を開いて読む。次いでこのように言うことができる。「この本は人間の寿命が現在なぜこれほど短いのか,その理由を明らかにし,人類の創造者がもたらしてくださるすばらしい将来の見込みを説明しています。聖書のもう1冊の手引きと最新号の2冊の雑誌および小冊子を添えて500円のご寄付でお求めになれます」。このほか会衆で用いられる他の本の具体的な点やさし絵について提案する。
150番の歌と結びの祈り。
3月17日に始まる週
10分: 会衆の発表。「今年も機会を捕らえますか」を討議し,ST1985年3月1日付の手紙の要点を知らせる。未割り当て区域での奉仕を希望する人は奉仕委員から申込書を受け取れることを知らせる。第4土曜日の雑誌活動にあずかるようすべての人を励ます。特に春休みに入る若い人たちのための取り決めを発表し,互いに誘い合うように勧める。若い人も含めた幾人かの伝道者に雑誌の異なる記事を用いた簡潔な提供の実演をしてもらう。
20分: 「良いたよりを伝える ― 学校で」。質問と答えによる討議。恐れずに,また敬意をもって真理を擁護し,級友や先生に自分の希望を分かつよう若い人々を温かく励ます。新学年の始まりとともに,多くの生徒は,エホバについて何も知らないかもしれない新しい先生,級友,その他の人々と接することになる。それは証言する一層の機会となる。
15分: 「春 ― 余分の努力を払える季節」。話。昨年の会衆の補助開拓者数を告げる。過去に補助開拓奉仕を経験した人および4-6月に計画している人を一人か二人簡潔にインタビューする。
181番の歌と結びの祈り。
3月24日に始まる週
8分: 会衆の発表。記念式が来週に近づいたことを研究生に思い起こさせ,待ち合わせて出席するための打ち合わせをするところを,よく練習した二人の伝道者に実演してもらう。記念式までの間,研究生をはじめ,関心を持つ人や予約者たちを徹底的に再訪問して招待するように皆を励ます。
12分: 「神権宣教学校から十分に益を得る」。学校の監督による話。資格のあるすべての人が入校するように励まし,自分の割り当てを真剣に受け止め,毎週のプログラムから十分の益を得るべく努めるように勧める。「奉仕の務め」の本,72-74ページに言及する。
25分: 「重要な,そして喜びに満ちた業」。折り込みの1節から12節までを質問と答えで討議する。学んだ教訓や提案を野外での活動に適用し,関心を持つ人々と研究を始める目標を持って働くように励ます。
156番の歌と結びの祈り。
3月31日に始まる週
記念式のために,この週の奉仕会は計画されていません。
4月7日に始まる週
5分: 会衆の発表。記念式に大勢の出席があったことに触れ,出席した新しい人々を14日の特別講演に招待するよう励ます。第2土曜日の雑誌活動を支持するよう皆を励ます。
10分: 日々の聖句から益を受ける。三,四人の伝道者のグループが,日々の聖句を定期的に読んで考えることからなぜ,またどのように益を得てきたか,一人の長老と話し合う。その日の聖句の討議も含める。
30分: 「重要な,そして喜びに満ちた業」。折り込みの13節から最後までを質問と答えで討議する。
165番の歌と結びの祈り。
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