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記念すべき夜!王国宣教 1982 | 2月
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を余すところなく活用なさってください。もしあなたの招く方が王国会館にまだ来たことのない方なら,記念式の日の前に集会に出席してみるよう提案してください。そうすれば場所やそこで会う人々を知るようになるでしょう。あなたが招待するすべての人の記録を保っておくのは良いことでしょう。そうすれば記念式の後で訪問して,定期的に集会に出席し聖書を研究するよう援助できます。
5 もし人々を家に訪問することができないようなら,出席するよう招待する電話をかけたり,手紙を書いたりすることができるでしょう。あなたと研究している人に加えて,さらに二人の人を招くことをあなたの目標としてみてはいかがですか。未信者の家族,近所の人々,仕事仲間などに関してはどうですか。その行事が重要なものであることやそれがなぜエホバの証人たちにとってそれ程神聖な晩なのかを一人一人に説明するならあなたはそうした人々の理解を築き上げ,また自分の認識を強めることができるでしょう。
6 奉仕監督は記念式に先立つ一,二週間の間,特別の野外奉仕活動を取り決め,特に招待状を活用して再訪問を徹底的に行なうよう励ますことができるでしょう。記念式の週には神権学校や奉仕会も予定されていないので,晩の時間を再訪問などに当てることも可能であり,みな記念式に努力を集中することができます。「ものみの塔」には記念式に関連した記事が掲載される予定ですから,そうした資料を会話する資料として用いることができるでしょう。
来てよかったとすべての人が感じるようにする
7 わたしたちはすべての人が歓迎されていることを感じ,集会から益を得ることを望んでいます。出席したすべての方に温かさと親しみ深さを表わす点で長老と奉仕のしもべは模範を示すべきです。他の人々を歓迎するため,わたしたち各人は自分の方から出向いていきたいと思います。もし,時間があれば,会館を案内できます。他の人々を紹介してください。聖書研究を取り決める機会に機敏でありましょう。話をする人は特に明快で理解しやすい話を温かく行なって人々の心に訴えるようにして,すべての人が来てよかったと感じるようにすることができるでしょう。
8 この特別の晩に,エホバに対する忠誠を保つことをわたしたちの思いの中で最重要なことといたしましょう。この点でイエスに倣いましょう。油そそがれた者であろうとほかの羊であろうと,清い崇拝における一致を互いに明らかに示しましょう。わたしたちの一致した,忠誠を保つ歩みにより,その夜の重要な意味を本当に覚えていることを示してゆきましょう。
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『あなたがたの間で愛を持ちなさい』王国宣教 1982 | 2月
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『あなたがたの間で愛を持ちなさい』
1 わたしたちすべては,イエスの次の言葉をよく知っています。「あなたがたの間に愛があれば,それによってすべての人は,あなたがたがわたしの弟子であることを知るのです」。事実,わたしたちの多くは,自分に示された愛やエホバの民の間に見られる愛に動かされて真理に引き寄せられました。―ヨハネ 13:35。
2 献身したクリスチャンとしてわたしたちは多くの責務を持っていますが,その中には自分や家族を霊的によく養うことや宣べ伝える業に十分あずかることが含まれます。しかし,わたしたちには必要に応じて兄弟たちを助ける責務もあるのです。―ガラテア 6:10。
エホバの見方
3 百匹の羊を持っていて一匹を失い,失われたものを見つけるまでそれを捜して,見つけたことを大いに喜んだ人に関するイエスのたとえ話を覚えていることでしょう。さ迷い出た一人が立ち返るように助けられる時には,悔い改めの必要のない99人以上の喜びが天にあるとイエスは言われました。この例えは,エホバの物事に対する見方やさ迷い出た人々への関心についてわたしたちが認識するよう助けてくれます。―ルカ 15:3-7。
4 かつては良いたよりを宣べ伝える業に活発だったものの,今ではそうでない人が会衆におられますか。報告によると,昨年エホバへの奉仕において不活発になった人は,各会衆平均0.6人でした。つまり,平均として一つの会衆で不活発になった人は一人以下でしたが,10の会衆から合計で6人が不活発に陥ったことを意味しています。再び集会に出席したり,公に宣べ伝える業にあずかったりするよう助けられた人々もいます。そうした援助をなお必要としている人をご存じですか。
何を行なえるか
5 家族の成員とかよく知っている人が援助や励ましを必要としているなら,あなたが助けになれるでしょう。定期的に学んだり,集会に出席したり,野外奉仕に参加したりすべく互いに励まし合うのはいつでもふさわしいことです。もしかしたら,必要なのは集会に一緒に行きましょうといった親切な言葉や招待とか奉仕における援助を申し出ることだけかもしれません。献身にふさわしく行動するための個人的な責任を忘れてはならないことを思い起こさせてあげる必要があるでしょうか。以前会衆に交わっていた人で,わたしたちの示す関心に感謝する人々の家を区域で見つけることが時にはあるかもしれません。そのような時は,是非長老の一人にそのことを知らせてください。援助が差し伸べられるでしょう。
6 長老たちは羊の群れを牧する責任を持っていますが,兄弟たちに対する愛に動かされてそのことをします。長老たちはとりわけ不活発になった人々に関心を示します。強い兄弟たちは,エホバへの献身にふさわしく行動する決意を強化する必要のある人々を愛ある仕方で助けるべきなのです。そして多くの人々がそのような愛ある関心に答え応じることでしょう。―ヨハネ 21:15-17。ローマ 13:8; 15:1,2。
7 書記と奉仕監督は,不活発な人々に援助を与える取決めを作る上で最善を尽くすべく関心を払います。そのような人々を訪問する取決めを作ったり,会衆内のだれかに訪問を勧めるでしょう。ある不活発な人々は,再び聖書研究を司会してもらうことを感謝します。書記と奉仕監督は,その人にとって最も助けとなる主題や出版物を提案するかもしれません。また,だれが最善の援助者かを決めることもできます。おそらくその不活発になっている人は,初めに自分を援助してくれた人に研究を司会してもらえば,一層早く答え応じるかもしれません。家族全体が助けを必要としているなら,だれか長老がグループとして研究するのが最善でしょう。不活発になった姉妹であれば,有能で経験を積んだ別の姉妹が援助できるかもしれません。若い人々は,若い奉仕のしもべとか若くて有能な開拓者の援助に答え応じるかもしれません。不活発な人を訪問して友好的に会話してください。研究を始めるまでには何度も訪ねる必要があることでしょう。
8 そのような研究を司会する特権にあずかった方々は,その人々に真の関心を示し,霊的な強さを取り戻すように助けます。それらの人々が集会に出席するのを助けるべく励ますことができます。―ヘブライ 10:23-25。
9 そのような研究を司会する各伝道者は,協会の出版物1冊を研究をし終えるまで,時間,再訪問,研究を数えることができます。伝道者たちが献身している人を援助した研究や野外奉仕時間を報告できるのは,ここで述べられているように特に依頼された時だけです。それ以外は1977年4月号と1981年11月号「わたしたちの王国奉仕」の各3ページに述べられている通りです。
10 奉仕監督は,そのような研究の進歩状況に十分注意を払い,励ましを与えたり,必要であれば調整を加えたりするでしょう。長老たちは,3か月ごとの集まりの際に,進歩状況を考慮することができます。
11 わたしたちすべては,以前共に交わっていて,今ではエホバの奉仕において不活発になっている人々に大いに関心を持っています。それらの人々との研究を取り決めることにより,わたしたちの愛と,再びエホバへの奉仕に共にあずかってほしいとの願いを実証することができるのです。
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