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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
塔70 4/1 214–218ページ

真理の神を知りなさい

神とはどんなかたですか。神を知ることは今なぜ大切ですか。

神に関する真理を知ることはいま非常に大切です。今日,教会内の混乱は増大し,無神論的な風潮は広がっています。犯罪と暴力行為は増加し,核兵器は生物すべての生存を脅かしています。

結果として,神について疑問を持つ人がふえています。あなたも次のような疑問を持っておられるかもしれません。神とはいったいどんなかただろうか。神は地上の人間の事柄に心を用いておられるだろうか。神は人間の問題に介入して,それを正されることがあるだろうか。将来はどうなるだろうか。

こうした疑問および他の多くの疑問のそれぞれには,一つの真実の答えがあります。相互に矛盾する答えがいろいろあって,そのすべてが正しいというのではありません。

真理の神

神は,ご自分の創造された物質界に関する基本的な真理を,人間がある程度まで理解できるようにされました。たとえばわたしたちは,地球が球体であり,微小な原子が膨大なエネルギーを秘め,生命を維持するために空気と水と食物が必要なことを知っています。

さて,神は人間に,創造物について知る能力を与えられたが,創造者ご自身について知る能力は与えられなかったと考えるのは,道理にかなっていますか。人間の場合でも,愛のある父親は,自分の子供が父親を知り,父親の名を覚え,生活上の大切な事柄について知るように願います。「神は愛」です。では,ご自分の子供たちにご自身について教えることにおいて人間の場合より関心が薄いと言えるでしょうか。―ヨハネ第一 4:8。

実際のところ,わたしたちの永遠の前途は,神に関する真理を知るかどうかにかかっています。イエス・キリストご自身が,「唯一のまことの神であられるあなたと,あなたのつかわされたイエス・キリストとの知識を取り入れること,これは永遠の命を意味します」と言われました。―ヨハネ 17:3,新。

「唯一のまことの神」は真理の神であられます。事実,聖書は,「神は人のごとくいつはることなし」,また『神は偽ることができない』と保証しています。それで真理を探求する人は,神に関する基本的な真理を学べるという確信をもって,神に近づくことができます。―民数 23:19。ヘブル 6:18。

神は常に真理に従うかたですから,神に対するわたしたちの崇拝も真理にかなっていなければなりません。でなければ,わたしたちの崇拝は神に受け入れられません。偽りを信じ,かつ支持しながら,神を喜ばすことはできません。「神は霊者であられるから,神を崇拝する者は,霊と真理とをもって崇拝しなければならない」のです。―ヨハネ 4:24,新。

愛のある創造者

この真理の神は天と地の創造者であられます。しるされた神のみことばは,神が『万物を創造し,万物が神の御心にしたがって存在し,かつ創造された』ことを述べています。(黙示 4:11,新)また神は『すべての人に命と息を与えておられ』ます。―使行 17:25,新。

それで,わたしたちのすばらしいからだと頭脳とを設計されたのは神です。人間の食物となり,喜びとなる草・木・花などを造られたのは神です。また神は命をささえる水と空気を備えられました。明らかに神は,命を与え,命をささえる物と生活を楽しくするものとを備えることによって,人類に大きな愛を表わされました。

それでも人々は,もし神がそのように愛のある創造者だとすれば,なぜ悪と苦しみをこれまでなくさなかったのかと尋ねます。この問いに対しては聖書だけが真実の答えを与えています。(テモテ後 3:16,17)聖書は,人間が神のようになろうとしたこと,つまり神から独立して善悪を自分だけで決定しようとしたことを含め,人間の創造後に持ち出されたさまざまな問題についてしるしています。(創世 3:1-7)愛を持たれる神はご自分の法を犯した最初の人間アダムを直ちには滅ぼされませんでした。こうして,まだ生まれていなかったわたしたちアダムの子孫に生きる機会を与え,またイエス・キリストを通じてとこしえの命を得る機会をさえ与えられました。(ペテロ後 3:9)同時に,神が忍耐してこられたこれまでの期間における史上のできごとは,支配権に関して提出された問題に答え,神から独立しようとするなら,いかなる政府もその民に真の幸福をもたらし得ないことを実証してきました。―エレミヤ 10:23,24。

しかし神は悪をいつまでも許しておかれるわけではありません。神は遠い昔,ご自分の恐るべき力を行使して悪の存在を終わらせる時について予告されましたが,わたしたちは今その予告された時に近づいています。(テモテ後 3:1-5。マタイ 24:34)それゆえ,わたしたちは大いに喜ぶべきです。

神はまもなく悪を終わらせるだけでなく,愛の御心のゆえに,この地上全体を楽園に変える用意をしておられます。あなたご自身も,神の御心が『天のごとく,地にも行なわれる』時の到来を祈ってこられたでしょう。(マタイ 6:10。ルカ 23:43)その新しい秩序において,病気・悲しみ・戦争・不正・貧困・苦しみなどのすべて,そして死さえが過去のものとなります。神が建てられる新秩序でのこうした状態を予告する聖書のことばは数多くありますが,その一つ,黙示 21章4節は,「神は人の目からすべての涙をぬぐい去られる。もはや死はなく,悲しみも,叫びも,苦痛もない」と明白に述べています。

この新秩序の到来は確かです。「わたしはこの事を語ったゆえに,必ずこさせる」という神のことばが,神のお約束すべてにあてはまるからです。(イザヤ 46:11,口語)この新秩序で起きる事柄をあらかじめ示すため,神は,人間として地上におられたイエス・キリストに,奇跡を行なう力を与えられました。そうした奇跡は,神の建てる新秩序において全世界的な規模で行なわれるのです。イエスは病人をいやし,盲人に視力を与え,手足の不自由な者をなおし,死人をさえよみがえらせました。これは神がご自分の建てる新秩序において御子を通じて行なわれる事柄の見える証拠でした。(マタイ 15:30,31。ルカ 7:11-17; 8:49-56)あなたは,人間に対する創造者の愛あるお目的について,この驚くべき事柄をご存じでしたか。

神の新秩序でとこしえの命を受けるためには,あなたご自身も神のご要求に従わねばなりません。神のご要求の中には,みことばである聖書の中で神がご自身について述べておられる事柄を知りかつ信ずることも含まれます。あなたは神についてどれほどよく知っておられますか。たとえば,神は名前を持っておられますか。持っておられるとすれば,どんなお名前ですか。

神は名前を持っておられますか

イエスは神のことを,命の授与者という意味でくり返し「父」と呼ばれました。(マタイ 5:16)あなたのおとうさんにはお名前がありませんか。人間は神にかたどって創造されていますから,神にお名前があったとしても不思議ではないでしょう。

では実際にありますか。イエスは御父への祈りの中で,「われ御名(みな)を彼らに知らしめたり,またこれを知らしめん」と言われました。(ヨハネ 17:26)またご自分に従う人々に対し,「天にいます我らの父よ,願くは,御名のあがめられん事を」と祈るようにと教えました。(マタイ 6:9)そして神ご自身は,『我わが大いなる名をきよくせん』と述べておられます。(エゼキエル 36:23)このように,神はご自身の名前をお持ちです。

ではどんなお名前ですか。ある人が唱えるように,「父」「主」「永遠なるもの」などがそれですか。そうではありません。これらは個人の名前ではなく,称号だからです。「神」とは「強大な力を持つ者」,「主」とは「主人」,「永遠なるもの」とは「永遠に存在するもの」という意味です。

あなたの国の王,大統領また首相はだれかと問われた場合,あなたはただ「王」,「大統領」,「首相」もしくは「総理大臣」などと答えますか。そうではありません。これらは個人の名前ではなく,称号もしくは肩書きだからです。それぞれの者にはこうした称号以外に個人の名前があります。

では神の個有のお名前はなんですか。神ご自身が,「われはエホバなり これわが名なり」とはっきり答えておられます。(イザヤ 42:8)そして詩篇 83篇18節は,「かれらはエホバてふ名をもち給ふ汝のみ全地をしろしめす至上者なることを知るべし」と述べています。

確かに,「エホバ」という名前を用いていない聖書の翻訳がいろいろあります。しかしそれは原語聖書の本文中にその名前が出ていないためではありません。事実,その名前は聖書中に約7,000回も出ています。原文中の神のお前を「神」とか「主」ということばに置きかえた翻訳者に誤りがあるのです。

御名の発音

ヘブル語において,神のお名前は四つのヘブル文字יהוהで書き表わされました。これら四文字すべては子音字です。古代のヘブル語には母音字がありませんでした。読む人は母音を補って読まねばなりませんでした。しかし,時代の経過とともに,正確な発音がわからなくなりました。

やがて,ヘブル語の正確な発音はわからないのであるから,神の名前を使うのをやめようと唱える牧師が現われました。しかしそうした人々はためらうことなく「イエス」という名を使います。しかしイエスの名前はヘブル語でこのように発音されたわけではありません。ヘブル語では「エシュア」もしくは「エホシュア」と発音されました。今日,スペイン語でこの名は「ヘイスース」と発音され,イタリア語では「ジェズー」,ドイツ語では「イーズース」と発音されます。古代ヘブル語ではそのように発音しなかった,あるいは今日の他の言語の場合と発音が違うからといって,イエスの名前を使わないわけではないでしょう。

神のお名前についても同じです。日本語ではエホバですが,英語では「ジェホウバ」,スペイン語では「ヘイオーバ」,イタリア語では「ジェオーバ」,ドイツ語では「エホーバ」と発音されます。どれが正しいのですか。どれも使い得るのです。まちがいなのは,神のお名前を使わないで,それを隠してしまうことです。

使徒行伝 2章21節(新)は,「エホバの御名を呼び求める者はことごとく救われるであろう」と述べています。あなたは『エホバの御名を呼んで』いますか。神への祈りの際にいつもこのお名前を使い,エホバ神について他の人々に話しますか。あなたが属しておられる教会はどうですか。エホバというお名前を重視していますか。固有のお名前を使って神に呼びかけることをあなたに勧めていますか。もしそうでないとすれば,その教会はほんとうに真理にそってあなたを導いていると言えますか。

イエス・キリストが神ですか

別の基本的な真理は,イエスに関する事柄です。人間の形となって地上に来られたのはエホバ神ご自身でしたか。

仮にイエスが神そのものであったとするなら,全宇宙の創造者がひとりの女の子宮に9か月間いたことになります。そして,その赤子が生まれたときには,創造者ご自身が四つんばいになってはっていたことになります。あなたは,確かにそうだったと思いますか。

イエスはくり返し祈りましたが,だれに対して祈ったのですか。自分自身に対してですか。イエスが創造者ご自身であったとすれば,イエス以外の別の者に祈るように教えたイエスは,従う人々を欺いたのですか。(マタイ 6:9,10)またイエスが死んだとき,全能の神ご自身が死なれたのですか。

こうした問いに対する真実の答えは,神ご自身のみことば聖書の中にあります。聖書は,エホバが始めも終わりもない「永遠の王」であられることを述べています。(テモテ前 1:17,新。詩 90:2)しかしイエスは「神による創造のはじめ」と呼ばれています。(黙示 3:14,新)イエスが,「父は我よりも大な(り)」と述べたのはこのためです。(ヨハネ 14:28)イエスは神をくり返し父,つまり自分に命を授けた者と呼びました。イエスは偽っていたのですか。イエスはまた,「(我は)わがこころを求ずして,我をつかはしたまひし者のみこころを求む」と何度も語りました。(ヨハネ 5:30)自分より上位の別の者についてでなければ,だれについて語られたのですか。

あなたの教会はどのように教えますか。イエスは神であり,三位一体の一位であったと教えますか。三位一体の教理について詳述するアタナシウス信条を読んで,三位一体がどんな教えであるかをご自身で調べてごらんなさい。そしてあなたの教会がそれを採用しているかどうかを牧師に尋ねてください。それとあなたの聖書に出ていることとを比べてください。教会の教える事柄が,真理である神のみことばと一致していない場合,その教会にとどまっているかぎり,人は「霊と真理とをもって」神を崇拝することができません。―ヨハネ 4:24,新。

イエスはエホバと同じかたではありませんが,一方,単なる“善人”にすぎなかったわけでもありません。イエスはそれ以上の者,つまり「神の子キリスト」でした。(ヨハネ 20:31)イエスの生命力をマリヤの子宮に入れ,処女マリヤが子を産むようにされたのはエホバです。―イザヤ 7:14。ルカ 1:26-35。

またイエスは神のお目的において,愛に基づく重要な役割を果たしています。イエスは死んだのち,強力な不滅の霊者として天の命によみがえらされました。(ペテロ前 3:18。ロマ 6:4,9)クリスチャンは天の政府である神の御国の到来を祈るように教えられていますが,イエスはその御国の王です。(マタイ 6:9,10)キリストを主要な統治者とするこの天の政府を用いて,神は現存する邪悪な事物の体制を一掃されます。―ダニエル 2:44。黙示 19:11-21。

そののち,神の建てられる新秩序が地上に到来します。そこにおいては,平和と正義,健康ととこしえの命とがごく自然のものとなります。

今,神を知りなさい

今日の邪悪な体制の終わりを生き残って神の新秩序にはいるためには,いま神に関する真理を知り,それを擁護しなければなりません。(ヨハネ第一 2:17。ゼパニヤ 2:3)神を誤って代表する宗教組織内にとどまっているなら,決してエホバを喜ばすことができません。―黙示 18:4。

神を知るための最も良い方法はなんですか。神のみことばである聖書を組織的に研究することです。それで,とこしえの命に導くこの知識を取り入れることをさっそく始めてください。(ヨハネ 17:3)エホバの証人は喜んで,そして無償であなたを助けます。

この雑誌の発行者に手紙を書くか,あるいはお近くのエホバの証人に連絡してください。そうすれば,資格のある奉仕者がおたくをお尋ねします。1週1時間ずつ,双方に都合の良い時間を選んで静かに聖書を研究できます。奉仕者はあなたご自身の聖書が神についてなんと述べているかを示すでしょう。

幾週間かするうちに,あなたは自分の疑問の多くが答えられたのを知るでしょう。人が死ぬとどうなるのか,死んだ人にどんな希望があるのかなどを学ばれるでしょう。また,自分の祈りにほんとうに答えていただくために何が必要かをも学びます。現在の邪悪な体制の終わりが非常に近いという証拠も調べます。また,神があなたに求めておられる事柄についても学ばれるでしょう。

このような6か月間の無料の聖書研究は全世界の200以上の土地,100万以上の家庭ですでに行なわれています。これは今日最大の聖書教育活動です。こうして神からの真理を学ぶ人々は増加しており,あなたもそのひとりになれます。愛のある創造者について知るにつれ,あなたは,神からの知恵が『これを執る者に命の樹となり,これを持つ者に幸福となる』ことを理解されるでしょう。―箴言 3:18。

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