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  • 犯罪危機の背後にあるもの
    目ざめよ! 1973 | 10月8日
    • されたことを知るサタンは,今日の世界の不法な精神をいよいよ高まらせています。―黙示 12:12。

      しかし,この「事物の体制」が終わる前の今の時代に,人はどのようにして自分の身を犯罪から守れるでしょうか。

  • 犯罪から身を守る
    目ざめよ! 1973 | 10月8日
    • 犯罪から身を守る

      犯罪の主要な原因の中にはわたしたちがどうにも制御できないものが多くあります。例えば,わたしたち個人としては,現在の不法な事物の体制全体を作り直して,それを正しいものに変えることはできません。また,わたしたちが悪魔を除くこともできません。

      とはいえ,まずわたしたち自身が犯罪の生活を避けることができます。さらに,犯罪による危害を受けるようなことを少なくするために,わたしたちにできることが幾つかあります。ここで実際に価値があるのは聖書の原則です。それはこう述べます。

      「分別のある人はあらかじめ危険を見て身を隠し,

      愚かな者は進んで行って罰を受ける」

      ― 箴言 22:3,アメリカ訳。

      まず初めに,分別のある人は「あらかじめ危険を見る」と述べられている点に注目してください。その人は,どこにいる場合でも,自分の周囲で起きている事がらに注意を払います。

      あなたは,犯罪による「危険」が自分の周囲にあるのを見ますか。どんな形の危険があるかは場所によって異なります。例えば,大都市の特殊地区の路上で起きる犯罪と,不正直な店員をかかえる住宅地区のスーパーマーケットで起きる犯罪行為との間には相違があることでしょう。

      あなたは窃盗や強盗などの少ない地域に住んでおられるかもしれません。それでも,器具の修繕や家事の手伝いで自分の家の中に入れる人のために,でたらめの仕事やこそどろから強姦に至るまでのいろいろな犯罪の危険を感じているかもしれません。『あらかじめ危険を見て』用心すること,これが,その危害を現実に身に受けないようにするための第一歩です。

      しかし,ひとたび危険を認めたなら,分別のある人は,それから身を『隠す』ことをためらいません。何も怖くないといったそぶりをするのは愚かなことです。危険から離れ,必要ならそれから逃げるのは臆病なことではありません。聖書はそれを,「分別のある」こととしています。

      自分の家を守る

      あなたは自分の家について「分別」を示しておられますか。警察はいつでも災害を回避できると信じるのは賢いことではありません。かつて盗賊であったある人はこう書いています。

      「自分の家を守る方法はいろいろある。しかし,一つの考えはいつでも誤りであった。

      「つまり,法の力が盗賊の使うかなてこより強いと思い込んでいるかぎり,盗賊の侵入を防ぐことはできない」。

      警察力があなたの資産を必ずしも保護できないのはなぜでしょうか。あるパトロール巡査はこう認めています。

      「正直に話せば,最近では窃盗事件があまりに多く,また巡視すべきより重要な事がらが非常に多いので,窃盗事件に対しては,かつて騒音苦情を扱ったのと同じ程度の重点しか置けないというのが実情である」。

      したがって,防備は大いに予防に,つまり『あらかじめ危険を見る』ことに依存しています。あなたは自分の家をもっと安全にできますか。たいせつであるとされている幾つかの提案をここに述べましょう。

      良い鍵をかけること。郊外地区また田園地区での生活は都会に比べてのんびりしており,戸締りについてそれほど気を配らない所が少なくありません。人々はほとんど無意識に戸や窓に鍵をかけないでほっておきます。高価な宝石,諸道具,テレビ,ステレオ装置,小さな器具類がなんの保護もなく置いてあります。さらに,職業的な盗賊の意図をくじくことができるのは良い鍵だけです。

      家を出る時には,幾つかの明りをつけたままにしておくことができます。明り,ラジオ,テレビなどを自動的につけたり消したりするセルフタイマー装置を使い,外から見る場合,その家には人がいるといった印象を与えるような工夫をしている人もいます。照明装置をつけて庭を明るくしておくこともできます。犯罪者は暗やみを好むからです。盗難警報器やよくほえる犬が不在時の侵入者をおじけさせることもあります。長く家をあける場合には,信頼する隣人か友人に頼んでおくのがいちばん良いでしょう。その人はあなたの家を見まわって,新聞や郵便がたまらないようにできるでしょう。そうしたものがたまると,その家に人がいないことのはっきりしたしるしとなるからです。

      街路で『あらかじめ危険を見る』

      家から離れているときにも分別を働かせてください。実際には自ら犯罪を招いている犠牲者が少なくありません。どのようにですか。

      一つには,わざわざ危険な場所に身を置くことによってです。暗い都会の路地で賊に襲われる人がいます。でも,なぜそこにいたのでしょうか。何か不法なとばくをするため,麻薬を買うため,あるいは売春婦を探すためでしたか。アメリカ,ワシントンの一警察官は,とかく見落とされがちなこの犯罪問題の一面を次のように指摘しています。「わたしたちの場合,強盗に遭う人の多くは,多少の刺激を求めて郊外からやって来る人たちのように思える」。健全な動機を持つことが身の守りとなるのです。

      服装が問題を招く場合もあります。犯罪の多発する地域に行く場合に,どうしていちばんりっぱな,そしていちばん値段の高い衣服を身に着けて行くのでしょうか。なぜ美しい宝石で身を飾り立てて市街を歩かねばならないでしょうか。宝石類を身につけたいなら,なぜせめて目的地に着いて

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