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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1982
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『宗教は生活に対する脅威』

C・L・サルツバーガーは,インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙で,「帝国主義,人種優劣説,軍国主義といった原因に加えて,宗教も人類の生活に対して絶えず大きな脅威となってきていることに気付くべきではないだろうか」と書いています。中東,北アイルランド,ベトナムなどにおける軍事紛争を指摘しながら,サルツバーガーはさらにこう述べています。「宗教は神聖視されているので,政治上の討論においては慎重に扱われる。しかし,人類は,ナチスによるユダヤ人大虐殺,スペインの異端審問,様々な宗派の仏教徒による戦い,十字軍,そして17世紀に新・旧教徒の間で行なわれた30年戦争などを忘れることはできない。最近における新・旧両教徒の戦いは現在アルスターで続いている」。多くの国で宗教と政治が密接に結び付いており,それが多くの流血の原因となっていることを指摘しながら,サルツバーガーはこうつけ加えています。「神を信じない共産主義者や社会主義者にも様々な党派があるが,彼らは派閥に関してはそれほどひどくけんか腰になることはない」。

この問題を抱えているのは真の宗教ではなく,「この民は唇でわたしを敬うが,その心はわたしから遠く離れている」と神から言われた人々です。(マルコ 7:6)聖書は,宗教が違うからといって他の人々を理不尽に殺すことを許してはいません。むしろ,「すべての人に対して平和を追い求めなさい」と忠告しています。―ヘブライ 12:14。

もし故意にけんかを売られたならどうすべきでしょうか。「だれに対しても悪に悪を返してはなりません。……できるなら,あなた方に関するかぎり,すべての人に対して平和を求めなさい」と神の言葉聖書は助言し,自分の手で復しゅうすることを勧めるのではなく,続けて次のように述べています。「わたしの愛する者たち,自分で復しゅうをしてはなりません。むしろ神の憤りに道を譲りなさい。こう書いてあるからです。『復しゅうはわたしのもの,わたしが返報する,とエホバは言われる』」。(ローマ 12:17-19)ですから,真のクリスチャンは神がその王国を通してすべての不正を正されることを期待しており,それを行なう力が神にあることを確信しています。彼らは『生活に対する脅威』などではなく,世の紛争に対して厳正中立の立場を保ちます。

「いい加減なアガペー」

ロックフォード研究所のジョン・A・フォワード所長は驚くべき犯罪の増加について語り,「いったい何がどう間違ったのだろう」と問い掛けています。「わたしの育ち盛りのころには,昼でも夜でも玄関にかぎをかけたことはなかったし,シカゴ市内に駐車するときでも車にかぎをかけたことはなかった,その必要がなかったのだ,と子供たちに話しても,子供たちはそういう時代の様子が想像できないようである。たった一世代のうちにこれだけ変わったのだから恐ろしいことだ」。同氏は,犯罪の急激な増加の最大の原因として宗教の失敗を挙げ,さらにこう述べています。「教会でもユダヤ教の会堂でも……若者たちが正しいことと悪いこととの間に違いのあることを理解するように教えたものだ。……しかし僧職者の多くは十戒から後退し,説教壇からは,友人が言うところの『スロッピー・アガペー(いい加減なアガペー)[アガペーは愛を意味するギリシャ語。スロッピーと韻が合う]』,漠然とした一般的な善意,明確な要求や犠牲という鋭い角を全部落として丸くした,だれにでも当てはまるようなアガペーについて説教している」。

このような状態になったことについては別に驚くことはありません。なぜなら聖書は,「人々が健全な教えに堪えられなくなり,自分たちの欲望にしたがって,耳をくすぐるような話をしてもらうため,自分たちのために教え手を寄せ集める時期が来るからです。彼らは耳を真理から背け,一方では作り話にそれて行くでしょう」と予告していたからです。―テモテ第二 4:3,4。

殺人ではない?

「29歳の妊婦を刺して胎児を殺した男は,逮捕されても殺人の罪には問われないであろう」と,ニューヨーク・ポスト紙は報じました。なぜでしょうか。「妊娠中絶手術を行なう医師たちが殺人の罪に問われないよう保護するために定められた州法で,胎児の重要器官や四肢が完全に形成されていても,6か月未満の胎児であれば,それを死に至らせても殺人ではないとされている」からである,とポスト紙は述べています。そのようなわけで,その婦人を襲い,妊娠しているから何もしないでほしいという婦人の訴えを無視して犯行に及んだ男は,婦女暴行の罪と母親を刺した罪とを問われるだけでしょう。

全く,人間の法律は神の律法から何と遠く迷い出てしまったのでしょう! 聖書には,もし人が妊娠中の女の胎児を「致命的な事故」に遭わせたなら,「魂には魂……を与えなければならない」と述べられています。神の言葉は,間もなく真の公正が行なわれるようになること,また神のご意志が地上で行なわれる時,すべての人間の命に対して正しい配慮がなされることを約束しています。―出エジプト記 21:22,23。マタイ 6:10。

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