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  • 神の目的とエホバの証者(その14)
    ものみの塔 1961 | 3月15日
    • てフィラデルフィアに本部を設け,死ぬまで「地上最大の大祭司」と称していました。その時以来,不和がつのっていっそうの分裂が生じ,重大な裁きの時に協会から分離した最初の群れは遂に多数の分裂した派に崩壊してしまいました。

      ロイス: そのとき協会から分離した人々は大勢いましたか。

      ジョン: 正確な数を知ることは困難ですが,協会の受け取った部分的な報告からある程度のことがわかります。従来,協会では全世界にわたる記念式の出席者数の部分的な報告を発表していました。これは色々な会衆から送られてきたものです。しかし,1918年には制度の内外に生じた難事のためにこの報告が集められませんでした。1917年には4月5日の記念式の出席者数の部分的な報告から見て2万1274人が協会と交わっていました。1919年4月13日の記念式に出席した人の数は外国を除く部分的な報告から見て1万7961人でした。これらの数字は完全なものではありませんが,これから見ると以前の忠実な仲間と共に歩くことをやめた人の数は4000人をはるかに下回ることが分ります。k

      しかしイエスが預言されたように,奉仕の特権に忠実を保った人々には仕事が与えられました。何十年前にパストー・ラッセルの始めたわざに忠実だったこれら神の僕たちは,1917年の末から1918年にかけて「完成した奥義」を熱心に配布しました。新しい管理が始まってから7ヵ月以内に,協会外部の印刷所で85万部が印刷されました。1917年の「ものみの塔」には次の報告が載せられています。「同じ期間をとって考えれば,第七巻の売れ行きは聖書を除く他の如何なる本の売れ行きをもしのぐ。」l

      御国のわざを進める機会に霊的に眠っていた人々にとっても,また人々の霊的な指導者と偽る者たち,キリスト教国の教職者にとっても,この本は争いの種となりました。この本はこれら偽りの羊飼を痛烈に暴露していたのです。

      内部からのこの反逆は制度にとって痛手ではありましたが,外部の敵が一致して制度に加えた攻撃にくらべればとるに足りないものでした。過去何世紀にもわたってサタンが神の制度に対して抱いてきた憎しみは数ヵ月の短期間に結集されて,いまや御国の証者を一人残らず地上から抹殺しようとサタンが決意しているように見えました。エホバのあわれみと忠誠な愛がなければ,次の二,三ヵ月間に起きた出来事はものみの塔協会の命とりとなったことでしょう。

  • 協会のフィルムが興味を呼び起こす
    ものみの塔 1961 | 3月15日
    • 協会のフィルムが興味を呼び起こす

      アフリカのカメルーンでは,神の真理に大きな関心が払われています。この興味を引き起こすのにひと役買っているのは,「躍進する新しい世の社会」「新世社会の幸福」という協会のフイルムです。カメルーンの地域の僕は,これらの映画を上映した結果を次のように報告しています。

      「L町で開かれた大会は,これらの映画が上映された巡回大会のうちで最もきわだったものでした。6800人がその映画を見ましたが,その中には,その県の数人の高官もまじっていました。この町にとってそれはセンセーショナルなできごとでした。そのまえに特別開拓者は,救いの音信を伝道していましたが,人々は耳を傾けようとしませんでした。町会長が,エホバの証者がこの町で御国の良いたよりを伝道することを禁止していたので,特別開拓者は,伝道するのにむずかしい状態にありました。ところが映画の上映は大きな効果をおさめたのです。というのは,いまでは禁止が解除され,伝道だけでなく,町のまん中に役人たちが「教会」と呼ぶものを建てることさえエホバの証者に許可を与えたからです。

      「地方の役人たちは,エホバの証者の仕事が国際的であることをいまでは納得しています。その町で重きをなしているある回教徒は,『あなたがたの仕事は,ほんとうの意味の仕事です。私自身もエホバの証者になります』と言いました。

      「A局とB局の政府の役人たちは,映画を通して私たちの仕事に深い理解をもつようになりました。それは彼らが私たちにある特別の許可を与えてくれたことから分かります。警官や兵隊や将校までやってきて,全世界でエホバの証者がなしとげたわざを見ました。これらの高官たちは,全世界にわたって私たちの伝道のわざが平和につづけられているのを見,喜びを言葉にあらわしました。

      「A町では,郡長がエホバの証者になることを決意しました。彼は深い興味を示し,多くの質問をしました。そして私を自分の家に招いて,神権的なわざに全面的に参加したい旨を告げました。彼は8人妻を持っていて重婚者でしたが,神の御心にしたがってひとりだけの妻を選び他の妻には接しないことを約束しました。いまこの人は,各集会に出席し,自発的献金によってわざを支持しています。10人の妻と80人の子供をもっていたもうひとりの人は,新世社会のメンバーになるのには何をしなければならないでしょうかと尋ねました。アドベンティストの学校の管理人は,私たちの集会に出席し,また映画を見せたということで校長からくびにされました。この人はいまは,御国のたよりの熱心な伝道者です。

      「S町では1050人という多数の人が映画を見ました。多くの善意者が喜びを表わし,新世社会と交わることを希望しました。この地方で映画を上映できたのはこれがはじめてでしたが,これらの映画は,将来の増加に大きく貢献することでしょう」。

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