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  • 忠実さ ― 人の生きる道
    ものみの塔 1974 | 12月1日
    • に着いたりするものでもありません。それは努力し,培うべきものです。自分の生き方の証しとなるような記録を築き上げるためには時間と努力と忍耐が必要です。自分の仕事を果たしながらそれを発揮し,家令としての務めを忠実に遂行してゆくことは崇拝者自身にかかっています。―ペテロ第一 4:10。

      慎みの果たす役割

      21 誇ることについて,聖書はどんな助言を与えていますか。

      21 自分を正しく評価することに関連して,エホバは次の優れた助言を与えています。「知恵は慎み深い者と共にある」。(箴 11:2)神に対して慎み深い態度で歩んでいる人は,自分の能力や業績がどうあろうと,自分自身のうちにはなんら自慢すべきところのないことを悟っています。何か誇るとすれば,自分の仕える偉大な神について誇るべきです。これは,自分の強さや富について自慢すべきではないと述べて,聖書が人に促している点です。そうです,もし誇るとすれば,愛ある親切と正義とあわれみの神であるエホバを知っているということについて誇るべきです。―エレミヤ 9:23,24。

      22,23 (イ)物質上の所有物があるなら,それをどのように見なすべきですか。(ロ)できるすべての事を果たした後でも自分についてどのような見方をすべきですか。(ハ)退屈感やざせつ感を持たないようにするために何が助けになりますか。

      22 この世の物資を他の人より多少よけいに持つ人がいるかもしれません。また,他の人に比べて身分が高いように思える人がいるかもしれません。しかし,与えられている教訓はきわめて率直です。すなわち,クリスチャンは自分の所有するものに頼って過度の自信を抱いてはならず,むしろ,恐れとおののきとをもって自分の救いを達成しなければなりません。(ルカ 12:15。フィリピ 2:12)ここに勧められている生き方は,清い崇拝に専心的に携わり,りっぱな業に富むことを意味しています。―テモテ第一 6:17-19。

      23 なんらかの才知や能力があるなら,それは自分に託された宝と見なして,神の誉れと栄光のために用いるべきです。それによって人は,エホバへの奉仕における自分の業績のために思い上がるような事から守られます。自分の割り当てられた事を果たした後にすべての人が示すべきりっぱな態度は次のことばの中に示されています。「わたしたちはなんの役にもたたない奴隷です。わたしたちのしたことは,当然すべきことでした」。(ルカ 17:10)目だった立場にいてもいなくても,神の指示のままに仕え,しかも,自らすすんで喜びつつ,また神により頼みつつ仕えることこそ神のみ旨にかなうのです。しかし,たとえ自分のする仕事が単調で変化がないように見えても,ざせつ感を抱いたり,自分は役に立たないなどと思ったりしてはなりません。いつの時でもエホバがご自分のしもべに求めておられるのは,どのような務めを受けようとそのもとで忠実であることです。この点を忘れてはなりません。

      24 ローマ 12章16節の助言はエホバに忠実な人々にとってどんな益がありますか。

      24 神の道について正確な知識を持つことは,謙遜さを保ち,高ぶった事がらを考えないようにするための助けになります。(ローマ 12:16)それは,自分の行なった事について誇りの気持ちを持たないように人を保護し,優良さや偉大さの源である神に忠実な態度で注意を向けるように人を助けます。もしだれかが目だっているとすれば,それは,真の神に対する忠節な奉仕と,私心のない態度で自分を他の人たちのために与えていることのゆえであるべきです。エホバから恵みを受けるような名を持つこと,忠実であるがゆえの信望を持つこと,それがわたしたちの願うべきところであり,神が是認されるのはそうした生き方です。―伝道 7:1。

      エホバのみ前で良い名を得る

      25 十二使徒全員が西暦33年のペンテコステ以後,死に至るまでも忠実であったことについてどんな裏付けがありますか。

      25 西暦33年ペンテコステ以後の十二使徒の多くについて聖書は特別に述べておらず,ヤコブ,またペテロに関する預言的な陳述を別にすれば,彼らがどのように死んだかについても聖書は記録していません。しかし,いろいろな証拠は,彼らがみな,死に至るまで忠実を保ったことを示しています。わたしたちは,彼らが自分たちの「すべて」を生ける神への神聖な奉仕に用い尽くしたことを確信できます。また,エホバがその一人をも忘れなかったことも確信できます。彼らの忠実さに関する永続的な証しとして,彼らの名は新しいエルサレムの土台に書き込まれています。―啓示 21:14。

      26 “古参”の人々は年若い兄弟姉妹たちにどんな励みを与えることができますか。

      26 今日のクリスチャン会衆には“古参”とも呼べる人が大ぜいいます。そうした人たちは,多くの障害にもかかわらず,確固とした態度で永年エホバへの忠実を保ってきました。今そうした人々は年老いて体も弱くなり,会衆内での重い責任を受け入れることのできない人も多くいます。しかし,そうした人々が共にいるということ自体なんという祝福ではありませんか。そうした人々の愛と熱心さは,仲間の伝道者にとって,主の業にさらに進んでゆこうという励みになっています。本当に限られた体力しかない人たちもいますが,そうした人たちが自分の体力を蓄えてクリスチャンの集会や野外奉仕に参加しているのを見るのは大きな励みではありませんか。

      27,28 (イ)会衆内の姉妹たちはどんな貴重な奉仕をしていますか。(ロ)人体がクリスチャン会衆の良い例えとなることを述べなさい。

      27 さらに,会衆内には大ぜいの婦人たちもいます。婦人は長老や奉仕のしもべになりません。しかし,彼女たちも大いに必要とされる存在であり,終わりが来る前に王国の「良いたより」を全世界に宣べ伝える上で大きな働きをしています。詩篇 68篇11,12節が思い出されるでしょう。『主[エホバ,新]みことばを賜ふ そのおとづれ[良いたより,新]をのぶる婦女はおほくして群をなせり……家なる婦女はそのえものをわかつ』。

      28 人体のさまざまな器官が果たす機能は多くあります。クリスチャン会衆においても同様であり,さまざまな人が果たすいろいろな務めがあります。だれも,自分は必要でないと考えるべきではなく,また,「あなたは必要でない」などと他の人に言ってはなりません。会衆の取決め全体が,円熟したクリスチャンを生み出して神の栄光を表わすことに役だっています。―コリント第一 12:4-7,21,22。

      29 会衆全体が平和と一致のうちに共に働くときどんな事が成し遂げられますか。説明しなさい。

      29 みことばを宣べ伝えるという使命を,老若にかかわらずすべての人が共に勤勉に果たすことによって大きな結果が生み出されています。聖書研究の手引きを読むように勧めることによって,あなたはだれかの関心を呼び覚ますかもしれません。しばらくしてだれかほかの人がその関心の種に水を注ぎます。さらに別の人が時おりその世話をし,神がそれを成長させてゆかれます。(コリント第一 3:6)後に,時には幾年もしてから,あなたは大会でその人に紹介されるかもしれません。今その人は,あなたの霊的な兄弟もしくは姉妹となっているのです。それゆえ,わたしたちの伝道の結果を見るのに時間がかかるとしても,そのゆえに語ることをやめてはなりません。会う人ごとに,エホバへの愛にあふれた心で語るべきです。(ローマ 10:10)また,純粋なクリスチャンとしての行状を示すことによっても,友人や隣人を,わたしたちの神エホバについての音信に引き寄せることができます。―ペテロ第二 3:11,12。

      30 ハルマゲドンの門口に立つ私たちはどんな決意をすべきですか。

      30 この「終わりの日」に,非常に多くの人が義の道と神への奉仕に身を転じ,自分の命を神に献げて神のご意志を行なおうとしていることには驚嘆すべきものがあります。やがてそうした人たちも,エホバへの愛を培うようさらに他の人々を助けるのです。地のあらゆる場所で進められているこの取入れの業の一端にあずかり,ごく小さな部分にせよその業に加わることには大きな喜びがあります。ハルマゲドンの門口に立ち,その後に続く比類のない祝福を望み見る今は,何かを惜しむかのごとくに後ろを振り返る時ではありません。今は,忠実な者としての信望をしっかりと築く時です。専心的に神を崇拝することを決意した人々に求められているのはそのことだからです。

      31 物質上の富より慕わしいものはなんですか。それをどうしたら得ることができますか。

      31 人がどれほどの富を蓄積しようとも,命の授与者である創造者のみ前で得る名声と信望には比較になりません。「良い名は大きな富よりも慕わしい」。(箴 22:1,新英語聖書)聖書の示す規準を助けとして正邪を判断しつつ,わたしたちは,神の是認される生き方,すなわち忠実を追い求める生き方を,勤勉な態度で続けてゆくことができますように。

  • 忠実さによって生き続けなさい
    ものみの塔 1974 | 12月1日
    • 忠実さによって生き続けなさい

      「しかし,義なる者は,その忠実さによって生き続ける」― ハバクク 2:4,新。

      1 神の組織内にいる人には何が期待されますか。神はその人々に何を備えますか。

      忠実な神エホバは,義を愛するすべての人に対して,ご自分の組織内での場所を与えておられます。言うまでもなく,エホバのこうした慈しみ深い招きを受け入れる人々は,それに伴って多くの仕事をなすべきことをも見いだしています。さまざまな割当てを果たさねばなりません。しかし,だれにせよ,そうした割当てを受け入れる際には,その責任とそれに伴う仕事を果たそうとする人を助ける神の力を軽く見てはなりません。そして,必要に応じて,神は指示や懲らしめや訓練をも与えてくださるのです。―フィリピ 4:13。コリント第一 12:18。

      2 忠実さは何と密接に結び付いていますか。そのことから,エホバに仕える人には何が求められますか。

      2 これは何を示していますか。エホバご自身の忠実さ,および,是認を与えるすべての者にエホバがあくまでも忠実を求められることを示しています。忠実さは,神の王国の魅力的な特色の一つである神の義と密接に結び付いています。(マタイ 6:33)したがって,その王国を求め,それを自分の生活で第一にする人は,エホバの義の規準と一致した生活をすることが必要です。そうした人々は,義にそわない自分の過去の人格を捨て,「神のご意志にそいつつ真の義と忠節のうちに創造され(る)」新しい人格を着けなければなりません。ついで,その行状によって,自分たちの聖なる神エホバの義を反映してゆくのです。―エフェソス 4:23,24。コロサイ 3:5-14。

      3 忠実で信頼できる人と忠実でない人とはどのような点で対照的ですか。

      3 神の取決めのもとで生きる人の生活においては,ある程度の期間をかけて必要な変化がなされてゆきます。その人は正確な知識の点で成長し続け,やがて,「人間のたばかりや誤らせようとたくらむ巧妙さによって,波によるように振りまわされたり,あらゆる教えの風にあちこちと運ばれたりすること」のない状態にならなければなりません。つまり,古い歌の文句で言えば,「風や波のように定まりない」状態から離れねばなりません。そして,「堅く立って,動かされることなく,主の業においてなすべき事を常にいっぱいに持ち」,どんな割当てのもとでも信頼できる忠実な人とならなければなりません。―エフェソス 4:14。コリント第一 15:58。

      4 忠実さはどのような形で示されますか。

      4 そうした,確固としたエホバの崇拝者は,自分たちの神が定めた安全な境界の中で生きることの大切さを認識しています。それは単に,正しい生き方を知っているかどうかの問題ではなく,神の善良にして受け入れられる完全なご意志を実際

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