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  • 天からの戦争の後に来る平和
    ものみの塔 1955 | 10月15日
    • おられる神にたいして,いまなぜ不平を言うのですか? しかも苦難は幸福をもたらすと,彼らは論じているのです。実際に,彼らは理性のない子供のようです。そして,ヱホバが何を許し,何を為そうと,彼らは満足を感じないのです。イエスは当時の人々を,愉快な遊びもしようとせず,また悲しい遊びをもしようとしなかにた子供たちになぞらえました。ヨハネは食べもせず,また飲まなかつたために,彼らはヨハネを好みませんでした。イエスは食べて飲んだために,彼らはイエスを好みませんでした。彼らはただ欠点を見つけようとしたのです。そして,満足せず,批判ばかりしていました。現在の古い世には苦難があると言つて不平をこぼし,また新しい世には苦難がないと言つて不平をぼす今日の人々は,愚かにも,それと同じ部類に入つているのです。―マタイ 11:16-19。

      15 何が為されるため,新しい世は退屈でありませんか?

      15 新しい世は,退屈なものでありません。退屈を避けるために,苦難や病気や,死は必要でありません。人は新しい世で働かねばなりません。そして,人は『その手の業を長く楽しむ』と聖書に約束されています。知的なものにせよ,肉体的なものにせよ,仕事は多くあります。地を管理して守り,そして治めることは,全身全霊を傾けてする仕事であり,それに下等動物に愛の支配を行うことは,非常なよろこびであります。或る者は発明し,他の者は生産し,そして又他の者は使用します。多種多様の仕事があり,それぞれ最高の知力と技術を必要とします。怠惰とか単調はなく,まして退屈などということはありません。

      いま山に逃げよ!

      16 ヱホバを遅いと非難する代り,私たちはなぜヱホバの忍耐に感謝の気持ちを持つべきですか?

      16 現在,私たちは怠けた生活をすべきではありません。もし怠けるならば,私たちは亡びをうけるでしよう。ヱホバはハルマゲドンの戦をして,新しい世を設立するのが遅いと,ある人々は考えています。しかし,ヱホバは遅いのではありません。ヱホバは耐え忍ばれているのであり,私たちの救を図つておられるのです。『ある人々は遅いと考えているが,ヱホバは御自分の約束を果すのに遅いのではない。ヱホバはあなた方を耐え忍ばれているのである。ヱホバは,ひとりの人の亡びるのも欲せられず,むしろ全部の人が悔い改めるようにと欲しておられるのである。』『主ヱホバ言いたもう。我は活く。我悪人の死るをよろこばず,悪人のその途を離れて生るを悦ぶなり。なんぢら翻り翻りてその悪しき道を離れよ。なんぢらなんぞ死べけんや。』現在の時は,特別な期間であつて,人々は,亡びに運命づけられた古いサタンの世から逃れ出て,キリストの支配下にある新しい組織制度に来ることができます。そして,あらゆる国からの人々とともに,ヱホバの山に来ることができるのです。―ペテロ後 3:9,新世。エゼキエル 33:11。

      17 この古い世はなぜ盲目であつて,そして酒に酔つた人に比較されるのですか?

      17 現在の古い世は,この音信に目を開かず,耳を傾けず,危険な現在の時を見分けません。なぜ? その理由は,この世の神が覆つている覆いのためです。『いま私たちの述べる良いたよりが実際に覆われるならば,それは亡びゆく人々の中に覆われるのである。それらの人々の中にあつて,この世の組織制度の神は不信者の心をめくらにし,神の像であるキリストについての栄光ある良いたよりの光を輝かせまいとしている。』酒に酔つている人を見たことがありますか? その人の覆いのかけられたような,どろんとした,霞んだ目付きを憶えていますか? 酔ぱらいは,はつきり見ることができず,正気を失い,その行はあやふやです。でも酔ぱらいに何か尋ねてみると,自分の気は確かだと言い,どんな事でも間ちがいなく上手にやつてのけると言います。その人の状態は暗やみにいるものですが,当人はそのことを知りません。これと同じく,サタンも,この組織制度の諸国民に覆いをかけて,暗やみに閉じこめ,その知覚を失わせています。そして諸国民は盲目となつて,そのことを自覚していないのです。諸国民は,物事をはつきりと見たり,聞いたりすることができ,自分たちは正気だと考えています。しかし実際には彼らはサタンの葡萄酒,すなわちサタンの宗教的,政治的宣伝を飲んで,酔つているのです。サタンは偽りの覆いをつくつて,それを人々の心の上や,目の上にかけています。それで,彼らは盲目の状態に閉じこめられながら,ハルマゲドンの亡びに導かれます。サタンの宣伝と『悪鬼共によつて霊感された表現は………全地の王たちのところに行き,全能の神の大いなる日の戦争のために王たちを集める。』― コリント後 4:3,4。黙示 16:14,新世。エレミヤ 51:7。黙示 17:2; 18:3。

      18 盲目にされている人々は,私たちの伝道する音信をどのように見なしますか? しかし,その智恵は何ですか?

      18 悪魔によつて欺かれ,盲目にされている多くの人々は,その事実を認めると思いますか? 酔ぱらいが自分の酔つているのを認めないように,それらの人々はその事実を認めません。それらの人々に真理を伝道してごらんなさい。キリストの犠牲について語つてごらんなさい。キリストの御国がいま設立されていることを指摘してごらんなさい,人類はこの古い世の終りの日に生存している証拠を示してごらんなさい。ハルマゲドンの近づいていることを警告し,その亡びからどのように逃れ得るかを説明してごらんなさい。それらのことがらについて,人々はどういう風に考えますか? それは『亡んで行く者たちにとつて愚かである。』自惚れて高慢なこの世は,この世の智恵で盲目になつています。聖書の言う通りです。『この世はその知恵により神を認めるに至らなかつた。』神を知ることは,永遠の生命を意味するものであり,かつこの生命を与える知識を得させないものはこの世の知恵であるために,本当に『この世の智恵は愚かなものである。』この愚かさの覆いから逃れ出て,ヱホバの御言葉の光をうけつつ,はつきりと物事を見るためには,人はサタンのかけた覆いをかなぐり棄てなければなりません。―コリント前 1:18,21; 3:19。ヨハネ 17:3,新世。

      19 私たちは,どの場所にいることにより,サタンの盲目の覆いを避けることができますか?

      19 人の目を盲目にさせるこの覆いをかなぐりすてるために,人は何処に行きますか? ただ一つの特定の場所で,その覆いは亡ぼされています。『またこの山にてもろもろの民のかぶれる面帕ともろもろの国のおおえる外帔をとりのぞき。』(イザヤ 25:7)ヱホバの山,すなわちキリストの支配する御国には,サタンの覆いはありません。そして,いまあらゆる国々の男も女も子供も,この保護を求めて逃れよと言われているのです。幾十万という人々は,すでに逃れており,さらに幾十万人の人々はいま逃れつつあります。さらに又他の幾十万の人々は,これから目を覚まして逃れるでありましよう。これらの人々はみな天からの戦争に生き残り,そしてその戦争が地にもたらす永遠の平和を楽しみます。

  • その8 協会を破壊せんとの内外からの試み挫折す
    ものみの塔 1955 | 10月15日
    • ヱホバの證者の近代歴史

      その8 協会を破壊せんとの内外からの試み挫折す

      1918年の2月の終りの頃,ニューヨークに於けるアメリカ合衆国陸軍情報部は,ブルックリンに在るものみの塔協会の調査を開始しました。偽りの噂が乱れとんでいました。その一つは協会がベテルの家に強力な無線局を設けて,大西洋の彼方のドイツの敵と音信を交わしているというのでした。その本当のことは,ラッセル兄弟の生きているとき,ある兄弟が彼に小さい無線の受信セットを贈つたのに過ぎません。送信施設は全くなかつたのです。ベテルの家から,無線によつて送信された音信などは一つもありませんでした。これは1915年のできごとで,ラヂオ放送の行われた以前のことであり無線電報も始められたばかりの時代でした。1918年に,陸軍情報部の二人の者がベテルの家に来ました。彼らは屋上に案内されて,かつて無線受信機が据えてあつた小屋を見せられ,次に階下の倉庫に案内され,箱詰めされてある受信機を見ました。双方の話し合いの結果,情報部の者によつて受信セットは運び去られたのです。

      1918年2月25日の日曜日にカリフォルニャ,ロス・アンゼルスに於いて,ジェー・エフ・ルサフォードは講演をしました。次の木曜日のこと,即ち2月28日に,陸軍情報部は,ロス・アンゼルスにあつた聖書研究者の本部の所有物を調らべ,沢山の協会の出版物を接収しました。次の月曜日(3月4日)に,ペンシルベィニィヤのスクラントンでは,協会の数人の兄弟たちが,陰謀という疑い

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