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神のいましめをあなたの子供たちに教えますかものみの塔 1961 | 9月1日
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の戒めにかんする言葉を含ませるようにすることができます。神の戒めというのは何ですか。その中には,聖書を神の言葉として信ずるということも,含まれています。聖書が霊感を受けていると信じられる理由を,子供たちに説明して下さい。あのように高い原則,あのように正確な歴史,あのように美しい調和とすばらしい預言を含めたあの賢明な本が,単なる人間の作であると言えますか。絶対そうではありません! それで,子供たちに定期的に聖書を読み聞かせなさい。子供が読めるようになったらすく,子供に各自の聖書を持たせ,その内容をよく知るようになるようにして下さい。同時に注意して聖書を取扱うように教え,同じ重さの金塊と同じ位の価値があるのだと教えなさい。実際にその通りなのです。
しかし,中でも一番大切なことは,聖書に書かれていることを,子供が理解するようになるということです。聖書のどこにどういう聖句があるか,ということを知ることもよいことですが,それだけでは十分ではありません。神の戒めを知るということは,神の御言葉を理解するという意味です。神はエホバという名前を持っています。聖書には主題があります。それは神の御国です。この御国を通して,神は御自身が存在しているということだけでなく,最高者であり,そして知恵,公正,愛,力を完全に備えているということを,全人類に証明されます。エホバにはひとり子のイエス・キリストがあり,この方は人間となる以前にも存在しており,真理についてあかしし,私たちの罪のために死ぬべく地に来られました。そしてよみがえらされ,天にのぼり,神の予定の時にこの地に,楽園を復興します。これらは,あなたが子供に教えるべき最も初歩的な2,3の事がらです。また大切なことは,子供に祈り方,そしてなぜ祈るのかを教えることです。
神の戒めを子供に教えるために,毎週定期的に家族の研究を開くべきです。その時の教科書として,ものみの塔協会から発行されている「失楽園から復楽園まで」という本は,最適です。研究の手引が欲しいと思われるなら,御遠慮なく近所のエホバの証者に頼んで下さい。またはこの雑誌の発行者に知らせて下さい。
このような基礎的な真理は大切ですが,神の戒めを理解するだけでは十分でありません。その原則を自分の生活に適用させなくてはなりません。そしてこの点で,子供たちも小さい時からそうするよう学ばねばなりません。特に一日中小さい子供たちと一緒に過ごす母親は,正しい原則や正義に対する愛を子供に教え込まねばなりません。あなたの子供たちは,手におえませんか。けんかをしますか。ちょうどよい聖句をいつでも引用することができます。そしてこれは神の御言葉ですから,このようなばあいに使うのに,一番権威があります。「子たる者よ…両親に従いなさい」。「何事でも人々からしてほしいと望むことは,人々にもそのとおりにせよ」。「受けるよりは与える方が,さいわいである」。「愛する者たちよ,自分で復讐をしないで…」。「互に愛し合うべきである」。―エペソ 6:1。マタイ 7:12。使行 20:35。ロマ 12:19。ヨハネ第一 4:11,新口。
両親たち,神の戒めを子供たちに教えることにより,子供に対する愛を示して下さい。このようにして子供たちを保護しお互いの幸福,そしてあなたと子供の長き命をそこなわないようにして下さい。
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積極的ものみの塔 1961 | 9月1日
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積極的
家から家への宣教でたいせつな役を果たすのは,世界で最も重要な二つの雑誌「ものみの塔」と「目ざめよ!」を提供する雑誌活動です。ある定住地では,一つの家族を除いて皆真理にはいっています。そこでそこの会衆では,どうして12冊という雑誌の目標に達するかという問題がもちあがりました。ひとりの兄弟は,道に立って,通る車をみなとめ,2冊の新しい雑誌をすすめました。そして,6月中こういう方法で合計55冊の雑誌を配布したことを報告することができて喜んでいます。―1961年のエホバの証者の年鑑より
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