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    目ざめよ! 1984 | 5月8日
    • 円)にはなるという意見もある。シカゴのニューベリー図書館の館長であるロレンス・タウナーは,「かつては一つの流行病にすぎなかったものが,20年もたたないうちに悪性の疫病となった」と述べている。

      運動には夕方が最適?

      ● 「減量したいのであれば,運動に最適なのは……夕方である。夕食前に激しい運動をすると二,三時間食欲が減退し,通常は1日の遅い時間には新陳代謝の機能が鈍るのにそれが速められるため,体はより多くの熱量を燃やすことになる」と,インダストリー・ウィーク誌は述べている。その記事は,走るのに最適なのも夕方であろうと述べ,朝にジョギングをする人が午後に走る人より被害を受けやすいことを示す研究に言及した。その理由はどこにあるだろうか。1日の遅い時間になると筋肉組織が十分に伸び,より多くの体液が足を保護するのである。

      新しいネズミ取り

      ● 現在用いられている毒物に対する抵抗力を持った「超強力ネズミ」の個体群が現われて以来,科学者たちはネズミを取るための新たな方法を模索してきた。そして現在,神経インパルスの伝達を鈍化させて麻ひと死をもたらす薬,ブロメタリンを使う手を思いついた。わずか1回の投与でその毒物は,抵抗力の強い種に対しても90%以上有効であることが実験から判明している。ネズミはブロメタリンを注入されたあとも二,三日は死なないので,ほかの毒物の場合とは違いネズミは回避の方法を学習しないと科学者たちは楽観している。一方,中国の科学者たちは,「電気ネコ」― ネズミがその小さな針金をこする度に電荷を励起させる装置 ― を作り出した。この装置には98%の殺鼠率があると言われる。

      事態を悪化させる

      ● ヘルペスができた人々のためのデートクラブが数多くの大都市に誕生しているが,これは実際には有害なものかもしれない,と医師たちは述べている。「デートクラブが宣伝しているような,『一度かかってしまえば,その後いくら病原菌にさらされても変わりはない』という一般的な考えには医学的な根拠がない」と,二人の医師がJAMA(アメリカ医師会ジャーナル)に寄せた手紙の中で書いている。

      手術にもかかわらず長寿

      ● 米国の女性は平均すると男性よりも7年長生きする。「しかし」,とパレード誌は述べ,「手術を受ける10人の患者のうち少なくとも6人は女性である。さらに,米国内で最も頻繁に行なわれた十の手術のうち,半数はもっぱら女性に対するものであった」と付け加えている。

      病める「ゲーム」

      ● カナダと米国の幾千人もの大人を「無血の戦闘の魅力」によって引きつけているあるゲームについて,これは「病める,ゆがんだ,異常で幼稚なもの」だと評する人がいることを,トロントのグローブ・アンド・メール紙が伝えている。「生き残りゲーム」と呼ばれるこのゲームでは,競技者たちが二チームに分かれ,各チームは約1㌔離れた所に銘々の陣地を設ける。その目的は,相手チームの旗を奪い,「殺される」ことなくそれを自分の陣地に持ち帰ることである。「殺害」は,衝撃に遭うと飛び散るさまざまな色合いの絵の具が入った小さな球を炭酸ガスで発射する,本物そっくりの銃を用いて行なわれる。このゲームを推奨するカナダ人のジェラール・キャンベルによると,「市場は戦闘地帯」と考えられるので,ある会社は自社の販売員にこのゲームを義務づけてさえいるという。グローブ・アンド・メール紙はこう伝えている。インタビューを受けた人々は「会社に対し,25を過ぎた人が,人を射殺する真似をして森の中を走り回るのは気違いじみたことだ,と口先では言っているが,引き金を引いた時に球が相手の胸に当たり,敵の顔が驚きでゆがんでゆくのを待ち,[また]観察することを学ぶ,と異口同音に語った」。

      『座ってばかりいる子供たち』

      ● 「走ることも跳ぶことも体を揺することも勧められていない子供たちは,やがて自分自身と,自分の体を使う能力について自信を失う」と,オーストラリアのクイーンズランド大学で行なわれた調査の主催者の一人,ジョン・サンダース博士は語っている。「最近の子供たちは,学校に自動車でやって来ることが多く,先生たちからは座って静かに聞くようにと言われ,家に帰れば帰ったで親から座ってテレビの前で静かにしていろとまた言われる」。その結果多くの幼い子供たちは,適当に遊ぶ能力を失いつつある「座ってばかりいる小さな人」になってしまっている。

      活字の力

      ● テレビとビデオについては色々うわさされているが,ニュースや情報を取り入れる面で大半の人々がまだ活字に頼っていることを証拠は示している。ウィルソン・クォータリー誌によると,一定の日に米国内でテレビのニュースを見るのは大人の3分の1以下であるのに対し,1種類の新聞の少なくとも一部を読む人は68%,毎日2種類以上の新聞を読む人は12%である。また大人の約30%はニュース雑誌を1冊読んでいる。コミュニケーション学の教授であるロレンス・リヒティーは,テレビのニュースを「一種のショーにすぎない」と述べ,アメリカ人は「向こう数十年間,主に活字に頼りつづける」だろうと語っている。

      世界の金

      ● 歴史を通じて約8万9,000㌧の金が発掘されてきた,とコンプレスト・エアー・マガジン誌が伝えている。そのうち42%は公共の機関や金融関係者が保持しており,30%は装身具になり,11%は貨幣,および個人の所有する延べ棒となっている。

      再会する韓国の人々

      ● 韓国では1950年に同国で生じた戦争の時以来,幾百万もの人々が親族から引き離されてきた。韓国のテレビ局は,人々の顔や,彼らの身元を証明するポスターを映して,彼らが再会するよう援助している。その結果これまでに約2,000家族が再会し,幸福な結末で終わる,実話に基づいた感動的なドラマが何百本も放映されてきた。最初は単発の番組として予定されたが,行方不明の親族を捜すための援助を求める幾万もの人々からの非常に大きな反響があったため,連続番組となった。新聞や警察の登記所による以前の方法は概して不十分であった。北朝鮮の幾百万もの難民は,韓国に定住した際に名前を変えたり,幼い時に親族と離れ離れになったので姓を覚えていなかったりしたためである。非常に多くの韓国人の名前は同じように発音されるため,問題は一層複雑化している。

      中国の自転車

      ● 中国には他のどんな国よりも多くの自転車がある。その数は1億5,000万台を超える。自動車を持っているのは選ばれたごく少数の人々にすぎず,自転車が主要な輸送手段となっている。そして,他の国の車の場合と同じように,ある銘柄の自転車は格が高く,それを求める声が強い。ニューヨーク・タイムズ紙はこう述べている。「それは単なる俗物根性ではない。中国で造られる最高級の自転車と他の自転車には質において差があるからである」。昨年生産された2,400万台の自転車のうち約半数は,政府の規格から外れているとみなされた。そのため,傷のある,あるいは規格外の部品を使って造られた自転車を本物に見せたり,そうした自転車に偽のラベルを貼ったりすることが広まっている。同紙はこう述べている。「合法的な工場は不平をもらさなかった。くず物の部品を売ると,普通再利用の会社から得るわずかな収入よりも多くの金がもうかるからである」。

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