ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 注意深い生活は人生の陥穴を避ける
    ものみの塔 1956 | 8月15日
    • たちに全き確信を持つていましたが,このことはなおも続くべきです。若い男女は,生命についての質問や,自分の経験している変化の意味についての質問を父親や母親に尋ねるべきです。子供たちは正しい答を頂ける,と期待しています。鳥や蜜蜂や,花についての物語をして生命のことをいい加減に説明するのでは不十分です。子供たちには,もつと多くのことを教えねばなりません。いまや子供たちには生命の基礎的な事柄に関して教えつづけるべきです。両親は,この重大な知識を与えるように神より任命された者です。年少者はそのことを期待しており,あなた方,父親と母親から教えて頂く資格を持つているのです。この中には,異性に対する正しい振舞ということも含まれています。同じように,人間ではなくヱホバ神の設立し給うた道徳律に対する尊敬も含まれています。子供が大きくなつて,結婚のことを考えるようになると,両親は再び子供たちに教えなければなりません。そして,結婚配偶者を正しく選ぶ時に,何が必要であるかを息子や娘が理解できるようにします。この事柄に関するヱホバの規則は明白です。そもそも結婚の選択ということから規定されているのです。アブラハムは自分の息子イサクの結婚配偶者を選びましたが,現在の両親もアブラハムと同じくらいに心遣いを為すべきです。このことに関して,イサクは神を恐れる父親に尊敬を示しました。彼はカナン人とその若い娘たちの中に生活していましたが,その一人としてイサクの配偶者に考えられなかつたのです。カナン人はヱホバとの契約関係に入つていなかつたからでした。パウロはこれと同じ正しい原則をクリスチャンたちに述べています。つまり,「ただ主にありて結婚せよ」ということです。この世の人を結婚配偶者にして,夫婦という密接な関係を持つ生活をしながら,どうしてこの世から離れ続けることができますか。―創世 24:3,4,37。コリント前 7:39,新世。

      25 (イ)聖書中では,独身はなぜ高く評価されていますか。どんな条件の下ですか?(ロ)どんな行を避けねばなりませんか。

      25 聖書は独身の重要性を強調している故,独身はより勝れた事柄です。パウロはこう説明しています。『未婚の男子は,主のことに心をくばつて,どうかして主をよろこばせようとするが,結婚している男子はこの世のことに心をくばつて,どうかして妻を喜ばせようとして,その心が分れるのである。』独身というより勝つた事柄を選ぶ者は,純潔が要求されていることに留意しなければなりません。青年男女で制慾の生活をすることができないなら,パウロは次のように諭しています,『しかし,もし自制(独身のたまもの)することができないなら,結婚するがよい。情の燃えるよりは,結婚する方が,よいからである。』(コリント前 7:32-34,9,新口)10歳台かまたはそれよりも年上のそのような若人は王なるキリスト・イエスの将来の子供たちです。そして,異性に対する彼らの振舞は,清いもので非難のないものでなければなりません。この世の人々が大酒に耽り,男女の愛撫を行つているかといつて,若きも老いたるものも,ヱホバの僕が気を弛めて同じような堕落した行をしても良い,というわけではありません。そのような行をする終りは何か,ということをいつも留意すべきです。度を越して酒を飲んだり,食べ過ぎたりするなら,感覚は鈍くなり,誘惑に屈します。男女の愛撫は,性の衝動を起します。そのような欲望を,間ちがいにも度を越してなすなら,たいへんな不道徳を行うようになります。神を恐れる人々は,神を認めぬこの世の行をいたしません。両親は,人生についてのこれらの基礎的な事柄を子供たちにはつきり理解させるだけでなく,陥穴についても警告すべきです。

      26 若いクリスチャンは,結婚をどう見なすべきですか。

      26 丁年に達するまでには,青少年は結婚とその意味するものを明白に理解すべきです。今日行われている結婚の3分の1は,いろいろの理由のために離婚しています。しかし,それだから現在に見られるように,結婚ということを軽々しく取上げるべきではありません。姦淫以外の理由で配偶者を離婚して他の者と結婚することは,結婚についての神の契約を破るものであり,神によろこばれません。『すべて不品行な者汚れたことをする者は……キリストと神の国をつぐことができない。』青年男女が,神の御意に一致する結婚をするため,人生についてのこれらの事実を良く知ることは大切です。結婚したクリスチャンは結婚の状態を保ち,聖書的な取極めに対して正しい尊敬を示す,ということを彼らは認識します。『すべての人は,結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は,不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。』― エペソ 5:5。コリント前 6:9,13。ヘブル 13:4,新口。

      結論

      27 心をよろこばすどんな機会が両親に与えられていますか。

      27 今日の両親は,神の標準にかなうと共に神の是認をうける仕方で子供を育てる,というすばらしい機会を持つています。これよりも大きな相続財産はありません。正しく子供を育てた両親にとつて,大人に生長した自分の子供たちが全能の神の奉仕に参加しているのを見るのは,恐らく最大の幸福でありましよう。

      28 若い奉仕者の一番大切に重んずる望み,もしくは目標は何ですか。新世社会内の彼の地位は何ですか。

      28 正しく教えられ,訓練されてこらしめを受けた年少者は,今日たしかに新世社会内にいることでしよう。彼らは,両親や,会衆やなかんずくヱホバとその従順にして忠実なる王なる御子キリスト,イエスに,たしかに誉を捧げる者たちです。若い奉仕者たちは,古い世の物質主義とか,地的な成功および欲望などに注意を惹きつけるあらゆる行や教えを避けます。それらは,敵のしかける陥穴以外の何ものでもありません。全く,独身であろうと結婚していようと,若い人々が一番大切に思んずる望みは,ブルックリンでのベテルの奉仕か,ものみの塔協会支部のベテル奉仕,あるいはギレアデ卒業生として外国の任命地かまたは他の任命地で全時間奉仕すること,それとも全時間の開拓者奉仕をすることでありましよう。ヱホバのクリスチャン奉仕者であることは,今日訓練されている年少者の持ついちばんすばらしい地位です。これは永遠の生命に導くものであり,これにより他の者たちも永遠の生命を受け,そして一番良いことは生ける神ヱホバの祝福を得ることができます。あなた方,今日の若い奉仕者よ,明日の円熟した忠実で忠節な僕になり,かつヱホバの新世社会の代表者になつて,ヱホバに讃美を捧げなさい!

  • その26 アジヤと太平洋地域での拡大
    ものみの塔 1956 | 8月15日
    • ヱホバの證者の近代歴史

      その26 アジヤと太平洋地域での拡大

      世界で最大の大陸であるアジヤは,尨大な土地を擁しています。この地域に住む12億7200万人の住民へのヱホバの証者の伝道成果は,どんなものでしょうか。伝道の進歩は遅々たるものでしたが,しかしたしかに進歩しています。アジヤは異教のはびこつている土地です。また,東洋文明の発祥地でもあり,モハメット教,ヒンヅー教,仏教,孔子の教えが根強い地盤を持つています。このために,多くの人々の心は,筆舌に尽しがたい複雑な入り乱れた状態になつています。アジヤの人々は,伝統と昔からの民俗習慣をよく守り,西洋の人々の目から見て,どんなに不合理であり,理くつに合わないものであろうとも,東洋の人々は,たしかめずに事実として受け入れる傾向があります。東洋の複雑な言語は,バベルにおいて,言葉が乱され,各言語がその困乱の状態から派生してきたかをよく物語つています。アジヤの人々は,より良い,簡単な新しい方法があつても,なかなか受け入れようとはしません。そして改宗を忌み嫌い,他人から授助をさしのべられるのを好みません。沢山の人々はなおかつ非現実の世界に住み,現実の生活の事実を直視しようとしません。偶像崇拝先祖崇拝がひろく行われ,(また罪という観念がない為に,道徳上の抑制する力が弱く)不道徳が甚しく,そのためアジヤ人の精神水準は極めて低く,動物と大差ない生活を送つているものも少くありません。サタンこそ,これらの尨大な大衆をかくも低い精神状態に追いやつている者です。しかしながら,これらの土地にも,ヱホバ神は,正直で謙遜な民を有しておられ,いま,ヱホバの証者により,集められつつあります。

      1942年,ヱホバの証者の伝道の業は,この広大なアジヤの大陸で,殆んど行われておりません。その年に,406名の活潑な伝道者が報告していましたが,それは,殆んどインド又はその近辺の土地においてでした。戦争中,日本の伝道の業は禁止されていました。1947年の3月から5月まで,協会の会長は,書記と共に,極東,中東,近東方面の大規模の旅行を行い,アジヤの地にいる証者を訪問しました。これら各種の国々の訪問中に,宣教者の家の設立についての取極めがなされています。まず1947年には,僅か17名の宣教者が派遣されていましたが,1955年までに,186名の宣教者がアジヤの18の国々の各地で働いていますが,そのなかには,日本も含まれています。言葉は大きな障害ですが,宣教者は一生懸命に勉強し,その国の言葉で人々と話を交わせるように努めています。アジヤの活潑な伝道者数は,1942年には406名で

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする