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世界展望目ざめよ! 1983 | 11月8日
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肉を一番多く食べる国
● 現在肉の消費量のトップを占めているのはニュージーランドで,昨年の一人当たりの肉消費量は103.9㌔であった。2位はアメリカ合衆国で一人当たり100.8㌔,次がカナダで96.9㌔,オーストラリア96.3㌔,そして英国で70㌔であった。報告によると,ニュージーランド人の赤身の肉の消費量が著しく増加したというのではなく,多くの国々,とりわけ米国とオーストラリアにおける赤身の肉の消費量が減少したのである。調査の対象になったのは牛肉,子牛肉,豚肉,マトン,ラム,および鳥の肉で,魚は含まれていない。
ソビエトの厳重な取り締まり
● 現在のソビエト首脳陣が政権を執ってから,「スターリン時代以来見られなかった規模の法と秩序を正す運動が盛んになった」と,インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。無断欠勤を抑制するために自警団員(「限られた職務を代行し,警察の支持を約束されている共産党員」)が,「映画館から公衆浴場に至るまで,ほとんどあらゆる公共施設に派遣され,仕事をサボッている者たちを捜査した」。その記事によると,ある浴場で真昼に取り締まりが行なわれ,1回で「高位の官僚を幾人か含む何百人もが」捜査網にかかった。「彼らは自分がデスクを離れている納得のいく理由を提出することができなかった」。捕まった者たちの名前は各々の上司のもとに送られた。同記事によると,「無断欠勤が危険になったので,食物を買う際の長い列は目立って短くなり,朝の理髪店は混雑しなくなり,モスクワ市内のバスに乗ると快適な気分さえ味わえるようになった」。
応戦する植物
● 世界の植物の中には,以前考えられていたほど無防備ではないものがあると,研究者たちは言う。例えば,中央アメリカにあるオンパレーというつる植物は,卵を産みつけるウラニヤというガに対抗する手段を備えている。その卵がかえって生まれてくる幼虫はこのつるの葉だけを食べる。しかし害がひどくなり過ぎるとこの植物はその液汁の中に毒物を出して,その昆虫たちがもっと住みよい地域に移動せざるを得ないように仕向ける。5年ほどしてガが戻って来る時はその毒物はなくなっている。
同様に,アフリカのセレンゲティ平原の草も,動物たちがこれを食べ過ぎると,シリカの生産量を増やす。そのために草は非常にそしゃくしにくくなり,動物たちは新しい牧草地を求めて去る。
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今生きている大勢の人々は決して死なない目ざめよ! 1983 | 11月8日
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今生きている大勢の人々は決して死なない
これはいいかげんな主張ではありません。このことを信ずる確かな根拠があります。
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