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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1969
塔69 4/15 230–231ページ

悪はいつまで続くか

エホバ神は悪を今日まで許してこられました。しかしエホバは悪の存在をいつまでも許されるのですか。

そうではありません。神が悪の存在を許されたのは,サタンによって提出された問題のすべてを解決するためであったからです。それで神は悪を終わらせる時をすでに定めておられます。聖書の記述者ダニエルは遠い昔,そのことについて述べました。彼は,「終わりはやはり定められた時に来る」と書きました。―ダニエル 11:27,新。

アダムの日以来今日に至る約6000年は,70年ほどしか生きない人間の観点からすれば,非常に長く見えるかもしれません。しかし神は期限を定めておられますから,この点について神の見方を理解するのは良いことです。預言者モーセは詩篇90篇4節(新)でエホバについてこう語りました。「あなたの目には,一千年も,過ぎ去ればきのうのごと(し)」。5歳の子供にとって1年は長い期間です。しかし60歳の人にとってそれはむしろ短く感じられるでしょう。同じようにとこしえに生きておられるエホバにとっては,1000年もわずか1日としか見えないのです。―ペテロ後 3:8。

こうして定められた期間だけ悪の存在が許されましたが,これをわたしたちに対する不当な処置と見てはなりません。エデンにおいて神が反逆者すべてを直ちに滅ぼしたなら,わたしたちは生まれることさえなかったでしょう。そして,神の建てる新しい体制下でのとこしえの命を受ける機会に恵まれることは決してなかったでしょう。神がご自分の寛容を早い時期に打ち切らなかったことによって,わたしたちには,今日生き,将来とこしえに生きる機会が開かれたのです。(ペテロ後 3:9,15)また神はこの期間を利用して,キリストによるあがないを備えられました。―ガラテヤ 4:4,5。

神はこの期間を用いて,「あわれみの器」を人類の中から選び取り,それを整えることをもされました。「あわれみの器」とは正義の政府を構成する人々をさし,その政府は新しい体制下の地上で永遠に生きる人々を治めます。この天の御国は人類にとって,なんとすばらしい祝福となるでしょう。この「あわれみの器」を整える間,神は大いなる寛容を示してこられました。神は邪な者たち,つまり「怒りの器」を忍ばれたのです。神はその者たちの滅びを猶予してこられました。なんのためですか。聖書は明瞭に答えています。「あわれみの器におよぶご自身の栄光の富を知らせるためであった」。(ロマ 9:22-24,新)神の御名が立証され,「怒りの器」である邪な者たちが滅び去るとき,そのことの栄光は,神の天の御国のものとなるでしょう。また,神が悪の存続をしばらく許されたことによって,普通では見ることのできない神の属性のある面が表わされました。それは神のあわれみと寛容です。これによって,わたしたちは,創造者に対する感謝の思いを深め,神にならいつつ,自らの人格を向上させることができます。―エペソ 5:1。

神がこれまで悪を許してこられたことによって成し遂げられた真に有益な事柄がもう一つあります。将来のいつか,神が物事を行なう方法について何者かが異議を唱えた場合,別の方法を試みることを,神が再び許す必要はありません。神から独立して物事を治めようとしたサタンと配下の悪霊および人間の6000年にわたる失敗の記録がすでに十分な答えとなっているからです。だれも,『機会が与えられなかった』とは言えません。『もう少し時間があったなら』と言える者もいません。これまでに許された時間によって,創造者に逆らう道が全く災いであることはすでに十分に証明されているのです。それで,宇宙の平和を脅かす反逆者が再び現われた場合,その者をすみやかに打ち砕いても,神は全く正当であるとされるのです。―詩 145:20。

エホバが現存する邪悪な事物の体制を滅ぼす時までに残された時間はあとわずかです。この残された期間は,わたしたちがエホバの側に立ち,『その心を喜ばせる』機会となります。(箴言 27:11)わたしたちがすすんでエホバの支配に服するなら,エホバはご自分の新しい体制の下でのとこしえの命をもってわたしたちを祝福してくださるでしょう。これを受け入れるかあるいは退けるかは,わたしたち一人一人が決定しなければなりません。―申命 30:19,20。

神に従うことは,実際のところむずかしいことではありません。エホバがわたしたちをはるかに上まわる知恵をもっておられ,また,愛の神であられるゆえに,すべてをわたしたちの益のためにしておられることを理解していれば,わたしたちは何事においてもエホバに従うでしょう。そして重大な事態に面する時でも,あるいは日常生活に関係した事柄においても,エホバの御心にことごとく従おうと願うようになります。忠実な神のしもべは常にそのように考えてきたのです。(ダニエル 3:16-18。詩 119:33-37)1世紀のそのようなしもべたちのある者は,高等法廷に立たされた時にも,「わたしたちは,支配者として人間より神に従わねばなりません」と語りました。―使行 5:29,新。

エホバは今日,忠実なしもべたちを用いて,ご自分の名と目的を全地に宣明させておられます。(マタイ 24:14)このわざが御心にかなうまで果たされた時,エホバはご自分の全能の力をサタンに示し,サタンおよびすべての反逆者を打ち砕いて今日の邪悪な体制を終わらせます。こうして,エホバは宇宙から悪を一掃し,正義の新しい体制への道を開かれます。―ペテロ後 3:13。

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